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できればやめておいた方がいいNGメッセージってあるの?席札に書くメッセージ問題
結婚式当日、主役である新郎新婦はゆっくりゲストと話をする時間がとれないもの。当日出席してくださったゲスト一人ひとりに丁寧に御礼や挨拶をしたいところですが、実際は難しい…、それならその伝えたい気持ちやおもてなしの意味を込めて「席札メッセージ」を書くのはいかがですか?受け取る側としては、手書きメッセージはとても嬉しいですよね♡
以前「みんなどんなメッセージを書いてるの?」という内容でメッセージの文例を紹介していますが、今回は書くのは避けた方が良い「NGメッセージ」をご紹介。配慮が足りないメッセージを書いてしまうと、ゲストにかえって不快な思いをさせてしまうこともあります。ゲストがあたたかい気持ちになるような席札メッセージを考えてみてくださいね。
事前にCHECK!できるだけ避けたい席札NGメッセージとは?
席札メッセージには、
✅出席してくれたことへの感謝の気持ち
✅楽しかった思い出
など、受け取った方が喜んでくれるような内容のメッセージを書きましょう。逆に、席札メッセージに書いてしまいがちなNGメッセージとはどんなものがあるのでしょうか?順に見ていきましょう。
堅苦しすぎるメッセージ
職場の人やあまり交流のない親戚に宛てたメッセージで書いてしまいがちなのが、ちょっと堅苦しい言い回しや内容のメッセージです。
例えば、会社の上司に宛てた次のようなメッセージですが、どのような感じがしますか?
本日はご多用の中 ご出席いただき誠にありがとうございます
まだまだ未熟者ではございますが より一層気を引き締めて励んでいきたいと思います
今後もご指導ご鞭撻をお願い致します
こちらのメッセージ、礼儀正しく当たり障りのない文章で、決して間違っているわけではありません。しかし、かしこまりすぎて、いかにも定型文のような味気なさを感じませんか?受け取ったゲストも「書くメッセージがなかったのかな…」という残念な印象を持ってしまうかもしれませんよね。
ただ、普段めったに話す機会のない会社の社長に宛てて、非常にかしこまったメッセージを書きたい場合は、このような礼儀正しいメッセージもOK。そうでない場合は、もう少し自分の言葉を入れて、心のこもった文章が書けるといいですね。中間部分にゲストの方とのエピソードを入れると、定型文のようになるのを防ぐことができますよ!または、社長や上司は主賓の挨拶や乾杯の挨拶などをお願いするケースも多いですよね?結婚式当日はゆっくりとお礼を言う時間がないので、席札メッセージで一言お礼を伝えるのもいいですね。
過去のトラブルを思い出させるメッセージ
長年お世話になった方やずっと仲の良い友人とは、良い思い出だけではなく、苦しい思い出や悲しい思い出もありますよね。
では、下記友人に宛てたメッセージを読んでみてください。どのような印象を受けますか?
今日は結婚式に出席してくれて ありがとう
小さい頃からケンカばかりしていた私たちだけど 大学生のときはひどいケンカをしたね
またご飯を食べに行こうね
今まで一緒に過ごしてきた中で、一番印象に残っている出来事が「ケンカ」というネガティブな思い出だったのでしょうか?受け取った相手は「もしかしたら、あの時のことをまだ根にもっているのかも?」と思って気にしてしまうかもしれません。
短くまとめないといけない席札メッセージに、過去のトラブルや嫌な思い出をわざわざ書く必要はありません。ゲストへの感謝の気持ちやポジティブな思い出をつづり、読んだゲストも楽しい思い出を懐かしんだり、心が和む内容にしたいですね。
文章を長引かせるためのメッセージ
席札メッセージは、それぞれのゲストに対して文章量を同じぐらいにするのが理想的です。ただ、ゲストによっては、過去の思い出が次々と浮かんでメッセージを書きやすい方もいれば、その逆で付き合いが浅かったりでメッセージを書きにくい方がいらっしゃるのも事実。だからといって、無理に文章を長くしたことが伝わってしまうメッセージはNGです。
例えば、親戚に宛てた次のようなメッセージを見てみましょう。
今日は 遠くから来てくださりありがとうございます
私も叔母さんのようにおいしい料理が作れるようになりたいです
料理が上手になるように頑張ります
同じような内容の文章を繰り返しているのがわかりますね。これでは、「話題がなかったのね…」と思われてしまうかも。書くことがないからといって無理に文を長くしたり、似た内容の文を繰り返したりしないようにしましょう。
自分が忘れている思い出もあるかもしれないので、どうしても内容に困ってしまったら、ご両親やご家族に、その方がどんな方で自分とはどんな接点があるのかなど伺ってみるものいいかもしれませんよ。
慶事で避けるべき言葉を使用していないかCHECK!
ご紹介したNGメッセージの他にも、基本的なマナーとして知っておきたいのは、結婚式などの慶事で使ってはいけない言葉や言い回し。席札メッセージ以外にも、招待状や席次表などでも使用しないように細心の注意を払いたいので、しっかりおさらいしておきましょう。
忌み言葉
忌み言葉は「不幸」「不吉」「別れ」を連想する言葉です。
例:切る、別れる、去る、帰る、戻る、離れる、終わる、失う、など
重ね言葉
言葉を繰り返すことで再婚を連想させるのが重ね言葉です。
例:再び、ますます、わざわざ、重ね重ね、再度、たびたび、など
読点、句点
読点(、)や句点(。)は「終わり」や「区切り」を感じさせます。空白「 」を使ったり行間を調整したりして書きましょう。
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席札自体にもこだわってみる♡
結婚式の記念に…と席札を大切に持ち帰るゲストも多くいらっしゃいます。実際、家族で結婚式に参加した後、手書きのメッセージが嬉しかったから…と、受け取った家族全員分の席札メッセージを大切にファイリングして保管しているという方の話を聞いたことがあります。
それなら、席札メッセージとともに、おもてなしの気持ちも込めて席札自体にもこだわってみませんか?インスタなどのSNSには、卒花さんたちからの参考になる席札DIYアイデアがあふれているのでお二人で挑戦してみるのもいいし、オーダーして作る席札もプロならではのデザインの豊富さや高級感ある仕上がりで安心です。お二人らしいこだわりの席札をご準備下さいね♡
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席札メッセージは、これまでの感謝の気持ちを伝えるためのもの。内容に悩んだときは、メッセージを書くゲストの方を思い浮かべ、良い思い出を振り返ってみましょう。感謝の気持ちを表す自分ならではの言葉が見つかるはず♡どうしても内容に困ったら、メッセージの文例集を参考にしてみるのも一つの手。席札メッセージを読んだゲストの方が、あたたかい気持ちになるような特別なメッセージを考えてみてくださいね。
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