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WEB招待状でも付箋って使える?知っておきたい活用法をご紹介
結婚式の招待状を作成するとき「受付をお願いしたい」「遠方ゲストに宿泊のご案内をしたい」など、特定のゲストだけにお知らせしたい連絡事項がありますよね。この時に使えるのが付箋(ふせん)と言われるメッセージカード。
紙招待状の場合は、ゲスト毎に封筒に同封して送ればよいのですが、WEB招待状でも同様のコトが可能です。この記事では、WEB招待状での便利な“付箋”の使い方をご紹介します。
そもそも付箋ってなに?
紙の招待状で使う“付箋”とは、特定のゲストにだけご案内したい内容をピンポイントでお知らせするためメッセージカードのようなもの。
たとえばこんなケース
- 受付や祝辞など当日の役割のお願い
- 挙式への列席依頼
- 写真撮影への参加依頼
- 宿泊先のご案内
紙招待状はすべて同じ内容を印刷するため、個別のご案内は別添えのカードで行うというわけです。
最近ではリクエストカードとも呼ばれていて、見た目もおしゃれにこだわるカップルさんが増えています。
付箋とは、知ればナットクの合理的かつスマートなアイテム。WEB招待状でも、この“付箋”的なことができるのか、次にご紹介していきます。
WEB招待状でも使える!
ズバリ、WEB招待状でも“付箋”のように相手にあわせて内容を送り分けることは可能です。一般的なWEB招待状サービスの機能ではどんな方法があるのかをご紹介します。
CHECK
ただしここで注意したいのがWEB招待状サービスによって使えるor使えない機能がまちまちということ。まだどのサービスを利用するか検討中のお二人は、このあたりも選定のポイントに加えてリサーチしてみるのもいいかもしれません。
ケース①デザインの送り分けができるWEB招待状を利用する
WEB招待状サービスの中にはデザインを作り分けることができるものがあります。同じ招待状を何十部と印刷する紙とは違って、送り分けたい内容ごとに招待状を作成するイメージです。
1つのアカウントで複数の招待状デザイン・文面を作成することができるため、受付お願い用、挙式列席依頼用…などパターンを作成し送り分ければ、個別に案内することができます。
また、サービスによっては「備考欄」や「挨拶文」で個別のメッセージを設定できるものもあります。
ただし、作成できるデザイン数に制限があるケースも多いので要注意。
POINT
- 招待状のデザインそのものを送り分ける
- 利用するサービスに制限がないか要チェック
ケース②付箋機能が使えるWEB招待状を利用する
一番スムーズで時短なのが、指定したゲストだけに文章を追加できる「付箋設定」という機能があるWEB招待状サービスを利用すること。
たとえばファルベのWEB招待状は、受付や乾杯、写真撮影などなどあらかじめよくある付箋利用シーンのテンプレも用意されていてかなり便利。さらには、画像を表示することもできるのでビジュアルも優秀です。
設定した付箋の送付先をグルーピングして送信するだけ、気軽に送り分けができるのでおすすめです。
POINT
- 指定したゲストだけに文章を追加できる
- 招待状を別々に作成する必要がないので便利&時短
ケース③LINEやメールで個別にメッセージ送信
WEB招待状をゲストにお届けする際にはLINEやメールなどで送信しますが、この時にメッセージとして連絡事項を添えるという基本の方法もあります。
WEB招待状の中でアナウンスできない場合は、LINEやメールで個別にお伝えしましょう。
CHECK
そもそもWEB招待状のURL送付時にはメッセージを添えて送信するのがマナー。
受付や祝辞など依頼ごとの場合は、付箋機能を使う・使わないに関わらずメッセージでもお願いの一文を添えるようにしましょう。
シーン別に文例をご紹介
個別にご案内することが多いシーンをピックアップして例文をご紹介します。
挙式案内
誠に恐れ入りますが
挙式にもご列席賜りたく
当日は○時○分までに お越しくださいますようお願い申し上げます
写真撮影案内
誠に恐れ入りますが
集合写真の撮影にもご列席をお願い致したく
○時○分までにお越しくださいますよう 宜しくお願い申し上げます
親族紹介の案内
誠に恐れ入りますが
当日は親族紹介を予定させていただいておりますので
○時○分までにお集まり下さいますよう お願い申し上げます
【受付】をお願いする文例
誠に恐れ入りますが
当日 受付係をお願いいたしたく
○時○分までにお越しくださいますようよろしくお願い申し上げます
【乾杯の挨拶】をお願いする文例
誠に恐れ入りますが
当日 乾杯のご発声を賜りたく存じます 何卒宜しくお願い申し上げます
【スピーチ】をお願いする文例
誠に恐れ入りますが
当日 披露宴にて一言お言葉を賜りますようよろしくお願い申し上げます
付箋を使う前に知っておきたいこと
受付や乾杯の挨拶など役割をお願いする場合は、WEB招待状の文面やURL送付時のメッセージでいきなり依頼してしまうのはタブーです。
お願いごとの場合は必ず事前に連絡を
付箋は”改めて”お願いするためのもの。必ず事前に口頭でお願いして承諾を得てから招待状に添えるようにしましょう。
注意点
招待状でのいきなりの依頼はNG!
送付前に必ず依頼→承諾を得た上で、改めてお願いするようにしましょう。
まとめ
WEB招待状を送る時に、便利に使える「付箋(ふせん)」「送り分け」機能についてご紹介しました。
ゲスト全員に対して送る内容の他、個別にお知らせしたい内容はLINEやメールでお送りしてももちろんOKですが招待状の中にも記載してあると特別感がアップしますよね。招待状サービスを比較検討する際に、このポイントにも注目してみてはいかがでしょうか。
結婚式のおもてなしは招待状からはじまっています。ゲストに「出席するのが楽しみ!」とわくわく感をもってもらえるような素敵な招待状にしてくださいね。