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招待状、自分で作る派?プロに頼む派?本当にお得なのはどっち?
結婚式が決まったらまず準備するマストアイテム、招待状。
そんな招待状を手配する2つの方法、“自分で作る” or “プロに頼む”。いったいどちらがお得なのでしょうか?
それぞれの手配方法のメリット・デメリットを分かりやすくまとめました!
まずは自分の環境を理解する
“自分で作る”か“プロに頼む”か…を悩む前に、まずは招待状を手作り出来る環境が整っているかどうかを確認しておきましょう。
◎PC
招待状を手作りする際の必須アイテムです。
招待状のデザインや文章のデータを作成する際には必ず必要になります。さらに、ネット回線に繋がっていれば、招待状作成ツール(テンプレートなど)をダウンロードして使用することが出来るため、さらに便利です。
〇プリンター
こちらもPCと同じく招待状を手作りする上で必須アイテムになります。
ただ、自宅にプリンターがない場合は、印刷業者へ注文したり、「ビジネスコンビニ」と呼ばれるPCとプリンターを貸し出ししてくれる店舗へ足を運んで印刷を行うという方法もあります。
△PC知識&技術
“自分で作る”となるとPCに不慣れな方は心配になるかもしれません。ただ、最近では簡単に作成できる招待状作成ツール(テンプレートなど)が豊富にあり、手軽にネットでダウンロードして使えるので、詳しいPC知識や技術がなくても気軽に手作りが可能になっています。
招待状が出来るまで
ここで、招待状が出来るまでに必要な工程をピックアップしてみます。
① 材料(紙・封筒など)を揃える
② デザイン・文章等のデータを作成する
③ プリンター等で印刷する
④ 宛名書き&封入作業を行う
⑤ 発送する
ざっとこの5つに分けてみました。これをふまえて“自分で作る” or “プロに頼む”、それぞれのメリット・デメリットを考えていきます。
“自分で作る”という方法のメリット&デメリット
招待状を“自分で作る”場合、基本的に①~⑤すべての工程を自分で行うことになりますが、様々なパターンがあります。
例えば、①の材料(紙・封筒など)をそれぞれ一から揃えたり、②のデザインも自分ですべてオリジナルで作成する“こだわり派手作り”もあれば、①の材料すべてがひと揃い入ったキットセットを購入し、②はテンプレートをダウンロードして作成する“お手軽派手作り”もあります。
「DIYは苦手だけど…手作りをしたい!」という方には、簡単に出来る“お手軽派手作り”がおすすめです。
メリット
低コスト
式場等で注文する場合に比べると、格段に安く準備出来ることが多い。
オリジナリティが出せる
素材からデザインまで全て自分で選べる為、バリエーションは無限大。
デメリット
手間と時間がかかる
“こだわり派”も“お手軽派”も、プロに頼む場合に比べるともちろん手間も時間もかかる。
完成度
キットを購入せずにすべて一から自分で準備した場合は特に、完成度が低くチープな仕上がりになってしまうことも。
逆に高コストに
こだわり過ぎてしまった場合、逆にプロに頼んだ時より高くなることもある。
“プロ:式場に頼む”という方法のメリット・デメリット
招待状を“プロに頼む”場合、①~③の工程をプロが行い、④~⑤の工程を自分で行うことになります。
式場でデザインを選び申込書に記入をすれば、印刷まで全て行った状態で招待状が届きます。また、追加で④宛名書き(筆耕)も注文出来る式場もあるのでぜひ確認してみましょう。
メリット
一番手間がかからない
ほぼすべての工程を式場で行って貰えるので、一番手間がかからない。「忙しくて時間がとれない…」という方には特におすすめ。
式場オリジナルデザイン
式場によっては、そこでしか注文出来ないオリジナルデザインがある場合も。
デメリット
高コスト
一番手間がかからない分、価格設定も一番高い場合が多い。
種類が限られる
式場にもよるが、“自分で作る”場合や“外部業者に頼む”場合に比べると選べる種類が少ない場合が多い。
“プロ:外部業者に頼む”という方法のメリット・デメリット
“プロに頼む”場合、式場ではなくペーパーアイテムなどを扱う外部業者に頼むという方法もあります。最近は店舗で販売している業者やインターネットで気軽に注文出来る業者も多く、バリエーションも豊富な為、とても人気です。
メリット
手間がかからず、比較的低コスト
式場で頼む場合と同じく、ほぼすべての工程を外部業者で行って貰えるので、手間がかからない。その上、式場で注文する場合に比べると低価格の場合が多い。
デザインが豊富
多くの外部業者がそれぞれにオリジナルデザインを用意しており、多種多様なデザインから選ぶことが出来る。
完全オーダー&セミオーダーが可能
外部業者によっては、ふたりオリジナルのデザインをオーダーすることが出来るところも。“自分で作る”より完成度の高いオリジナル招待状を作ることが可能。
デメリット
式場への最終チェックが必要
外部業者もプロなのでまず間違いはないが、式場ごとに特有の記載事項が必要な場合も。印刷開始前には必ず一度式場担当者に最終チェックを行ってもらう必要がある。
手作りとオーダーを掛け合わす
「DIYは好きだけど、PCがない…」
「オリジナリティを出したいけど、全部手作りするのはちょっと…」
という方におすすめなのが、今までご紹介した方法を掛け合わせるというもの。
招待状の作成は“プロに頼み”、そこに手を加えるという方法です。
例えば…
・オリジナルロゴスタンプを作成or購入し、招待状をアレンジする
・切手をオリジナルデザインのものにしたり、封シールをシーリングワックスに変える
・リボンや麻ひもを使って招待状や返信はがきを束ねてアレンジする
など、アレンジの仕方は沢山!
また、逆に招待状は“自分で作り”、封筒の宛名書き(筆耕)だけ業者に依頼するという方法もあります。
招待状を“自分で作る” or “プロに頼む” 本当にお得なのはどちらか?という疑問。
お得というと、金額だけに目が行きがちですが、必ずしも「安い=お得」と言えないのが結婚式のアイテム選びです。
なぜなら、100組の新郎新婦がいれば100通りの結婚式のカタチがあるように、ふたりにとってベストな招待状はそれぞれ違ってきます。
ふたりがおかれている環境や、希望する結婚式のカタチ、そして手作りをしたいのかどうかという気持ちや技術面など。すべてを考えた上で、ぜひおふたりにぴったりな準備方法を選んでみて下さいね。