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席次表のギモン!あの人の肩書は何になる?<ケース別>肩書まとめ
挙式まであと1か月ほど。ちょうどゲストからの結婚式の出欠のハガキの締め切り期限の頃。さぁ。席次表を本格的に準備しないといけません。その際にほとんどの人が頭を悩ます問題。それが「肩書き」なんです。
ゲストに失礼がないように基本的な肩書きのつけ方について把握しておきましょう。
肩書きをつける際に気をつけたい基本ポイント
席次表は、披露宴の会場で、ゲストの座る位置を記したもの。一般的には中央上部に高砂があり、新郎様側のゲストが左側で新婦様側のゲストが右側です。席次表に記載するお名前等に間違いがあると失礼になるので、しっかりチェックしましょう。
まずは新郎様側と新婦様側で表記を揃えること
たとえば、新郎様の来賓者は会社名・部署・役職まで入っているのに、新婦様の来賓者は「会社上司」だけでは失礼になります。ゲストのテーブル配置を決めながら、会社関係の方、友人、親族などでわけてリスト化しておくと安心。
会社名が入った来賓の肩書きは??
会社の上司や、お世話になっている来賓の方には、会社名・役職などを入れる場合も多いもの。
その際には(株)(有)など略字は使わないこと。
社長であれば「株式会社〇〇〇 代表取締役」「株式会社〇〇〇 社長」としっかり記載しましょう。
部署や役職をどこまで記載するかは、新郎新婦様で揃えるとスマート。「株式会社〇〇〇 新郎上司」または「新郎上司」のみ等と記載することもできるので、どのように記載するかはプランナーさんとも相談してみてくださいね。
また、会社名が長い!という方もいらっしゃいますよね。席次表を作る業者さんによっては、何文字までなど文字制限があるところもありますが、ファルベでは会社名もきちんとお入れしますよ(^^)お名前の幅に合わせて、ぎゅぎゅっと文字をスリムに。なかには会社名、部署、役職などで肩書が4行になる方もいらっしゃいます。
「同僚」は、新郎新婦様との関係で「友人」としたり、お勤め先によっては「会社」ではなく「職場」に変更されるのも◎
友人関係の肩書きってどうなるの?
学生時代の先輩・友人なら「高校先輩」「大学友人」などと記載します。こまかく分けずに「友人」だけでももちろんOKです。
親族の肩書きで迷うのは?
まずは、「父」「母」「兄」「姉」「弟」「妹」「祖父」「祖母」兄弟姉妹の配偶者は、「義兄」「義姉」「義弟」「義妹」となります。お子様は「甥」「姪」。これは問題ないですね(笑)
ちなみにゲストには基本的に敬称「様」をつけますが、父母、未婚の兄弟姉妹、同居の祖父母には身内とみなし敬称なしにされるケースも。ただ、最近の結婚式は身近な身内もゲストとしておもてなしするという認識もあり、両親以外は全員様をつけるなんてこともよくあります。
私たちファルベがご注文をお受けした場合は、指示がない場合にはお名前だけでは未婚・既婚・同居かどうかの判断ができないため、父母以外には、「様」をつけて制作します。制作後はデータ確認できるので、その時に敬称も確認してくださいね(^^)
また、結婚式をすることになり初めて知る人も多い、“おじおば”漢字問題。漢字が2つ出てきた!なんて焦らないでください~。ご両親より年齢が上なら「伯父・伯母」、年齢が下なら「叔父・叔母」となります。ちなみにいとこは、自分より年齢が上なら「従兄、従姉」、年齢が下なら「従弟、従妹」です。
また、それぞれ配偶者は年齢に限らず、血縁関係がある人に合わせます。
さらにいとこのお子様は「従甥、従姪」。
同じように祖父母の兄弟は、年齢によって「大伯父」「大叔父」「大伯母」「大叔母」となります。
その他、上記以上の関係性になってきたらすべて「親戚」でOK。
ゲストの配偶者やお子様の肩書きって?
来賓の書き方はわかるけど、ではその奥様はどうなるのでしょうか?
例えば会社の社長、柄本史郎様の奥様の場合は「榎本史郎様令夫人」または「同令夫人」。その逆ご主人様の場合は「〇〇様御夫君」「同御夫君」となります。
友人の配偶者で面識もある場合は、同令夫人と堅苦しい書き方をさけ、「友人」する場合も多いです。
ゲストのお子様は「同お子様」「〇〇様お子様」または、「同御子息」「同御令嬢」として、小学生くらいまでの子どもなら、敬称を「くん」「ちゃん」にします。
このあたりになってくると関係性に応じて悩むと思うので、上記参考にしつつプランナーさんに相談くださいね。
肩書きってなしでもいいの?
さまざまな会社の方や、親戚、友人など呼ぶので肩書が大変!という方や、肩書きってなんだか堅苦しい気がする…という方もいらっしゃいますよね。
肩書って絶対載せないといけないものなのでしょうか?
結論から言うと肩書きは無くてもOKです。
ゲストの方へのご案内がきちんとできて、漢字の間違いなどないように気をつけていれば、お二人のスタイルに合わせた席次表でOKなんです(^^)
堅苦しい肩書をさけ、ゲストを紹介するコメントを入れるのも素敵なアイデア♥
また紙の席次表の配布をしないで、ボードタイプで席を案内する“シーティングチャート”パターンを選ぶ方もいらっしゃいます。
披露宴やパーティーのスタイルによって選んでみてはいかがでしょうか。
ここでは、一般的な肩書きのルールをご紹介しましたが、敬称や肩書は地域の風習や結婚式場でのルールがあったりするので、担当プランナーさんに確認してみてくださいね。
席次表は、ゲストを席に案内するとともに、結婚式に参加したゲスト一人一人を紹介するツールでもあります。間違いが起こらないように、二重三重にチェックして丁寧に作りましょう(^^)