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こだわりの挨拶文で結婚式を盛り上げよう!例文や注意点も紹介
一生に一度の結婚式だからこそ、細かいところまでこだわった素敵な結婚式にしたいですよね。納得のいく結婚式にするためには、新郎新婦のウェルカムスピーチやプロフィールブックなどの挨拶文の内容も重要です。
スピーチや挨拶文にはある程度の形式があるので、オリジナリティあふれるスピーチや挨拶文は作成しにくいですが、言葉ひとつずつを丁寧に綴ると感謝の気持ちが伝わりやすくなります。
そこで今回は、こだわりの挨拶文を作成するヒントをお伝えします。例文や注意点も解説するので、スピーチの原案やプロフィールブックの挨拶文を作成する際にぜひ参考にしてくださいね。
結婚式でのスピーチや挨拶文の目的とは?
結婚式での新郎新婦によるスピーチやプロフィールブックなどの挨拶文は、招待したゲストへ、結婚式に参加してくれてありがとうという感謝の気持ちを言葉で伝えることが目的です。
結婚式に参加するために日程を調整してくれたり、きれいに装ってくれたりと、結婚式に参加するためにゲストは様々な都合をつけて来てくれます。そのため、まずは心からの感謝の気持ちを伝えることが必要です。
また、新郎新婦にとっては知り合いでも、知らない人同士が同じテーブルにつく可能性もあります。結婚をお祝いする気持ちは同じでも、最初は居心地が悪く感じるゲストも多いでしょう。
そんなときに気の利いたスピーチや挨拶文があると、場の雰囲気がなごんだり、ゲストの気持ちが盛り上がったりするので、スピーチや挨拶文は重要です。結婚式のホストとして、おもてなしの気持ちを忘れずにスピーチや挨拶文を考えましょう。
スピーチや挨拶文の流れと文例
どのような結婚式であったとしても、スピーチや挨拶文の基本の流れは変わりません。感謝の言葉に始まり、締めにもう一度感謝の言葉を改めて伝えるのが基本です。ここでは、スピーチや挨拶文の流れと文例を紹介します。
結婚式に来てくれたことへの感謝の言葉
まずは、結婚式に参列してくれたことへの感謝の言葉を伝えます。なんとか都合をつけて来てくれた方や、遠方から長時間かけて来てくれた方など、ゲストにも様々な事情があります。
ひとりずつ丁寧に感謝の気持ちを伝えたいところですが、時間も限られているので、精一杯心を込めた言葉を選びましょう。また、最近の世間の情勢などを交えても良いです。
文例
- 本日はご多用のなか 私達の結婚式にお越しいただき ありがとうございます
- 本日は北は北海道 南は九州からお集まりいただきましたこと 心より感謝申し上げます
- 新型コロナウイルスが猛威をふるうなかで 今日の結婚式に来てくださったこと 感謝の気持ちでいっぱいです
- コロナ禍のなかで結婚式を挙げるか ふたりで話し合い 悩みました しかし 皆様と直接顔を合わせることができ 本当に良かったと思っています
ゲストへのメッセージや現在の心境
感謝の言葉を伝えたら、無事に結婚式を挙行できた現在の心境を話しましょう。また、新郎新婦の出会いなどの経緯を組み込むのも面白いです。
文例
- 私たちは大学時代に同じゼミに所属していました 同じグループで作業をしているうちに ◯◯さんの一生懸命な姿勢に惹かれ より深く知りたいと思うようになりました
- こうして◯◯さんと結婚式を迎えられたことをまだ夢のように感じています 優しく朗らかな◯◯さんと一緒になれたことが幸せでたまりません
ふたりの抱負
これからどんな家庭を築いていきたいのか、どのように苦難を乗り越えていくのかなど、結婚生活への抱負を盛り込みましょう。
文例
- これからは互いに手を取り合い 幸せな家庭を築き上げていきたいと強く心に誓っております
- どんなことでもよく話し合い 困難も笑顔で乗り越える夫婦になりたいと思っています
締めの言葉
最後に、改めてゲストへの感謝の言葉を述べて、結びになります。未熟なふたりを応援して欲しいという内容も付け加えると良いでしょう。
文例
- 日頃から大切に思っている皆様をお招きできたこと 大変嬉しく思っております
- まだ未熟なふたりではありますが 皆様にはこれからも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りたく思います
- 至らぬ点もあるふたりですが あたたかく見守っていただければ幸いです
- 短い時間ではありますが ゆっくりおくつろぎいただき 私たちこだわりの料理を楽しんでいただければと思います
- 本日はご参列いただき 誠にありがとうございました
ロングメッセージになってもOK!
スピーチは短く2分程度にまとめるのが理想ですが、プロフィールブックなどの挨拶文は長くても歓迎されます。式場には余裕を持って来る人が多いため、待ち時間に手持ち無沙汰になりがちです。
挨拶文が長ければ、それだけ待ち時間も楽しんでもらえます。当日はすべての人に声をかけることが難しい場合もあるため、挨拶文で話したい内容を書いておくこともおすすめです。
挨拶文を書く際の注意点
結婚式で使用する言葉には、いくつかの注意点があります。知らないと、使ってしまいがちな結婚式に相応しくない言葉もあるので、しっかりチェックしておきましょう。 ここでは、挨拶文やスピーチの原案を書く際の注意点を紹介します。
忌語や重ね言葉は使わない
忌語とは、縁起のよくない言葉という意味です。不幸や別れを連想させる言葉のことを言います。例えば、「お忙しいなか」と書いてしまいたくなりますが、「忙」という漢字は「心」を「亡くす」という成り立ちをしているため、結婚式での使用は不適切です。「お忙しいなか」と伝えたいときには、「ご多用のなか」などと言い換えましょう。
また、結婚は一度きりのものなので、繰り返しを連想させる「ますます」「わざわざ」「はるばる」など、2回続くような重ね言葉も相応しくありません。同じ理由で「再び」「重ねて」などの言葉も避けたほうが良いでしょう。
句読点を使わない
結婚生活は、区切りなくそして終わりなく続いて欲しいものです。ですから、プロフィールブックなどの挨拶分に書く文章は、晴れの日の文章には区切りをつける句点「。」や読点「、」の使用を避けるようにしましょう。句読点がないと読みにくくなってしまうので、スペースを入れたり、改行を上手く利用したりするのがおすすめです。
プロフィールブックを活用しよう
こだわりの結婚式にするには、プロフィールブックも上手に活用しましょう。プロフィールブックとは、結婚式のパンフレットのようなものです。新郎新婦のプロフィールや馴れ初め、写真などが載っており、結婚式の待ち時間もゲストを楽しませることができます。
ここでは、プロフィールブックの活用方法について紹介します。
プロフィールブックは待ち時間のおもてなし
結婚式には、早めに到着する人がほとんどです。このため、式が始まるまでに30分程度の待ち時間があるゲストもいるでしょう。
そんなゲストにもプロフィールブックがあれば、待ち時間も楽しんでもらえます。プロフィールブックは、新郎新婦がゲストに贈る最初のおもてなしとも言えるのです。
ふたりの写真も添えると盛り上がる
プロフィールブックは、結婚式を盛り上げるアイテムとしても役立ちます。主役ふたりの小さい頃の写真やラブヒストリーがわかる写真などは、ゲストは見ていて飽きません。
「小さい頃から可愛かったのね」「ふたりでこんなところをデートしていたんだ」などと、それぞれのテーブルで話題にもなり、式がより盛り上がるでしょう。
ゲストへのメッセージを添えると喜ばれる
当日は、ゲストと長く会話する時間はとれないことが多いものです。このため、テーブルネームやプロフィールブックの席次表の肩書欄をメッセージのように使用するなどの工夫も喜ばれます。
例えば「新郎同僚」とだけ書くよりも、「部署内のエースで4番」というキャッチフレーズを追記するだけで、楽しいプロフィールブックになるでしょう。また、テーブルネームの裏にゲスト個人に向けて一言でもメッセージを書けば、新郎新婦の心遣いが感じられ、より盛り上がります。
おすすめプロフィールブック
こだわりの挨拶文で思い出に残る結婚式を
今回は、結婚式で新郎新婦が行うスピーチやプロフィールブックに記載する挨拶文について紹介しました。感謝の言葉に始まり、感謝の言葉で終わると覚えておけば、大きく外れません。個性的な挨拶文でも、結婚式に足を運んでくれた感謝の気持ちはきちんと伝えましょう。
なお、ファルベではこだわりのプロフィールブックを作成できます。ふたりの写真をたくさん使って作るオリジナリティあふれるものから、写真集のように上品でおしゃれなものまで取り揃えているので、特別なプロフィールブックを探しているなら、ぜひファルベのプロフィールブックを検討してみてください。
挨拶文の言葉ひとつまでこだわった、素敵な結婚式にしてくださいね。