友人知人こそ!アイテム制作や余興依頼でトラブルにならないためのケース別対策4つ
ゲストや結婚することを告げる方の中に、エンタメ系専門職の方はいますか?例えば漫画家、歌手、ダンサー、デザイナー、ネイルアーティスト…手作りのグッズを販売されている方もいるかもしれません。
結婚式の報告は、嬉しくてついテンションがあがりがち。特に親しい中なら、その場で盛り上がって予定になかった約束を結んでしまうことも…
ビジョンは結婚式を挙げることが決まる前から見えている
幸せな結婚式を夢見るのであれば男性女性年齢問わず、自分の結婚式当日のビジョンを描いたことがあるはず。
もし結婚式を挙げるなら、歌の上手なあの人に余興をお願いしたら感動的。話の上手なあの人にスピーチを頼んだらきっと盛り上がる。絵の上手なあの人にウェルカムボードを描いてもらったらきっと話題になる。
素敵な才能を持つ知人がいれば、想像するだけで夢が膨らみますよね。そんな花嫁さんが依頼後、直前になってから慌てないで済むポイントをケース別にご紹介します。
ケース1:複数から申し出があった
ウェルカムボードやリングピローなど、制作物系によくあるケースです。依頼していた方とは別に突然プレゼントしていただくことで発覚。想定外のことでびっくりする上に、新郎さんの親戚だったりすると気疲れしてしまう花嫁さんも。。
一番いいのはお話を受けた時点で希望をはっきり告げられること。ウヤムヤにしてしまうと「断りづらい方を使う」ことになってしまい、結果お二人にとって満足な式にすることが難しくなることに。
もし気にならなければ、挙式内で使わなかったアイテムもウェルカムスペースに飾って「式作りに参加してもらった」感じにするのも手。ウエルカムボード用のイーゼルをウェルカムスペースに2台立てたというお話もあります。
いずれにしても、申し出がある可能性のことを知っているだけで、うろたえないで済みますね。
ケース2:頼んだものが間に合わない
プランナーさんの提示された期限まで3ヶ月もあれば、半年前から伝えたし…どれだけ余裕を持って伝えても早すぎることはありません。
絶対お願いするのがわかっている場合は、他のゲストよりも早い段階で声をかけるのがポイント。結婚式の日取りが決まる半年から一年前には依頼をする方も。
約束の日が迫ってもなかなか連絡がない…でもどうしても結婚式に必要というものがあれば、サービスを利用することも検討。お金で解決できるものは解決できると気持ちを軽く捉え、その日1日をハッピーに過ごせるよう備えましょう。
アイテムによっては短納期でゲットできるものもあるので、期限が迫っている時は相談してみて。
ファルべの海外風ウェルカムボード
ケース3:イメージと違う
ふたりのイメージに合わせたデザインの結婚式小物はほとんどが一点もの。サイズ感や色、デザインのテイストがイメージと違って、びっくりするのもよくあるエピソードです。
とくにおめでたい席へのプレゼントとなると、頼む方も頼まれる方も「ちょっと驚かせたい」と思う気持ちから全容を伝えないまま食い違っていたなんてことも…そうならないためにはやはり内容をしっかり確認し合うこと。サプライズの演出には絡ませないのが安心です。
また、届いたものが大きすぎて(小さすぎて)スペースに合わない、平面だと思っていたら立体だったということも。
色は、カラーは、サイズは、名前を入れる場合は新郎新婦どちらから書いてもらうか、名前や漢字は合っているかなど。準備段階で確認しておけると共通認識ができて安心です。
ケース4:「お礼」が高い
絵画やイラスト、歌やダンスなど…色々な専門職の方に依頼するときの注意なのですが、想定よりもお礼が高額になるケースがあります。「こんなに仲のいい友人だから」と思っていても、「前に頼んでくれた人と同じにしたい」「ちゃんとプロとして責任を全うしたい」「材料代がかかってしまう」などそれぞれですが、中にはご祝儀やお車料が丸々飛んでしまったという例も。
誰かに何かをしてもらう場合、そのほとんどが材料費が必要だったり、制作や練習の時間を必要とします。でも、頼む方はできるまで待っているので準備してくれている間のことは忘れがち、、その方がどんなボリュームでどんな作品やパフォーマンスをしてくれるかわからない場合、ある程度気持ち(とお金)に余裕を持っておくのも必要です。
逆に「お礼はいらないよ!」と言ってくれる方も。友人への贈り物だと、受けてくれた方からはお金のことを言い辛いかもしれません。そんな時もお二人から気を利かせて何か気持ちの品を贈ったりお礼をお渡しできるとスマートですね。
結婚式は関わる方すべての共同制作と心得る
新郎新婦をはじめ、プランナーさんやゲストたくさんの方の参加要素をもって、たった一度の大舞台は完成します。ただ、自分一人ですべてが完結しないからこそ想定外のことが起こるのも仕方のないこと。その時、ただうろたえるか「そうきたか」と次の一手を打てるかは新郎新婦さんの冷静さにかかっています。
その瞬間をお互い気持ちよく楽しく、素敵な思い出にするために、できる準備は打って、あとはどっしり構えその日を迎えられたらと思います。
皆様のBIG DAYが最高の一日でありますように!