みんなの幸せを灯りに込める参加型のキャンドルを使った演出方法
ウェディングプランナーが、ウェディングの演出プランでおすすめしているのが「キャンドルリレー」。日本でも最近、幻想的でロマンチックな演出だと定着しつつあります♪
もともと欧米から伝わった演出ですが、このキャンドルリレーには素敵な言い伝えがあるのを知っていますか?実はキャンドルリレーって、新郎新婦だけではなく参加全員が幸せになるように願いを込めて行う、とっても素敵な演出なんですよ♡
キャンドリレーの由来って?
キャンドルリレーは、結婚式で人気の高いベントの1つ。欧米では、「キャンドルの数だけ天使が舞い降りる」、「キャンドルの数だけ灯りを消すとその中に願いを閉じ込められる」と言い伝えられてきました。
その言い伝えから新郎新婦とグストたちの想いをキャンドルの灯りにのせて、伝えていくという形になったのです。
新郎新婦はもちろん、会場にいるゲスト全員が「幸せになりますように」という願いを込めて、キャンドルを吹き消すことでその願いを閉じ込めるわけです☆幸せな結婚式にふさわしい、素敵な演出だと思いませんか?
キャンドルリレーのタイミングは?
ところで、このキャンドルリレーは挙式のどのタイミングで行うのでしょうか?
パターンとして多いのは、お色直しで再入場するときや結婚式のフィナーレで行われることが一般的です。最後の締めのような感覚で、新郎新婦とゲストがひとつになって行う演出になります♪
キャンドルリレーの流れ
キャンドルリレーについて決まった流れというのはないようですが、「どんなことをするの?」「イメージがつかめない」といった方もいるかもしれないので、簡単に手順をご紹介させていただきますね☆結婚式で行われる一般的な流れは、下記のような手順だと思います、参考にどうぞ!
新郎新婦の入場
まずはお色直しなどで一度退場した新郎新婦の入場です。入場するときに、新郎新婦がキャンドルを持って会場に入ります。新郎新婦のキャンドルに、ゲストの1人またはプランナーが種火を渡す形になるでしょう。
家族やゲストへ灯火をつなげる☆
新郎新婦がゲストのテーブルへ行き、テーブルの代表のキャンドルに灯火を渡します。そして、灯火を受け取ったゲストはとなりのゲストへキャンドルの灯りをリレーしていきます。
次のテーブルへ灯りを渡していく
1つのテーブルにキャンドの火を渡したら、新郎新婦は次のテーブルへ移り、全てのテーブルに火を渡していきます!ひとつひとつ灯りが増えていき、会場は少しずつロマンチックな雰囲気に包まれていくでしょう♪
すべてのテーブルに火が行き渡ったら・・・
すべてのテーブルに火が行き渡ったら、新郎新婦はひとまず自分たちの席へ。最後に、ゲストまたは家族が代表で、みんなで繋いだ灯火を新郎新婦に返します。
みんなで繋いだ灯火をウェディングキャンドルへ♡
友人や家族から新郎新婦の持つトーチに、灯火を返されたら2人でウェディングキャンドルに点火☆ゲストのみなさんと、キャンドルの灯りに囲まれながら、2人の永遠の愛を誓い合うのです。
最後に願いをこめて
再度、新郎新婦は種火を受け取ったキャンドルを手に取って、新郎新婦や、ゲストのみなさんが「ずっと幸せになれますように」と願いを込めて、全員で一斉にキャンドルの灯りを吹き消します。
これでキャンドルの灯りのなかにみんなの願いが込められることでしょう☆キャンドルリレーの時間は約15分~20分ほどです。
見た目が可愛いカラフルなキャンドルも♪
最近では果実のデザインや、ビュッフェのデザインといったカラフルで見た目もとっても可愛いキャンドルも。カラフルで可愛いキャンドルを、ゲストのお好みで選んでもらうのもオリジナル感があっていいですね☆
トラブルが起きないように!
キャンドルリレーを行う際は、火を扱うので下記のことに注意して最後まで素敵な演出で終われるようにしてくださいね。
キャンドルの火を渡すときは、受け取る側の人がキャンドルを傾けるようにすること!火を渡す側の人は、ロウが垂れて火傷の危険があるのでご注意を。
キャンドルを吹き消すときは、強すぎないようにそっと息を吹きかけるようにしましょう。ロウが飛び散って火傷の恐れがあります。小さいお子様いるときは、必ず大人が付き添うようにしてください。お子様がキャンドルで火傷をしたら大変です!
会場が一体になれるおしゃれな演出を♡
これから結婚式の予定がある方はぜひ、「キャンドルリレー」を演出に取り入れてみてはいかがでしょうか?
主役の2人だけでなく、参加者全員の幸せを願って行う演出ってすごく素敵だと思います♡新郎新婦や家族、そしてゲストの全員が参加してハッピー♪になれるような結婚式にしてくださいね!