真似してOK!花嫁の手紙の中に入れる兄弟姉妹へのコメント文例集
結婚式終盤で読む花嫁の手紙、感謝を伝えたい相手は両親だけではありません。幼いころから一緒に育ってきた兄弟や姉妹へ向けて感謝のメッセージを送りたいという方も多いはず。
ありがとうの気持ちを伝えたいけど、具体的な文例が思いつかない!そんな花嫁さんのために、兄弟姉妹に宛てたコメント文例を紹介しちゃいます。自分なりにアレンジして、手紙の中にぜひ取り入れてみてくださいね。
エピソードを振り返ってみよう
兄弟姉妹と過ごしたなにげない毎日や旅行やお誕生日などのイベントごと、何かしら心に残っているエピソードがあるのではないでしょうか。「何を書けばいいかわからない」という方も、思い出を振り返ってみるとヒントが見つかるかもしれませんよ。
兄へ宛てたコメント文例
「お兄ちゃんへ。小さい頃はいつもお兄ちゃんの後をついてまわっていたので、うっとうしく感じることもあったかもしれません。お兄ちゃんたちのグループに混ざってサッカーをしていたとき、転んでケガをした私を家までおんぶして帰ってくれましたね。まだ友だちと遊びたかっただろうに、お兄ちゃんの優しさが嬉しかったです。大きくなるに従って遊ぶこともなくなったけど、今までもこれからも、ずっと頼りにしています」
姉へ宛てたコメント文例
「お姉ちゃんとは歳も1つしか離れていなく、勝手にライバル意識を持っていました。お姉ちゃんの真似をして中学からテニスを始めたけど、練習試合であたったときボコボコにしてくれましたね。ちょっとくらい手加減してくれてもいいのに…と思ったことを今でも覚えています。結局一度も勝てなかったのが今でも心残りです。テニスでも私生活でも、ずっと目標にしているので、これからもよろしくお願いします」
妹へ宛てたコメント文例
「〇〇(妹)へ。いつも明るくて運動神経もよくて、なによりとても気が利いて、妹の〇〇に見習うところがたくさんありました。一緒に北海道に旅行に行ったときは、2ヵ月前からプランを練ってくれていたね。私が行きたいと言ったのを覚えていてくれて、計画してくれたのがとても嬉しかったです。〇〇のお姉ちゃんでいられて、私は幸せです。また一緒に飲みに行こうね」
兄弟姉妹が多い場合はどうしたらいい?
兄弟や姉妹の数が多いと、それぞれにコメントを送るのはなかなか難しそう。感謝の気持ちを伝えつつも、ゲストの方にも飽きずに聞いてもらえる構成を考えてみましょう。
4人きょうだいの新婦のコメント文例
「大好きなきょうだいたちへ。2人のお兄ちゃんと、1人の妹と一緒に育った私。いつもワイワイ賑やかで、遊びもケンカも全力でしたね。みんなのおかげで、負けず嫌いで打たれ強い性格に育ちました。おかげで、結婚してからも夫婦ケンカで負ける気がしません。みんな離れて暮らすことになるけど、これからもきょうだい仲良くしていきましょう」
4人きょうだい長女の新婦のコメント文例
「妹、弟たちへ。歳も近く相談事にのってくれる〇〇、いつも明るく家族のムードメーカー的な○○、一番年下なのに一番しっかりしている〇〇。姉として頼りないところもあったと思うけど、私は素敵な妹、弟たちに恵まれました。こんな私を“お姉ちゃん”と慕ってくれてありがとう。〇○家の長女として産まれることができて、本当によかったと思います」
歳の離れた兄弟姉妹にはどんなメッセージを送る?
兄弟姉妹とある程度歳が離れていると、進学や就職で家を出るなど一緒に暮らす期間が短かったり、生活リズムが異なったりといったこともあったかもしれませんね。メッセージを送る際は、憧れの気持ちや小さなころを懐かしむ気持ちを盛り込んでみてはいかがでしょうか。
歳の離れた姉へ宛てたコメント文例
「8つ上のお姉ちゃん。いつも私の面倒を見てくれていて、お姉ちゃんというよりもう一人のお母さんのような存在でした。両親が用事でいないときにごはんを作ってくれていたこと、お姉ちゃんが大学進学で家を離れたときのさみしさ、会うたびにどんどんキレイになっていって眩しかったこと、どれも私の心に残っています。恥ずかしくて言えなかったけど、今まで本当にありがとう。いつまでも私の自慢で憧れのお姉ちゃんでいてください」
歳の離れた弟へ宛てたコメント文例
「〇〇(弟)へ。弟が産まれると知ったときの嬉しい気持ちは、今でも鮮明に覚えています。いつも構いたくて、友だちに自慢したくて、とにかくかわいくてたまらない弟でした。いつまでも子どもだと思っていたけど、いつの間にかすっかり頼もしくなったね。私がいなくてももう大丈夫だね(笑)お父さんとお母さんのこと、よろしくお願いします」
兄弟姉妹へのメッセージ、ココに気をつけよう!
思い出話や感謝の気持ちは尽きませんが、メッセージがあまり長くなるとちょっと間延びしてしまうかも。目安としては、両親それぞれへのコメントより長くならないような文章量を意識してみてください。
また、内輪ネタばかりになってしまうと、内容がわからないゲストの方に白けた印象を与えてしまうことも考えられます。家族だからこそわかる特別なエピソードを盛り込みつつも、同席するゲストの存在も意識するようにしましょう。結婚式で読む手紙ではある程度内容をしぼり、伝えきれない分は別の手紙にしたためて直接渡してもいいかもしれませんね。
普段「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」と呼んでいない方は、いつも通りの愛称で手紙を読んだ方が自然な思いを伝えられることも。フランクな呼び方を好まないゲストもいるかもしれないので、「いつも通りの呼び方で呼ばせてください」と断っておくとよいでしょう。
結婚式は兄弟姉妹にも感謝の気持ちを伝えるチャンス
花嫁の手紙は、両親だけでなく兄弟姉妹へ思いを伝えることのできる数少ないチャンスです。父の日や母の日といったイベントごともないため、兄弟姉妹へ改まったメッセージを送るのって実は初めてというプレ花さんも多いのではないでしょうか。
普段は照れくさくて言えないことも、結婚式の場を借りれば伝えることができるはず。「そんな風に思ってくれていたんだ…」と、今まで以上にきょうだいの仲が深まるかもしれませんよ。