〈卒花さんの結婚式レポ〉本物を追求した極上のおもてなし
今回の卒花さんは福岡市にお住いのTご夫妻。去年の8月ちょうど約1年前にご結婚された卒花さんです。お二人の結婚式のレポートはとても充実した内容でプレ花嫁さんに是非参考にしてほしいフムフムとためになることばかり。ぜひじっくりご覧くださーい♡♡♡
式場選びの前にコンセプトを持つこと
お二人はこれまでの人生ですでに＜結婚式＞へ何度も出席されています。そのため、二人とも参列したことがないところでの挙式がいいなぁ～と希望され、【オリジナリティあふれる結婚式を】ということをコンセプトに式場選びを始められました。
参列者が「初めて」の会場だと、一瞬一瞬の出来事に感動や楽しみがより増すだろう思ったことが「オリジナルさ」を極める始まりでした。とコメントをいただいた通り、
こだわりをしっかりもったうえでの式場選びだったようです
ではその全貌をご紹介していきます！
人生を踏み出すセレモニーとは？
そんなコンセプトをキチンともったお二人が式場として選ばれたのは、赤坂ル・アンジェ教会。
ここは、結婚式を挙げる意味をきちんと問い、人生を踏み出すセレモニーとして本来の挙式のカタチを追及されている式場さんです。お二人も挙式会場の特徴をスタッフさんがとても丁寧に説明してくださったこと、そしてその内容に感銘され決定されました。
♡入場スタイルが素敵なんです♡
新婦入場の際は十字架とキャンドルだけに光が灯り、真っ暗な中から入場されるそうです。扉が開いた瞬間真っ暗なのは、母親のお腹の中に入ってる胎内を表しているという意味で、１歩目が1歳、2歩目が2歳と１歩ずつ進むに連れ、少しずつ灯りが灯っていき、現在までの時間を表していくという1つ1つすべての動きに意味があるという挙式スタイル。とても感動的ですよね。
外の光が入るタイプの明るい会場もとても魅力的ですが、天気に左右されない荘厳な雰囲気がするところと、他の福岡の会場になかなかないユニティキャンドルや、ドレスの後ろ姿がとても映える、膝まずくお祈りスタイルも今まで見てきた挙式にはなかったので魅力を感じました。
ともコメントいただきました。
テーマは「シンデレラ」演出内容もオリジナル＆初めて尽くし
実はプロポーズがディズニーホテルのレストラン。ガラスの靴に婚約指輪を入れ、「marry me?」とかかれたデザートプレートと共に運ばれてきて・・・・最高に感動した忘れられない瞬間だったよう。
だから、その感動に続きを・・・・と結婚式の演出も「シンデレラ」のテーマに沿って考えられました。
お母様が作られた、ウェルカムドールやリングピロー、カラードレス用のウェディングブーケもそうですし、引き出物はガラスの靴にちなんで、ボヘミアガラスの小物入。
演奏してくださったあり、受付をしてくださったご友人の方々へはシンデレラのペアカップをプレゼント。
プチギフトはシンデレラカラーに合わせたシンデレラブルーのリボンのついた紅茶をプレゼント。
また、お色直しの衣装や、ヘアスタイルもシンデレラにこだわったそう。
本当にディズニーづくし♡すごいですね。
参列者に喜んで頂きたい一心で、フラワーシャワー、バブルシャワー、ピジョンリリースと外でのイベントも盛りだくさん行われました。
ピジョンリリースは、MAXの40羽飛ばしました。快晴だったので、真っ白なシャンプー仕立ての鳩ちゃんがバサッと飛ぶ瞬間はとても美しく、参列者も笑顔になり、スマホでの写真撮りに夢中になる瞬間でした。とコメントを。
さらにさらに、ここからがお二人だからこそできること、すごい演出が続きます。
実は美奈さんはピアニスト！だから結婚式での披露宴は音楽会という雰囲気になるようにおもてなしされました。
ディズニーのテーマ通り曲選びもこだわりを。
披露宴入場で流した実写版シンデレラの「ストロング」という曲、再入場の際、音大時代の友人に演奏してもらったヴァイオリン、ピアノ、声楽トリオの曲もシンデレラより「夢はひそかに」、夫婦で最後に一緒に演奏したベースとピアノもシンデレラより「これが恋かしら」でした。
披露宴での音楽はこれだけにとどまらず、美奈さんの恩師であるピアニストの先生が「アヴェ・マリア」を演奏されたり、そしてもちろん、主役であり、ピアニストでもあるご本人もソロ演奏を行われました。
ゲストの皆さんもまるで演奏会、ディナーショーを見ているみたいだったと夢のようなひと時をすごされたようです。ゲストにも喜んでもらえ希望されていた音楽会が大成功です。
当日の感想と後輩プレ花さんへアドバイスを♡
主人へ愛の曲をソロ演奏し、ピアノで贈れたことはとても嬉しかったです。
その内容を丁寧にくださったのでご紹介させていただきます。
花言葉に「恋の芽生え」「青春の喜び」という意味がある、ライラック(リラ)の花を母が作ってくれ、それをピアノに添えて、ラフマニノフ作曲の「リラの花」と、シューマンが結婚する前夜、妻となるクララに熱烈なラブレターを贈ったとされる、原曲が歌曲のシューマン=リストの「献呈」という曲をピアノ独奏版で演奏しました。
「献呈」の演奏の前には、司会者の方にお願いし、恋文のように歌曲の詩を朗読していただきました。
シューマン(男)が妻へ宛てたものだったので、女性(私)から男性(主人)へという風にアレンジをして読んで頂きました。
詩を以下に記載致します。
～あなたは私の心、私の魂
あなたは私の喜び、私の心の痛み
あなたは私が生きる世界そのもの
あなたは私が舞い上がって行く空
ああ、あなたは私の心の痛みを
永久になぐさめてくれる、私が行きつく所！
あなたは救い、あなたは安らぎ、
あなたは天があたえてくれた恋人
あなたの私への愛は、私にはかけがえのないもの。
あなたのまなざしは、私以上に私の事を教えてくれる。
あなたの愛によって私は私以上のものになる。
あなたは私の天使、私以上に大切な私そのもの！～
シューマンがクララとの結婚の年に書いた愛の告白。
後奏にはシューベルトの「アヴェ・マリア」の旋律がはっきりと引用されており、この愛が聖なるものであることを言っているのでしょう。
ピアノでの演出は今までピアノ一筋で家族に迷惑をかけたので、家族への感謝の気持ちをも表すことができたと思っています。
お色直しの中座、弟さんとのお写真を拝見するかぎり、家族の絆や温かさを感じますね。
後輩花嫁さんへのアドバイスも・・・
会場選びをする際に、自分がこれだけは絶対にやりたい！と思うことを想像しておき、それを叶えてくれる会場を選ばれると良いと思います。例えば○○ブランドのドレスを着たいとか、写真は持ち込みのカメラマンが良いなど…。会場によっては、断られたり等様々です。
その他、お願いしてよかったアイテムに、はっぴ本さんのプロフィールブックとファルベの両親ギフトをご紹介くださいました。
はっぴ本さんのプロフィールブックは、席次表、メニュー、私たちの紹介文や写真が１冊にまとまったものです。私たちのプロポーズ紹介文をライターさんが上手に書いてくださり、思い出の詰まった１冊となりました。
また、両家それぞれに送った私たちからのプレゼントは、ファルベさんのフラワー感謝ボードです。
前撮り時の写真を入れ、普段恥ずかしくてなかなか言えない感謝の気持ちをメッセージにし、送りました。お花も華やかに入っており、両親もとても喜んでいました。今では、リビングに綺麗に飾ってあり、時折眺めているようです。
お世話になった上にこんな風にコメントくださりスタッフ一同感激しています。ご注文、そしてお写真提供してくださりありがとうございました。
今回とても丁寧に当日のことを聞かせていただき、本当にご夫妻のご協力には感激です。最後にいただいたコメントも感動的だったのでご紹介させていただきますね。
今月で結婚式から１年経ちました。結婚式の時に主人が、毎年記念日にここでディナーしようね、と宣言してくれた通り、つい先日、赤坂ル・アンジェ教会にお邪魔し、披露宴を行ったラロシェル福岡で贅沢にディナーをしました。素敵な時間をまた同じ場所で過ごすことが出来、主人にはとても感謝しています。
これからも二人で協力し、幸せな家庭を築いていきたいと思います。
お互いを大切に思いやっているお二人なら間違いなく今後も幸せな家庭を築けると思います。レポート＆お写真にて幸せのおすそ分けをしていただき本当にありがとうございました。
どうぞいつまでもお幸せに♪
