≪元プランナーが語る！≫結婚式でこれだけは節約しちゃいけないこと＊ベスト５＊
結婚式の準備を進めていく中で、どんな人でも一度は頭を抱える問題…それが、結婚式の見積もりです。
プランナーをしていた頃、ほとんど全ての新郎新婦様から相談を頂きましたし、私自身が結婚式を挙げた際にも「もう少し節約出来ないかな…」と何度も見積書と〝にらめっこ〟をしました。人生で数百万円という買い物をする機会って、そんなに多くないですよね？だからこそ、金額が大きすぎて不安になったり、逆に麻痺してどんどん金額が上がったり…。
ただ、色々な新郎新婦様をお手伝いした経験として言えるのは、「結婚式はお金をかけようと思えば、どれだけでもかけれる」ということ。そして、「お金をかけたからといって、良い結婚式になるとは限らない」ということです。
そう、結婚式って、工夫次第で予算も抑えつつ、素敵なものにできるんです！
ただ、気を付けないといけないのが…『節約するポイント』。これを間違うと、自分にとってもゲストにとっても残念な結婚式になってしまいます。そのポイントは２つ。
- ゲストに関わる部分は削らない
- 誰しもが目に見えて分かる部分は削らない
当たり前のようで、難しいこのポイント。具体的な部分を大切な順に５つ紹介したいと思います。
≪節約ＮＧ 第1位≫ 料理
第1位は、やはり料理です！様々なアンケートで、「ゲストが結婚式に列席するときに楽しみなものNo,1」に挙げられている料理。結婚式の装飾はあまり覚えていなくても、料理が美味しかったかどうかは覚えている…そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか？
料理の金額は、品数や使われている食材のランクと直結している場合が多いので、金額を下げると目に見えて分かってしまいます。品数が少なくても、ボリュームがあれば良いのですが、ボリュームも少ない場合は、デザートブッフェをプラスするなどしてボリュームUPすることをおすすめします。
≪節約ＮＧ 第2位≫ ドリンク
料理と同じく、金額が直結することが多いのがドリンクの種類数。最近の結婚式のドリンクメニューは、カクテルが必須になってきました。カクテルがない場合、お酒が好きな方は問題がないのですが、普段カクテルを飲む機会の多い女性の方々から不満が出ることも…ここも気を付けておきたい部分です。
≪節約ＮＧ 第3位≫ 引出物
私はよく新郎新婦様に「ゲストが引出物を開けるまでが結婚式」とお伝えしていました。どんなに素敵な結婚式でも、家に帰って引出物を開けてみたら…。せっかくの素敵な記憶に、残念な記憶がプラスされてしまうのは本当に悲しいですよね。
結婚式の引出物の相場は、頂くご祝儀の１割程度と言われています。ごくまれに、相場以下の商品を選ぼうとする方もいらっしゃいますが、やはりこれも見れば分かるもの。
特に結婚式に行き慣れている方は、他の結婚式と自然と比べます。ただ、会社によっては、上司の引出物は同僚と同じ金額でＯＫというところもあるそうなので、近い日程で結婚式を挙げた同僚がいる場合は、それとなくその時の品物と金額を聞いてみるのがおすすめです。そして、親族の引出物は、必ずご両親に確認してみて下さいね。
また、地域によっては、３品目が必須！というところもあるので、その確認もお忘れなく。
≪節約ＮＧ 第4位≫ 装花
ここでいう装花は、写真に残ったり、ゲストの目に触れる機会が多い部分です。例えば、「メインテーブル」「ゲストテーブル」「ブーケ」など。ここさえ華やかにしておけば、写真にもゲストの記憶にも素敵に残ります。特にゲストが近づく部分は造花ではなく生花がおすすめ。
逆に、それ以外の部分（「受付装花」「ガーデン装飾」など）は比較的節約出来るポイントです。
≪節約ＮＧ 第5位≫ 演出
演出も料金が高くなりがちですよね…。映像演出をはじめ、手作りを考えている方も多いのではないでしょうか？ただ、手作り演出はチープになりがちなのも事実。もし自信がないけれど、式場の商品は高い…という場合は、インターネットなどで格安演出を購入するのもひとつの方法です。
特にお得でおしゃれな映像演出を取り扱う会社は増えてきています。また、フラワーシャワーを生花から造花へ変更…という目に見えるランクダウンもおすすめ出来ません。
ちなみに、式場によっては持込料が発生する場合も。ぜひ事前に確認してみてくださいね。
いかがでしたか？準備は大変かと思いますが、一生に一度の結婚式。上手に節約して、自分達もゲストも大満足の素敵な式を挙げて下さいね！！
