大切なのはマナーと気遣い♡結婚式余興の依頼&お礼のPOINT
結婚式のお祝いムードを盛り上げてくれる、余興。新郎新婦様の中には、結婚式で一番楽しみなことが余興!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際、私がプランナーをしていた頃、「今まで友人の結婚式で余興を頑張ってきたから、自分の時も楽しみなんです!」とワクワクされている新郎様が沢山いらっしゃいました。
きっと、親しいご友人や知人の方にお願いをすることになると思いますが、“親しき仲にも礼儀あり”。大切なポイントを押さえておかないと、結婚式後にわだかまりが残ってしまうことも…
そうならない為に、今回は余興を依頼する時期や注意点等についてお話したいと思います。
余興を依頼する時期と方法
余興をお願いする最終リミットは、招待状の発送まで。なぜかというと、余興をお願いする際、招待状の中に「付箋」と呼ばれる依頼文が書かれた紙を同封するのが一般的なのですが、突然招待状に余興依頼の「付箋」が入っていると相手の方も驚かれますよね。やはり、これは失礼にあたります。
結婚式の日程を報告する際や、どれだけ遅くても招待状の発送までには直接会って依頼をするのがベストです。また、対面が難しい場合は、SNSなどではなくぜひ電話などの口頭でお願いしましょう。
最初に伝えておくべきこと
余興をお願いするときに、事前に必ず伝えておきたいのが、次の3つです。
所要時間
理想的な余興の時間は約5分。これは、一般的にも言われていることですが、様々な余興を見てきた経験からも、長すぎる余興は本当におすすめできません。
余興の時間が10分近くになると、ゲストの集中力も持たなくなり…どうしても盛り下がってきたり、間延びしてきたりします。また、長すぎる映像演出も、お料理の提供とタイミングが重なりやすく、ゲストに料理を十分に楽しんで頂けないということにも…。
余興の準備が進んでから「時間を短くしてほしい!」というのは、とても失礼な話ですし、余興を頼まれた方も困惑してしまいますよね。その為、事前に担当プランナーと相談の上、依頼するタイミングで所要時間はしっかりと伝えておきましょう!
余興内容や他の余興などについて
「いつも定番のダンスをやって欲しい!」「映像演出をお願いしたい!」など、具体的なリクエストがあるときは、依頼するタイミングで伝えておきましょう。
ただ、相手に負担をかけるような内容は避けたいところ。お願いする立場ということを、くれぐれもお忘れなく…。
また、余興担当者が気になるのが、他の余興について。全部で何組の余興が予定されているのか、他の余興は内容が決まっているのか、自分達の余興は何番目なのか。これらがもし分かっている場合は、ぜひ伝えておきましょう。
式場名と担当プランナーの連絡先
自分も一緒に余興に参加する場合は別ですが、そうでない場合は、当日まで内容は楽しみにしておきたいもの。だからこそ、ぜひ余興内容や会場設備の確認などは、余興担当者が直接担当プランナーと事前に打合せをしてもらうことをおすすめします。
なぜかというと、式場によってそれぞれ設備も違いますし、余興で出来ること、出来ないことがあります。直前になって、「マイクの本数が足りない」「作成したDVDが流れない」「ダンスを踊るスペースがない」「飲食物を使う余興がNG」などのトラブル発生は避けたいところ。
だからこそ、余興担当者に式場名と担当プランナーの連絡先を伝えた上で、1カ月ほど前までには、一度連絡を取り合ってもらっておくと安心です。
余興へのお礼
そして、忘れてはいけないのが、余興をしてくれた方たちへのお礼です。もちろん、余興内容に見合ったお礼をするのがベスト。例えば、プロとして活動している友人にDVD作成を頼んだ…という場合などは、それに見合った現金や商品券などを用意しましょう。
また、気の置けない友人にお願いした場合は、プレゼントやおもてなしでお返しするという方も多くいらっしゃいます。
例えば、女性の方であれば、ちょっとした美容グッズ(ハンドクリームセットやバスソルトなど)やお菓子なども人気です。さらに一言御礼の言葉を書いたメッセージカードを添えておくと、気持ちが伝わって喜ばれると思います。
引出物袋に事前に入れておいても良いですし、余興後のタイミングや送賓の際にプチギフトと一緒に渡しても。ぜひ相手の方を想像しながら、喜ばれそうなものを選んでみて下さいね。
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そして、比較的男性に多いのが、おもてなしでお礼をするというパターン。お店でごちそうしたり、新居に招いて料理を振舞ったり。もちろん、女性でもきっと喜んで頂けると思いますし、新郎新婦側合同でおもてなし会を開催してもきっと楽しいと思います。
マナーと気遣いで楽しい瞬間は作れる!
いかがでしたでしょうか?結婚式の主役は新郎新婦のおふたりですが、ただ、忘れてはいけないのが周囲への気遣い。ぜひ、最低限のマナーを守りつつ、感謝の気持ちはしっかり伝えることによって、結婚式の余興がお互いに素敵な想い出になりますように…♡♡