多肉植物を使って海外風&ナチュラルウェディングを盛り上げよう
おしゃれな花嫁さんがコンセプトに選ぶガーデンウェディングやナチュラルウェディングで取り入れているスモーキーカラーのアイテム。憧れはあるけど、希望のデザインをどうやって伝えたらいいか不安…と躊躇しているプレ花さんは意外と多いのでは?
そんな時くすみカラーの多肉植物をポイントで使うのがとってもオススメ。ブーケ・ブートニアや会場装花に多肉植物をプラスするだけで、ナチュラル&ガーデン感がぐっと増しますよ♡
強さとたくましさ、そして美しさを感じさせる多肉植物の魅力とアイテムの取り入れ方、式後のお手入れまでをご紹介します。
選ぶ楽しさ♡多肉植物の多彩な種類!
インテリアで大人気の多肉植物ですがその種類は多岐に渡ります。代表的なサボテンや人気のリュウゼツランなど合わせるとその数は7000種類とも。ブライダルシーンで使うときはトゲのないorふわふわした柔らかいトゲの品種がおすすめです。
飲む・塗る・食べることで効果を得られるアロエには観賞用の品種もたくさん。葉にボリュームがあるのでブーケのベースや大型のモチーフで取り入れやすい種類です。
小さくてプリプリの葉っぱが可愛いセダムはテーブルレイアウトや小物使いでナチュラルな印象をプラス。
大輪の花びらのように葉が重なるボリューム感が嬉しいエセベリア。小さいものはとってもキュートです。
おしゃれなインテリアにぴったりなハオルチアは濃いグリーンをプラスできる種類。白いポットやアイテムとのコントラストが◎。
葉の表面がうっすら粉っぽく霞んで、淡く優しい色とフォルムのパキフィツム。たくさん並べて会場のテーマカラーにしたくなる品種です。
多肉植物は小さい子株と比べると、大きく育ったものや保管場所の日当たりの良し悪しによって姿が大きく異なってきます。どの種類のどんな色味のイメージのものが使用したいか、具体的に見つけておけると安心なのでいろんな種類を見てみてくださいね。
卒花さんに学ぶアレンジ例
テッパンの大ぶりなブーケはキングプロテア(ピンクのお花)を添えてワイルドな仕上がりに。スモーキーカラーのユーカリやオリーブと合わせれば可愛らしくボリュームアップできます。
ブートニアもお揃いで。おしゃれ度がグッと増すアイテム。
個性的なのがウェディングケーキでの使い方。淡い色味のお花と合わせて色味を抑えめにするとシックで大人なケーキに。シンプルだけど個性が光ります。
テーブル装花では天然木やリネン、オフホワイトの大ぶりキャンドルなどと合わせてボリュームを。
切り花や会場装花で使うのが難しい場合はウェルカムプチギフトにするアイデアも。受付周りの演出にもぴったりです。
どうやって取り入れる?希望の伝え方
一般的に葉物は花オンリーよりも安くできるといいますが、多肉植物だとボリュームが出る分費用が気になるところ。そもそも実はお花屋さんによっては断られてしまう場合もあります。ユニークなアイテムなのでその分事前の確認が必要と心得て。
プランナーさんに使いたい色味やボリューム(とにかく大きいものでワイルドにor小さいものをたくさん使ってキュートに、など)具体的な品種なども押さえておけると打ち合わせがスムーズです。
対応してもらえる場合は、鉢から切り離し補強してブーケなどに加工します。ご自身で育てた&増やした多肉植物なら低コストで挑戦できるのでおすすめですよ。
思い出を挿し木で残す
結婚式で使ったブーケやブートニアを、プリザーブドフラワーや押し花にして記念に残すのって素敵ですよね。でも挿し木にしてしまえば、生きたまま残す&増やすことができちゃうんです♡
たくさん使った多肉植物、全部は無理でも一部を挿し木にして飾ることができたら見るたびに思い出が深まるはず。ブートニアやプチギフトで使用したひと枝で、ミニアレンジにぜひ挑戦しましょう♡
挿し木はとっても簡単。伸びたひと枝や外れた葉の切り口を1日ほどよく乾かし、下の方を新鮮な土にそっとさします(置くだけでもOK)。しばらくすると根が降りてくるので優しく土を被せれば完成。形は種類によって異なりますが、大体の品種が葉刺しか株分けで対応できます。
可愛い鉢に植え替えれば素敵なインテリアに♡自分の結婚式で使ったお花を生きたまま残せるなんて素敵ですよね。
生花はちょっと…という方に
ナチュラルウェディングにユニークなグリーンアイテムを取り入れたいけど生花はちょっと、という方におすすめなのがプリザーブドフラワーでできたナチュラルカラーの贈り物です。
こちらの花時計は「グリーン」「ナチュラル」「ホワイトフラワー」の中から、よりコンセプトに近いデザインを選べるスタイル。多肉植物をイメージされたプレ花さんにはユーカリやモス、ベリーなどフレッシュなアレンジの「グリーン」がおすすめです。
素敵なナチュラルウェディングを
ナチュラルウェディングに一花添える多肉植物の様々な使い方をご紹介しました。難しく考えずぜひ取り入れてみてください♡