〈 上映時間目安・難易度付 〉披露宴で上映したいムービー色々

ゲストみんなに向けて上映できるムービーは演出アイテムとして大人気。結婚式のムービーといえば、披露宴の始まりと2人の入場を知らせるオープニングムービーや、2人のこれまでを紹介するプロフィールムービーが一般的。頑張って手作りしてみたいアイテムの一つでもあります。

さらに最近では、ちょっとした待ち時間やウェルカムボードがわりにウェルカムスペースにプロジェクターを設置したり、少人数リゾート婚などで披露宴に参加できない友人がビデオメッセージを寄せるなど、演出としてのムービーの使い方も多彩に。

今回はムービーの種類をシーン別・自作する場合の難易度別でご紹介します。

ゲストをワクワクさせるオープニングムービー

会場に2人が入場する直前に上映されるオープニングムービーは、これから始まる楽しいパーティを予感させるような明るくアップテンポな音楽と比較的短い上映時間か特徴。

内容も一番多様で、式場に向かうふたりを可愛らしく映像化するストーリーや、結婚式までのふたりの100日を日めくり写真風に繋いでカウントダウン形式にするなど、新郎新婦さんのアイデアが光ります。

方法はストップモーションムービー(コマ送り)や写真のスライドショーなどが主力。作り方にもよりますが、一番はじめにゲストの目に触れるのでクオリティも大切にしたいところ。上映時間は短めですが、自作するには少しハードルは高めです。プロフィールムービーとのセット割りがある制作会社さんもあるので問い合わせてみては。

上映時間目安:1分30秒〜3分
手作り難易度:★★★★☆
ポイント:イメージはテレビコマーシャル

感動を呼ぶ演出の殿堂プロフィールムービー

最もポピュラーな動画の1つで、卒花嫁さんの手作り実例もたくさんあります。上映時間は、ふたりの生い立ちや出会いがドラマチックであればあるほど盛り上がるので長編になる傾向に。使いたい曲にもあわせて前後しますが、3分から7分程度と比較的長めです。

思い入れのある一曲をたっぷり使って上映するスタイルや、複数の曲のサビだけ使うスタイルなど曲によって前後しますが長くなりすぎは要注意。メリハリのある構成と、ほどよい長さが求められます。

文字を入れる場合は大きな文字で、表示時間をしっかり取るのがポイント。初めて見るゲストは映像を見ながら文字を読むのは意外と時間がかかってしまいます。「切り替えが早すぎて二人の紹介テキストが読めなかった〜」というのは実はよくある失敗談。

制作の難易度は専用の編集ソフトを使えばわりと取り組みやすめ(1万円程度)。ただしどうしてもボリュームが出てしまうので制作期間は長めにとるのが吉。

上映時間目安:3分30秒〜7分
手作り難易度: ★★☆☆☆
ポイント: 表示時間とトータル上映時間のせめぎ合い

最後に感謝の言葉を添えて♡エンドロール

披露宴の最後にゲストやお世話になった方の名前を並べて、当日の様子を振り返れるエンドロールはパーティの締めに大人気。当日風景のダイジェストを流す場合、お二人は高砂に立っているため制作することはできません。手作りオススメ度は0パーセントです。

事前に制作できるような新居の紹介やハネムーンの予定、感謝を伝えるイメージムービーなら手作りできないことはないかも?

上映時間目安:使いたい曲1曲分(5分程度)
手作り難易度:★★★★★
ポイント:感謝のメッセージを添えて

 感動サプライズ♡新婦への手紙

ちょっと作るのは大変ですが、新郎さんから新婦さんへ向けたサプライズムービーとして用意するのいかがでしょうか。普段言えない感謝のキモチを込めて、新郎さんからのメッセージや新婦ご友人からのメッセージを集めることで新婦さんへの思いを形にすることができます。一生思い出に残る演出になること間違いなし。

上映時間目安:1分〜3分程度
手作り難易度:★★★☆☆
ポイント:花束贈呈や手紙の朗読も添えると効果大

ふたりからご両親への手紙として

新郎新婦2人から両家ご両親に向けて、感謝の気持ちを伝えるメッセージムービーを用意するのはいかがでしょうか。花嫁手紙朗読の前にもしくは朗読中に上映するのがオススメ。会場をダウンライトにしてもらい、今までの成長や普段家族と過ごす写真をスライドで流すだけでもとても感動的な演出に。

構成や上映スタイルにもよりますがあまり凝った映像よりも、家族と過ごした写真を思い出のように流す方が花嫁の手紙に集中できるのでさらっとした作りがオススメ。手作り難易度的にも低めです。挙式披露宴のプログラムによってムービーの上映回数に上限がある場合もあるので制作する前に確認をしておきましょう。

上映時間目安:2、3分程度(花嫁の手紙朗読時間分)
手作り難易度:★☆☆☆☆
ポイント:ダウンライトした会場で上映する場合は明るめの写真を使うと映像も見やすくなります

入りきらなかった写真はウェルカムスペースで上映

披露宴までの待ち時間の間ゲストはウェルカムドリンクを飲みながら記帳を行ったりしますが、その間にチラ見できるようなふたりの普段の姿を上映するのはいかがでしょうか。小さいプロジェクターで壁面などに写せばおしゃれなウェルカム演出にもぴったりです。

ゲスト全員がゆっくりと時間をとって見れるものではないので、3分程度の短めの構成で。ループで流してもおかしくないよう、あえて単調なスライド形式がおすすめです。

上映時間目安:3分(ループ再生)
手作り難易度:★☆☆☆☆
ポイント:内輪ネタも盛り込んでOK

どんな演出もやり過ぎにはご注意

どの演出もきっと思い出に残ること間違いなし。ですが…限られた挙式・披露宴時間をゲスト全員がモニターばかり眺めていた、なんてことのないように作りすぎには注意が必要です。

今回ご紹介したムービー全てを取り入れるのではなく、使いたい・作りたい内容やシーンにあわせて自分たちらしい演出として取り組ましょう。音と映像に合わせた感動的な演出を楽しんでくださいね。

yamayuki

ウェディングマート編集者

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