ズバリ知りたい!式場と値引き交渉って本当にできるの?アイテムは?
結婚式を挙げる人なら誰もが一度は抱える『お金の不安』。
普段扱う金額とは桁が違い“数百万”という単位になると、色々と金銭感覚もマヒしがちです。ただ、抑えるところは抑えておかないと、後で大変なことに…。
だからこそ、気になる疑問。「そもそも、値引き交渉って本当に出来るの?!」
今回は、結婚式場で営業&プランナーとして勤めていた経験もふまえながら、特に“これから式場の予約を考えているプレ花嫁さん”にはぜひ知っておいて頂きたい“値引き交渉”についてお話したいと思います!
値引き交渉は出来るの?!
答えは、「ほぼ出来る!」です!
ちなみに、ここで“ほぼ”という表現をしたのには理由があります。なぜなら、式場それぞれで「値引き」に関する規定が違うからです。常に大幅な値引きを行っている式場もあれば、条件に当てはまらないと値引きは全く行わない方針の式場もあります。
ただ、おふたりがどちらのタイプの式場を選んだとしても、「値引き交渉」が出来る可能性はゼロではありません!ぜひ、今からお話することを実践してみて下さい。
値引き交渉は必ず「契約前」に!
一番大切なポイントがコレです。営業経験がある方なら想像が出来るかもしれませんが、値引き交渉は「契約後」よりも「契約前」の方が容易で、かつ、割引の最大額も大きい場合がほとんどです。
結婚式では特に「契約後」の割引は難しいと言われています。ただ、契約後も“式場側にミスがあった”場合や、“強硬姿勢で交渉”すれば追加値引きをして貰える場合もありますが、もちろん“ミス”は望みたくないですよね。また、素晴らしい本番を迎える為にも、式場側とは良好な関係を築いておくに越したことはありません。“強硬姿勢での値引き交渉”は出来るだけ避け、打合せは楽しく進めたいところ。
値引き交渉は契約前に納得いくまで行っておきましょう!
まずは「割引」の種類を知ろう!
値引き交渉をスムーズに進める為にも、まずは結婚式の「割引」について知っておきましょう。
「割引」の中には、式場独自で用意しているものもあれば、どこの式場でも共通して当てはまる値引きもあります。また、挙式の予約日を少し変更するだけで、何十万円もお得に!ということもありますので、ぜひ知っておいてくださいね。
ポイントは予約が入りにくい日時を敢えて狙うことです!
時期
結婚式にも繁忙期(春や秋)と、閑散期(夏や冬)があります。
繁忙期は値引きをしなくても予約が入る為、値引きはあっても少額です。閑散期は式場側も契約が欲しい為、大幅な値引きが期待できます。
7~8月や1~2月は割引が大きい場合が多いので、ぜひ検討可能な時期であれば確認してみて下さい。
また、式場側の決算直前の時期もお得になる場合があります。例えば、3月末決算の式場であれば、年度内の挙式件数を少しでも増やすために4月挙式よりも3月挙式がかなりお得になる場合も。1ヶ月違うだけでお得になるので、当てはまる場合はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
日柄
多くの式場では「仏滅割引」など日柄に応じた割引を用意しているところが多くあります。
以前こちらの記事(《日柄はどこまで重要?!》「仏滅」を選ぶのって実際のところどうなの?)でご紹介したこともある通り、日柄というのは実は根拠のないものではありますが、大切にされている方が多いのも事実です。ぜひ、親御様ともご相談の上、可能であれば仏滅等も検討してみて下さい。
曜日や時間帯
曜日や時間帯によって金額が違う式場も多くあります。例えば、一番人気が高い土曜午後は値引きが少額になりがちですが、日曜午後は大幅な値引きが期待出来ることも。もちろん、平日であれば、もっと大きな割引も期待出来ます。
もちろん、ゲストの状況などによって難しい場合もあると思いますので、ぜひおふたりで確認してみてくださいね。
挙式日までの日数
準備期間が短ければ短い程、割引が多くなる場合もあります。例えば、同じ秋の挙式でも1年半後の秋より半年後の秋の方がお得な場合がほとんどです。「〇月末までに挙式を挙げられる方は〇%off!」というような広告をwebサイトにUPしている式場も多いので、ぜひチェックしてみて下さい。
「契約時期」も大切!
年末年始やGWなど長期休暇の時期は、結婚式業界では“商戦”と呼ばれる時期です。長期休暇を利用して帰省&式場見学を考えている人も多く、式場も通常時期よりも大幅な割引を用意している場合が多くあります。
また、先程「決算月の挙式がお得」とお話しましたが、決算月や月末の契約の方が割引が大きくなる式場もあります。特に契約を急いでない場合は、契約時期もぜひ気にしてみて下さい。
即決NG!必ず他社比較を!
結婚が決まり、夢に見た非日常的な空間で式場見学…♡♡となると、気分が盛り上がり思わず「ここにします!」と即決しがちです。
もちろん式場側としては一番嬉しいことですが、もし少しでも予算を抑えたいという思いがあるなら、ぜひ一度冷静に考える時間を持ちましょう。特に1件目での即決はNG!すでに心に決めた式場がある場合でも、1件は競合となる式場を見学して、その式場の見積もりを持参して交渉してみて下さい。
その際のポイントは、「式場の雰囲気もスタッフもこちらが一番だけれど、予算が…」と本気で悩んでいる体で交渉することです。「この方達は、値引きをしなくても契約して頂ける」と営業スタッフが感じれば、もちろん値引き額は少なくなってしまいます。“ほぼ決定”という段階でも、“まだ悩んでいる”設定で交渉しましょう。
もし、具体的な値引き希望金額がある場合は、「せめてあと〇円お得になれば、決めたいと思っている」と具体的に交渉しても良いと思います。その際は、ぜひ希望金額より少し上乗せした金額を伝えた方が、希望通りになり易いですよ。
早割があるのは式場だけじゃない!早めオーダーがお得なペーパーアイテム
ペーパーアイテムに着手するのはほどんどのプレ花・卒花さんは、式場さんが決まった後なので、お二人も決めるのをついつい先延ばしに…それ実はもったいないかも?
専門店はオールシーズン関係なくウェディング商品を取り扱っているので、アイテムの中には期間限定で一時的に割引になっていることが。売り切り商品の中には、びっくりするようなお値段のアイテムがゲットできてしまうこともあるんです!
招待状をおトクに先取り
席次表や席札こそゲストが決まってからオーダーするから随分先…と思われるかもしれませんが、キャンペーン中に早めにオーダーしておいて、リストは決定してから提出でも実はいいんです♡開催中のキャンペーン&SALEアイテムをチェックしておきましょう。
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“式場見学”=“値引き交渉”にはならないように…
お金というのはとても大切です。ただ、「少しでも安く」「割引を多く!」と金額にばかり目がいってしまうと、大切なことを見失いがちです。
式場を決定する上で一番大切なことは、「1円でも多く値引きして貰うこと」ではなく、「2人にとってベストな式場を見つけて最高の結婚式を挙げること」です。
もちろん価値観は人それぞれなので、何より低価格で挙げることが一番大切な方もいらっしゃると思います。また、式場によっては、割引を一切行っていないところもあります。
ぜひ金額だけにとらわれず、ふたりにとってベストな式場を選んで下さい。その上で、契約の際に今回お話したポイント等がお役に立てば幸いです!
早めの注文がおトク!
席次表からおさえちゃおう♡