自由度が高いものは大切にしたい♡人前式の〈 誓いの言葉 〉文例付
自由度の高さから近年とても人気な『人前式』。プレ花嫁さんの中でも、「挙式は人前式で♡」と決めていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
私もプランナーをしていた頃、『人前式』はとても大好きな挙式スタイルで、よくお客様にもおすすめしていました。
『人前式』とは、神や仏に愛を誓う『キリスト教』や『仏前式』などと違い、列席のゲストの方々に愛を誓うというもの。特に決まった流れなどがない為、自由にアレンジを出来るところが魅力ですが、特にポイントとなってくるのが≪誓いの言葉≫です!
『人前式』の≪誓いの言葉≫には、絶対的な決まりがありません。
それが魅力なのですが、逆にイメージがしにくいという方や、考えるのが難しい!という方もいらっしゃると思います。
今回は、そんな≪誓いの言葉≫の様々なパターンをご紹介したいと思います。ポイントは、“だれが≪誓いの言葉≫を読み上げるか”。ぜひ、ふたりにぴったりな誓いの言葉のパターンを見つけて下さいね!
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ふたり一緒に…♡読み上げるver.
ひとつ目は、新郎新婦のふたりで決めた文章を一緒に読み上げるというものです。文章を読み上げる場合や、箇条書きにした言葉を読み上げることもあります。
【例 1】
本日私たちは 皆様に見守られながら
挙式を挙げられることを とても幸せに思います
私たちはこれから
幸福なときも 困難に直面したときも
共に支え合い
幸せは2倍に 悲しみは半分に
温かい家庭を一緒に築いていくことを
誓います
【例 2】
(※1 は同じように)
1 お互いの家族や友人を大切にします
2 喧嘩をしても翌日には持ち越しません
3 「ありがとう」と言葉で感謝の気持ちを伝えます
この3つの誓いを大切に
笑顔溢れる幸せな家庭を築いていくことを誓います
いかがでしょうか?すべて声を揃えて読むのが難しい…という場合は、ふたりで分担を決めて交互に読み上げても大丈夫ですよ。
“私は…誓います!” 新郎新婦がそれぞれ誓うver.
先程は、新郎新婦のふたりが誓う言葉でしたが、それぞれに誓うことを決めるというスタイルもあります。
【例 3】
(※1 同じように)
私 新郎の〇〇は
新婦〇〇を生涯愛し 大切にし
一生をかけて誰よりも幸せにすることを誓います
私 新婦〇〇は
新郎〇〇を生涯愛し 支え
共に幸福な家庭を築いていくことを誓います
この場合も、先程と同じく箇条書きにした誓いをそれぞれ読み上げても大丈夫です。ぜひ、アレンジを楽しんでみて下さい。
”誓いますか?”お互いに問いかける ver.
楽しい人前式にしたい…という方におすすめしたいのが、このお互いに誓いの言葉を問いかけるというものです。さらに…お互いに本番まで内容は秘密♡というサプライズ形式にすれば、新郎新婦のおふたりも楽しめますし、ゲストにもふたりの反応を楽しんで貰うことが出来ますよ♡
【例 4】
[新婦より]
新郎〇〇さん あなたは
1 私のスタイルが少しくらい変わっても 変わらず愛し続けることを誓いますか?(はい 誓います)
2 月に一度はデートに連れて行ってくれることを誓いますか?(はい 誓います)
3 いつまでも健康に気を配り 長生きすることを誓いますか?(はい 誓います)
[新郎より]
新婦〇〇さん あなたは
1 いつも笑顔で「いってらっしゃい」と送り出し「おかえり」と迎えてくれることを誓いますか?(はい 誓います)
2 月に一度のゴルフも笑顔で送り出してくれることを誓いますか?(はい 誓います)
3 ときどきは趣味のスポーツ観戦に付き合ってくれることを誓いますか?(はい 誓います)
内容としては、お互いに無理のない程度に具体的な約束事を盛り込むのがポイントです。「いやいや、それは無理!」という内容だと、「はい 誓います」と咄嗟に誓えなくなってしまって大変ですよね!また、少しくらいユーモアのある内容でも、ふたりの人柄が表れるような内容であれば、ゲストも一緒に楽しんで貰えるので、ぜひおふたりらしい内容を考えてみてください。
不安であれば、もちろん事前にお互いに内容を確認しても良いですし、ふたりの人柄を良く知る人や担当プランナーさんなどに相談してもいいと思います。
立会人であるゲストから…“誓いますか?” ver.
ラストにご紹介するのは、人前式の醍醐味とも言えるゲスト参加型の誓いの言葉です。
内容自体は、これまでご紹介した誓いの言葉と同じなのですが、それをふたりではなく大切なゲストに考えて貰うというもの。もちろん大切な親御様でも良いですし、大切なご友人、またはふたりが出会うきっかけとなったキューピットさんなど…。「この人に言われると…絶対守らなきゃ!」と思える程の方がおすすめですよ♡
ちなみに、「選びきれない!」という方は、お互いに5人ずつなど、複数人にお願いしても大丈夫です。ぜひ司会者からそのゲストのことも簡単に紹介して貰いながら進行すれば、より温かい雰囲気が生まれるのでおすすめです。
【例 5】
[司会者より]
それではまず新郎〇〇さんへの誓いの言葉ですが
〇〇さんの高校時代のご友人である〇〇様からお願い致します。
〇〇様は、〇〇さんと同じ野球部でバッテリーを組んでいらっしゃいました。
どんな時も笑顔でリードしてくれるとても頼りになる存在だそうです。
では、お願い致します。
このようにゲストの人柄を知った上で、その方が考えた誓いの言葉を聞くとより心に迫るものがありますよね。時間が許せば、当時の印象に残る具体的なエピソードやその方を選んだ想いを紹介しても良いですし、ゲストから見た新郎様の印象を盛り込んでも素敵です。
また、ゲストへの依頼はおふたりが行い、その後のやりとりは担当プランナーさんにお願い出来ればよりスムーズに行えると思いますので、ぜひ相談してみて下さいね。
考える上で大切にしたいこと!
いかがでしょうか?ここまで様々なパターンをご紹介してきましたが、大切にして頂きたいのは「絶対に守る誓いの言葉にすること!」です。
たかが誓いの言葉…と適当に決めてしまうのではなく、一生に一度、これからふたりの夫婦としての人生がスタートする大切な瞬間に誓う言葉。だからこそ、「自分で決めた内容なら守ろう!」と思えるなら自分達で、「親に言われたら守らなきゃな…」と思うなら親御様に考えて頂くのが良いと思います。
ぜひおふたり夫婦の指針となるような、素敵な誓いの言葉を考えて下さいね♡