トレンドは参加型…記念品贈呈にもゲストを巻き込める小技♡
昨今の結婚式全体のトレンドは「ゲストに楽しんでもらう、完璧なおもてなしをする」というゲスト主体のものから「みんなの思い出に残る、特別な時間の共有」などホストもゲストもみんなが参加できて感動できる「参加型」にシフトしています。
参加型といっても最近人気のサンドセレモニーやダズンローズセレモニーはイメージつくけど、流石に両親へのプレゼントでは難しいのでは…と思う方に小技のご紹介です。両親への記念品贈呈は、他のセレモニーと違ってどちらかというと閉じられた空気の中でしっとり行われるイメージですが、構成や渡し方でゲストの印象にも強く残すことが可能に。
少人数婚やゲストとの距離が近いイマドキの結婚式だからこそ、ゲストの印象にも美しい思い出として残してもらいましょう♡
結論=会場一体の空気作りが肝
贈呈する人がいて、受け取る人がいる、ここが1対1なのは変えられません。全員に同じものを配ったらありがたみがないし、ご両親に渡さなければ「両親への記念品贈呈」じゃ無くなってしまいますよね。
それなら、より会場が「両親への記念品贈呈」を見れる空間作りを目指すというならどうでしょうか?一見、「でも見てるだけでしょ?」と思われるかもしれませんが、プログラムの構成や前後のイベントで会場の雰囲気とゲストへの印象をある程度コントロールすることができるんです。
例えば一般的な流れでは花嫁の手紙朗読があって次に両親記念品贈呈。感動的で家族の雰囲気を作るのには最高の流れですが、ゲストは観覧者止まりですよね。そこで記念品の前にゲスト全員が参加するイベント→記念品贈呈→花嫁の手紙の流れに変えてみるのはいかがでしょうか?
これ実際に卒花さんがされた構成なのですが、保育士さんをしていた花嫁さんの元同僚さんが、余興で会場の各場所で園歌と踊りを披露されました。会場は明るく楽しい雰囲気に。そのままご両親に出てきていただき記念品を贈呈されると、踊っていたゲストや見ていたゲスト全員からたくさんの拍手が!そのままダウンライトし、花嫁の手紙朗読シーンに入ると会場は一気にしっとりした雰囲気に…。
他にも贈呈シーンの前に家族に向けたサンキュームービーを流す、ご両親阪ダズンローズセレモニーで花束を作る、両親込みのフォトセッションを儲ける、ゲストにそのかたのご両親の好きなところを発表してもらうなど、方法は色々。
今回は、ちょっと順番を変えるだけで、ゲストに違った印象付けをすることができるなと感じた一例でした。
ポイントは余興に時間をかけすぎないこと。長いと終わった途端ゲストがお手洗いに立ってしまい、贈呈シーンが寂しいことに…。どんな演出もそうですが、時間のバランスは大事ですね。
みんなが楽しい・嬉しいを考えるのは楽しい!
結婚式は誰のもの?とよく言いますが、やっぱりゲストを呼ぶ以上はみんなで楽しいのが一番ですよね。大好きなご両親への感謝の気持ちがうやむやにならないように、記念品選びにも熱を入れたいところ。
華やかで、渡した時にゲストからも思わず声が上がるような素敵なプレゼント選びをしてくださいね♡
しっとりもワクワクも見つかる両親プレゼント