オシャレだけど本当はどう?!席札をローマ字にする問題
イマドキの結婚式はオシャレで可愛いものがいっぱい。インスタやキュレーションサイト、海外のウェディングサイトなど見ていたら、これもマネしたい!あれもマネしたい、いいなと思うものが多々。
ただ、よく考えるとオシャレだけどゲストにとってどうなんだろう・・・そんな風に思うアイテムのひとつ、ローマ字表記の席札について考えてみた。
オシャレなのは英語だから?
海外サイトで見る席札。白い紙に名前が書いてるだけの割とシンプルな席札なのに、なぜこんなに素敵にみえるのでしょうか?
また、人気のタイルやアクリル、アゲートと呼ばれるものも登場し、席札は多種多様。どれもこれもオシャレで素敵。
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オシャレに見える理由はなんてったって名前が英語だから。カリグラフィなどで書かれていたら、私もこんな風にしたい!とそれはそれは思うはず。
実際はどうなの?ローマ字席札
素敵さを重視して、名前をローマ字表記にするのもいいけれど、例えば、日本名をローマ字にした場合フルネーム表記はとっても長くなる人が出てきます。
仮名)五十嵐 将一朗さんは Igarashi Shoichiro
仮名)長久保 桜子さんは Nagakubo Sakurako
こんな風に・・・めっちゃ長いですよね。ここまでじゃないにせよ、MRとかMSとか付けたらそれなりになるし、タイルやタグなんかに書こうものなら、もはや何が書いてあるかわからないはず(汗)
思い切ってファーストネームだけというのも手ですが、上司や親せきのおじさまに、そんな席札置いておいていいものか正直ちょっと気になるところ。
席札の役割って知ってる?
そもそも席札とはゲストがどこの席にすわるのか示すもの。
レストランなどでは、スタッフさんが席まで誘導しますが、結婚式ではそのようなサービスはないので、ゲストがで席次表をみながら自分の席を探さなければなりません。
なので簡単に見つけられ、スムーズに着席まで誘導する役割を果たすことが大事です。
よって素敵なローマ字で書かれた席札もいいけれどなじみのある漢字の名前、しっかりわかりやすくで書かれていたほうが親切なのではないでしょうか???
式場さんの手間もあり
また、テーブルに席札を事前に並べる式場スタッフさんもきっと席次表をみながらセットしていくにあたり、ローマ字の場合照らし合わせに時間がかかりそう。
ローマ字にする場合は例えばテーブルごとにまとめて順番がわかりやすいように準備するなど心配りが必要です。
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まとめとして・・・
若い人だけのパーティーならいいけど、ご年配の方もよぶ披露宴ならば、本来の役割を全うさせるべく、自分の名前が探しやすい漢字の席札するのがオススメ。
もしローマ字にするのならゲストによって分けるとか、読みやすいフォントにするなど心配りをお忘れなく。