晴れ舞台を品よくキレイに!花嫁姿をより美しく見せる方法とは?
人生で一度きりの結婚式。神聖な日にまとう純白のドレスは、女性にとって何にも代えられない特別な衣装です。ウェディングドレスを着たその姿は、どんな日よりも、どんな姿よりも美しくありたい! そう思う花嫁さんは多いはず。そこで、今回はドレス姿をより美しく見せる方法をご紹介します!
キーワードは姿勢!
ドレスを美しく見せるために最も大切なのは姿勢です。ウェディングドレスに身を包んだ花嫁の姿は、それはそれは美しいものですが、どんなにドレスがきらびやかで素敵でも、姿勢が悪くては台無し。品よく美しい花嫁姿は正しい姿勢があってこそ成り立つものです。年を重ねていても姿勢がピンとしていれば女性は美しく、若々しく見えますよね。ドレスを着るときに限らず、日ごろから正しい姿勢を意識することは、美しさをキープするために必要不可欠です。
美しい姿勢はどうやってつくる?
「よい姿勢=背筋を伸ばす」と考える人は多いと思いますが、背筋を伸ばすと言ってものけぞるのはNG。おなかに力を入れて、頭の上を引っ張り上げるイメージです。肩甲骨を引き寄せるように胸を開くとデコルテラインがキレイに見えて、腹筋で肋骨をぐっと引き上げるようにするとバストも上向きに。両肩の高さをそろえることもお忘れなく。足元はかかとをつけてつま先を45度程度開き、片足を少し後ろにずらして立つのが基本です。顔は正面を向いたまま、片方の肩を少し後ろに引き、上半身を斜めに振るとウエストのくびれを強調できて、ドレスがよりキレイに見えます。
ふたりで立つときは「ハの字」をイメージして
結婚式では新郎新婦が並んで立つシーンが多く、一緒にいることがほとんど。自分だけキレイを心がけていても、ゲストからは見れば両者が正しい姿勢でなければ美しいとは言えません。ふたりで立つときの姿勢もしっかり心得ておきましょう。ふたりで立つ場合は、お互いの体が「ハの字型」になるよう、新郎の肩の後ろに自分(新婦)の肩を入れて、少し内側を向きます。そうするとナチュラルに寄り添ったスタイルに。立ち方の美しさはもちろん、仲の良さもしっかりアピールできます。
歩くときは男性の半歩後ろを、ゆっくりと
慣れないドレスを着て歩くのはなかなか大変。歩くときはゆっくりと、歩幅はあまり広く取らずに歩きましょう。目線は落としすぎずしっかり前を見て、上半身はまっすぐに、腰から前に進むイメージ。そして、新郎の半歩後ろを歩くこと。美しく歩くためには男性のエスコートが必須条件です。歩き出しの足は事前にふたりで決めておいた方がベター。そして、腕の組み方も大切です。新郎は親指が見えるようしっかり出して、肘は90度に曲げます。新婦は新郎の腕に軽く手を添えるくらいでOK。
座るときは「いつもより浅く」を意識
椅子に座るとつい気がゆるんでしまいがちですが、座っているときの姿勢も抜かりなく美しさをキープして。座るときは通常より浅めに、背筋をしっかり伸ばして座りましょう。深く座ったり、背もたれに寄りかかってしまうと猫背に見えてだらしない印象に。立つ、座るの動作はゆっくり行うようにするとよりエレガントに品よく見えます。
ブーケの持ち方
ブーケはウエストの位置で両手で持つのが基本。ひじを軽く曲げて、肩甲骨を近づけるように、二の腕をやや後ろに引くと自然と胸が張ってキレイな姿勢につながります。ボリュームのある大きめのブーケは、ウエストを細く見せるスタイルアップ効果も。ゲストにはブーケの正面を見せるようして、向きにもきちんと気を配りましょう。
自宅でも常に正しい姿勢をチェック!
他人から見ればひと目でわかっても、自分が正しい姿勢になっているかどうかはなかなかわかりづらいもの。自宅など、壁を使えば誰にでも簡単に姿勢のチェックができます。肩甲骨を寄せるように胸を開き、両肩を壁につけます。このとき、背中に手のひらが1枚くらい入ればOK。この姿勢を目安に、日ごろから自分の姿勢をチェックして、結婚式に備えておきましょう。
ドレス姿を美しく演出するには、特別なことは必要なく、キレイな姿勢を日ごろから意識するだけでエレガントさは格段にアップします。“美は1日にしてならず”というのは、ドレスをまとう花嫁も同じこと。何度もエステに行ったりと、たくさんお金をかけなくても“キレイ”は実現できます。今回ご紹介したことをしっかりマスターすれば、結婚式の当日は誰よりも美しいドレス姿を披露できるはず!ぜひ実践してみて。