正直に言います!出席して残念だった結婚式ってこんな内容
豪華なドレス、特別な料理、大切な人たちの笑顔と喜びの涙…。そんな、華やかで幸せな結婚式を夢見るプレ花さんは多いですよね。
しかし世の中には、出席したことを後悔するような残念な結婚式も(少数ながら)存在しています。
今回は「残念な結婚式」に出席したゲストの、リアルな体験談をご紹介します。結婚準備中のプレ花さんは、結婚式プランを考えるときの参考にしてくださいね。
残念だった結婚式・その1「料理が期待外れ」
「披露宴のメニュー表のデザインがとても豪華で、“フォアグラ添えのステーキ”を楽しみにしていたんですが、実際に出てきたのはなぜか小さめのハンバーグ。え?ステーキは?フォアグラは?と混乱してたら、司会者が慌ててメニューが変更されたことを説明して謝罪…。メイン料理がショボすぎて、すっかりテンションが下がってしまいました。式場側の不手際だと説明されましたが、こんなことってあるんだ、とかなりショックでした」(30代女性)
結婚式と言えば、特別感のある料理も楽しみの一つですよね。それなのに予想に反した料理が出てくると、式場のお祝いムードに水をさしてしまいかねません。結婚式に参加してくれるゲストは、決して少なくないご祝儀を包み、わざわざ足を運んでくれています。どんな事情があるにせよ、料理のクオリティーがイマイチだとゲストに失礼ですし、「料理をケチって節約したのでは」などとあらぬ誤解を招く可能性も…。事前に式場側としっかりメニューの内容を打ち合わせし、できれば実際のメニューを試食しておくと安心です。
残念だった結婚式・その2「余興がサムい」
「職場の同僚(新婦)の結婚式に参加したとき、新郎の大学時代の友人たちが余興を始めたんです。新郎は野球チームに入っていたらしく、友人たちはユニフォーム姿でステージに乱入。円陣を組んで『○○(←新郎の名字)、ファイト―!』と叫んでみたり、新郎を胴上げしたりで、いつのまにか式場がバリバリの体育会系ムードに…。おまけに『△△コーチの物マネしま~す!』と、まったく知らない人の物マネが始まり、最後までノリについていけませんでした」(30代女性)
新郎または新婦、どちらか一方の内輪ネタで盛り上がってしまい、もう一方が置き去りにされるシーン、たまに結婚式で見かけますよね。内輪ネタは余興の鉄板ネタですが、やりすぎると式場をしらけさせてしまう危険性が高いのも事実です。
友人に余興をお願いするときは、ネタの微妙なさじ加減を理解してくれそうな人に「リーダー」役を頼むと良いでしょう。
また「式場のルールで、下ネタと大音量はNG」など、あらかじめ禁止項目を具体的に伝えておくと、頼まれた側も企画を立てやすくなりますよ。
残念だった結婚式・その3「ペーパーアイテムがチープ」
「手作りの招待状が届いたときから、なんとなく“あれ?”って違和感がありました。よく言えば“手作り風”なんでしょうけど、画用紙(?)を半分に折って、花形に切り抜いた色紙でデコレーションしてあったんですが、あまりもチープというか、子どもの工作レベルで…。結婚式当日も、メニュー表は一見してカラーコピーだなと分かる紙で、デザインも素人っぽい…。新婦は3回もお色直ししてドレスも豪華だっただけに、お金のかけ方のギャップが激しくて、なんだか複雑な気持ちでした」(30代女性)
招待状や席次表、席札などのペーパーアイテムは「節約したいから手作りでいいや」と、軽く扱われがち。しかし実際に、アイテムを手作りした卒花さんに話を聞くと、「すごく大変だった」「ケチらずに注文すればよかった」と話す人が多いようです。
まず、ゲスト全員分を手作りするのは、予想以上に時間がかかります。身内だけならまだしも、数十人以上ともなると、その数は膨大。また、手作りスキルによってはチープな仕上がりになってしまうリスクも…。
ペーパーアイテムは一見地味な存在ですが、式場に花を添えてくれる名脇役。手作りに自信がある人以外は、プロにまかせた方が無難と言えるでしょう。
残念だった結婚式・その4「感動の涙が裏目に」
「感動的な花嫁の手紙に、ゲストがみんなウルッとしてたとき、突然新郎が『うう〜!』ってうなりながら号泣し始めました。いや待って、なんであなたが泣くの!?って、思わず内心ツッコミましたね。おかげで手紙の後半は、新郎の泣き声でよく聞こえませんでした…。新婦のご両親は、泣くタイミングがわからなくなって、苦笑いされていましたよ」(20代女性)
式場全体が感動と幸せムードに包まれる「花嫁の手紙」。「結婚式に参加してよかった~!」と思える、素敵な演出ですよね。涙もろい新郎の泣き声は、きっと新婦も予想外だったことでしょう。
ただ逆に、新婦が号泣して途中から手紙が読めなくなることは、わりとよくあることのようです。「私は絶対に泣かない!」というプレ花さんも、もしもの事態に備えて、代理で読み上げてくれる人(司会者など)をおさえておくと安心ですよ。
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残念だった結婚式・その5「親友スピーチで重大発表」
「新婦の大学時代の親友がスピーチした内容にモヤモヤしました。スピーチの前半は、新婦とつらいときお互いに励まし合っていたという感動的な内容だったのですが、後半になって『最後になりましたが、実は私も先日プロポーズされました!』と重大発表。新婦も初耳だったみたいで思わず立ち上がり、泣きながら2人で抱き合って喜んでいましたが…私たちゲストはリアクションに困りました。結婚式の主役が誰なのか分からなくなるようなスピーチは、正直してほしくなかったですね~」(30代女性)
結婚式には、世代の異なるいろんなゲストが参加します。そのためスピーチなどの演出は、誰が見聞きしても不快感や違和感を持たれないような、特別な配慮が必要になります。
別れを連想させる言葉(切れる、離れるなど)や、過去の暴露話などを避けるのは最低限のマナー。ただ、この例のように禁句とまではいかないけれど、微妙な内容のスピーチで式場を凍らせないためには、やはりスピーチを頼むときの人選が大切です。おすすめは「共通の友達が多い人」。スピーチ内容を事前に誰かに相談してくれる確率が高いので、内容に第三者の目が入り、トラブルを回避しやすくなりますよ。
誰もがハッピーになれる結婚式にしよう♡
結婚式は、人生一度きりの一大イベント!参加したゲスト全員が幸せを感じられるような、素敵な式にしたいですよね。初めての結婚準備に戸惑い「本当にこれでいいの?」と不安になっているプレ花さんも、きっと多いと思います。
そんなときは、ぜひ身近にいる卒花さんや友人に、結婚式の体験談を聞いてみてください。成功例だけでなく、「もっとこうすればよかった」という後悔や失敗談、NG例などからも、きっと多くのことを学べますよ。