どんな内容にした?真似できる!席札メッセージの内容~職場の上司・同僚編~
結婚式に向けて準備しなければならないことはたくさんあります。とくに式の1ヶ月前からはとても忙しくなります。
式の直前に準備するアイテムのひとつに「席札のメッセージ」があります。それぞれのゲストへ一言ずつメッセージを書きますが、全員分書くとなると数時間かかることでしょう。とくに職場の方や親戚に、どのようなメッセージを書けばいいのか困る方は多いです。
前回は親戚宛ての席札メッセージ例「席札のメッセージどうした?コピペできる【おじさんおばさんへのメッセージ文例】」を紹介しました。今回はその職場編、職場の方に向けた席札メッセージの文例をご紹介します。
手書きのメッセージは受け取る側も嬉しい、素敵な演出です。準備は大変ですが、この記事を参考に、ゲストひとりひとりへ感謝の気持ちを伝えるメッセージを書きましょう。
席札メッセージを書くときのコツ
席札メッセージは日頃の感謝の気持ち、出席してくれたお礼、今後もお願いしますという気持ちを伝えるメッセージカードです。とはいえ、定型文のようなメッセージを書いてしまうと、受け取った側も堅苦しさや味気なさを感じてしまいますよね。
はじめに、席札メッセージを書くときのコツを紹介します。職場の人宛てに限らず、全てのゲストへのメッセージに使える方法ですので、ぜひチェックしてくださいね。
メッセージの量は同じぐらいにする
ゲストの中にはメッセージを書きやすい人もいれば、なかなか浮かんでこない人もいます。しかし、ゲストのメッセージの量は、それぞれ同じぐらいの長さになるように気をつけましょう。
忌み言葉や重ね言葉に注意
不幸を連想し、縁起が悪いとされる「忌み言葉」や、言葉を繰り返すことで再婚を連想させる「重ね言葉」を使わないように注意しましょう。
- 忌み言葉:離れる、切れる、別れる、失う、去る、終わる、など
- 重ね言葉:重ね重ね、くれぐれも、度々、次々、しばしば、ますます、など
参考:イリス席札
句読点を使わずに書くのがマナー
忌み言葉と同じように、「切れる」「終わる」を連想させる句読点も、慶事では使わずに書きましょう。ついつい使ってしまいそうですが、「、」や「。」を使う場所では空白を使いましょう。
丁寧に書くために、数名ずつに分けて書く
感謝の気持ちを伝える席札メッセージ。丁寧な字で、心のこもったメッセージを書きたいですよね。一度に全員分のメッセージを書くと、ついつい字が雑になりがちです。丁寧な字で気持ちを込めたメッセージを書くためにも、数名ずつに分けて書く方がおすすめですよ。
参考:グラフィック席札
メッセージの構成は「①感謝の気持ち+②エピソードなどの一言+③未来に向けた言葉」
席札メッセージは、たくさん書けばいいというわけではありません。小さな字で書き連ねるのではなく、すっきりと3部構成にするのがおすすめです。3文程度にまとめると、読みやすく、メッセージの量もちょうど良いでしょう。
①感謝の気持ちを伝える
例:本日はご出席 ありがとうございます
本日は主賓の挨拶をしていただき ありがとうございます
今日は遠くから結婚式に来てくれてありがとう
②ゲストとの思い出深いエピソードなど一言
例:小さい頃からかわいがってくださり 感謝しています
仲の良い〇〇さんご夫婦は 私の理想です
いつも仕事の相談に乗ってくれて 感謝しています
③未来に向けたメッセージ
例:これからもご指導の程 よろしくお願い致します
またランチに行こうね
これからも私たちを温かく見守ってください
~職場編~席札メッセージの文例をご紹介します!
友人に向けたメッセージはすらすら書けても、職場の方に向けた席札メッセージは、内容に困ってしまう方も少なくありません。定型文のようなメッセージでは味気ない感じがするし、だからといってフランクな言葉遣いではなく、ある程度しっかりとした言葉遣いでメッセージを書く必要があるからです。
つづいて、職場の方に向けた感謝の気持ちが伝わるメッセージ文例を紹介します。職場の方との関係ごとに例を紹介するので、参考にしてくださいね。
社長・上司の場合
社長や上司に宛てたメッセージは、きちんとした文面でしっかり感謝の気持ちを伝えることが大切です。
社長や上司は主賓の挨拶や乾杯の挨拶などをお願いするケースが多いでしょう。結婚式当日はゆっくりとお礼を言う時間がないので、席札メッセージで一言お礼を伝えるといいですよ。
メッセージ文例①
本日はご出席していただき また主賓の挨拶をしていただき 誠にありがとうございます
今後は一家の主として より一層業務に励んでいきたいと思っております
これからもご指導ご鞭撻のほど よろしくお願い致します
メッセージ文例②
本日はご多用のところ結婚式にご出席いただき ありがとうございます
入社してから今日まで 大変お世話になりました
これからも精一杯頑張りますので 変わらぬご指導をお願い致します
先輩の場合
職場の先輩は、仕事で助けてもらったり相談にのってもらったりする機会が多いことでしょう。日頃の感謝の気持ちや今後の指導をお願いする旨をメッセージで伝えましょう。
メッセージ文例①
今日は結婚式にご出席いただき そしてご祝辞もお引き受けいただきありがとうございます
入社して△年になりますが おかげさまで今日まで頑張ることができました
これからも変わらぬご指導をお願い致します
メッセージ文例②
本日はご出席いただき ありがとうございます
〇〇さんには入社した当初からいろいろと教えていただき 大変感謝しています
今後も温かいご指導をよろしくお願い致します
メッセージ文例③
本日はご多用の中 ご出席いただきありがとうございます
未熟な私をいつも熱心にご指導いただき 心から感謝しております
〇〇先輩を目標にこれからも頑張っていきますのでよろしくお願い致します
同僚・同期の場合
同僚や同期の中には、友人のように仲の良い方もいるかもしれませんね。日頃の感謝の気持ちを伝えつつも、楽しいエピソードを盛り込んでみましょう。
メッセージ文例①
今日はご出席していただきありがとうございます
入社以来 〇〇さんにはいつも助けもらっています
今後ともどうぞよろしくお願いします
メッセージ文例②
今日はご出席ありがとうございます
仕事で悩んでいたときも 温かい言葉で励ましてくれて感謝しています
今度 仕事と家事を両立するヒケツを教えてくださいね
メッセージ文例③
今日は来てくれてありがとう
仕事でもプライベートでも仲良くしてくれて感謝しています
またゆっくりご飯を食べに行こうね
参考:グラフィック席札
まとめ
毎日のように顔を合わせる職場の方。結婚式の機会に、席札メッセージを通じて日頃の感謝の気持ちを伝えましょう。
職場の方に向けたメッセージは堅苦しくなりがちで、ついつい定型文のような味気ない文章になってしまいます。しっかりとした文章でありながらも、感謝の気持ちを伝えるメッセージを書きましょう。
今回紹介した「席札メッセージのコツ」や「~職場編~席札メッセージの文例」を参考に、いつもお世話になっているお礼とこれからもお世話になる旨を伝えた席札メッセージを完成させましょう。
席札にもこだわりたい!新幹線のチケットみたいな席札オリジナル実例をチェック