コピペOK!招待状に入れる付箋のコメント全部紹介します
結婚式に必要なペーパーアイテムのひとつに、招待状や返信ハガキといっしょに送る「付箋(ふせん)」がありますよね。プレ花さんの中には、ほかのペーパーアイテムとあわせて付箋も手作りする予定の人もいるでしょう。付箋は招待状などと同じく、言葉遣いに間違いや失礼がないよう注意が必要。そのうえ、送る相手によって依頼や案内の内容も変えなければなりません。
ここでは付箋に使うコメントの文例をご紹介するので、ペーパーアイテムの手作りを考えているプレ花さんは、そのままコピペしてお式準備の時短につなげてくださいね。
付箋が必要なのはどんな場面?
そもそも、どのような場合に付箋を入れる必要があるか、考えられる場面を確認しておきましょう。
挙式への参列をお願いする場合
結婚式で多いのが、挙式のあとで披露宴を行うという流れですよね。挙式会場の広さなどによっては、挙式には一部のゲストしか招待しないケースもあるでしょう。そのような場合、挙式時間の案内を招待状とは別に付箋でお知らせする必要があります。ちなみに挙式も披露宴も出席者が同じ場合は、付箋として分けずに、招待状に各開始時間の案内を記載する形で構いません。
親族紹介への出席をお願いする場合
結婚式は両家の親戚がそれぞれ集まる、滅多にない機会。そのため、お式の前にそれぞれの親族の顔合わせをするのが一般的です。親族紹介は挙式前に集まって行われる場合が多いので、親族への招待状には、親族紹介への出席のお願いと時間の案内を、付箋で別途お知らせする必要があります。
乾杯の発声や祝辞、受付等をお願いする場合
結婚式のゲストの中には、乾杯の挨拶や祝辞、受付など、お式の中で何かしらの役目をこちらからお願いする人もいます。役目の打診や正式な依頼はもちろん前もって行いますが、念のための確認や礼儀として、「当日は宜しくお願いします」という意味で付箋を入れることが多いようです。
送迎バスの案内が必要な場合
結婚式場の立地によっては送迎バスが必要なケースもあります。また新郎新婦の実家から式場までが遠いときは、地元の親戚や友人などのために式場のバスやマイクロバスなどを使うケースもあるでしょう。そのような場合、バスの案内と使用の有無を確認するために、付箋を同封することがあります。
宿泊の案内が必要な場合
遠方から来てくれるゲストの宿泊するホテルは、招待する側が用意することが多いですよね。その場合も、宿泊場所の案内のための付箋を招待状に同封します。宿泊先の手配に関しては事前に連絡してあらかじめ確認を取っておく人が多いかもしれませんが、確認の意味も込めて付箋を送るといいでしょう。
写真撮影への参加をお願いする場合
式場によっては、挙式が終わって披露宴が始まる前のタイミングで、出席者全員を入れた写真撮影を行うことも。この場合、挙式に参加しないゲストには、「写真撮影のために披露宴の前に来てください」と伝えるための付箋を同封します。
よく使う付箋のコメント文例集
それでは、実際に招待状に同封する付箋のコメント例をいくつかここでご紹介しましょう。
挙式への参列のお願い
「誠に恐れ入りますが 当日は挙式にもご参列賜りたく ○時○分までに ご光臨の程お願い申し上げます」
「誠に恐れ入りますが 挙式にもご列席賜りたく 当日は○時○分までにお越しくださいますようお願い申し上げます」
親族紹介への出席をお願い
「誠に恐れ入りますが 当日は親族紹介を予定させていただいておりますので ○時○分までにお集まり下さいますようお願い申し上げます」
「誠に恐れいりますが 親族紹介にもご出席賜りたく 当日は〇時〇分までにお越しくださいますようお願い申し上げます」
乾杯の発声や祝辞、受付等のお願い
乾杯「誠に恐れ入りますが 当日乾杯のご発声を賜りたく存じますので 何卒宜しくお願い申し上げます」
祝辞「誠に恐れ入りますが 当日披露宴での御祝辞をお願い致したく存じますので 何卒宜しくお願い申し上げます」
受付「誠に恐れ入りますが 当日受付をお願い致したく ○時○分までにお越しくださいますよう 宜しくお願い申し上げます」
余興「誠に恐れ入りますが 当日 余興をご披露くださいますよう 何卒宜しくお願い申し上げます」
送迎バスの案内
「誠に恐れ入りますが 当日 ○○より送迎バスをご用意しておりますので ご利用を希望される場合は返信ハガキにてお知らせください」
宿泊の案内が必要な場合
「〇月〇日は宿泊場所をご用意させていただいております 当日 チェックインの際は お名前をいただくのみで結構ですので ぜひご利用くださいませ
ホテル名〇〇 電話番号 ○○ チェックイン ○時より」
「このたびは遠方よりお越しいただくにあたり 宿泊のご用意をさせていただいております ご都合をお知らせくださいますようお願い申し上げます」
写真撮影への参加をお願いする場合
「誠に恐れ入りますが 集合写真の撮影にもご列席をお願い致したく ○時○分までにお越しくださいますよう 宜しくお願い申し上げます」
付箋を自分で作る場合、基本的なマナーは招待状などと変わりません。「重ね重ね」「たびたび」「帰る」「終わる」など、結婚式では縁起が悪いとされる忌み言葉は使わないようにしましょう。同じく、「。」や「、」などの句読点も、招待状の本文だけでなく付箋でも使いません。これは、お祝い事で終わりを連想させるものは避けるべきという理由からです。
また、付箋を入れるとき特に決まった順番などはありませんが、ゲストがわかりやすいよう、付箋は招待状の間に挟んで入れるのがおすすめ。招待状によっては、付箋などを入れられるポケットが台紙部分についたデザインのものもあります。
付箋は作らず買うという方法も
ここまでご紹介してきたように、付箋は招待状などと違って、文面の種類がいくつもあります。例文をそのままコピペしたとしても、必要な分をすべて作るのはやや手間かも…と感じる人もいるかもしれませんね。また、付箋は小さいカードサイズの用紙にプリントすることが多く、家庭用のプリンターでは印刷が難しい場合も。自分で作るなら、自宅で印刷可能かどうか必ず事前に確認しましょう。
付箋を作るのは面倒かもと感じる人や、家庭での印刷が難しい人は、付箋だけ作らずに購入するという手もあります。すでに定型文が印字されている付箋をインターネットで注文できるところもあるので、付箋だけわざわざ式場に依頼するよりお手軽かもしれません。付箋のセットが届いたら、あとは必要に応じて指定の時間などを記入し、招待状といっしょに封筒に入れるだけなので簡単です。
付箋も大切な連絡ツール
「付箋」というと簡単なメモ書きのような印象を受けますが、付箋も招待状と同じく、結婚式にゲストを招待するうえでの大切な連絡ツールのひとつです。たとえ前もって確認の連絡は入れていても、付箋に時間の記載ミスがあったり付箋の入れ間違いがあったりすると、大事なゲストに迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。付箋を手作りする場合も既製のものを使う場合も、間違いがないよう細心の注意を払って準備をしたいものですね。