〈卒花さんの結婚式レポ〉仏前式が素敵すぎ♡
結婚式は一般的に思い浮かぶのが、「教会式」「人前式」と「神前式」の3タイプではないでしょうか。実は、上記他、お寺で仏様に向けて行う仏前式」もあること、ご存知でしょうか?まだまだ一般的ではないため、現実では僧侶関係者の方々が行なっている挙式スタイルとなりますが芸能人のかたも仏前式で結婚されたりして、和婚ブームの中、じわじわ人気も・・・・。実際に仏式で結婚式をされた花嫁さんの声を通して、仏前式について説明していきます。
仏前式とは?
仏前結婚式は、仏さまの尊前で夫婦となることを誓い、愛情や財産といった条件付きの結びつきではなく、数限りない縁によって2人が出会い・結ばれたことを確かめあう大切な儀式です。お互いを尊重し助け合う人生のよきパートナーとして出会ったご縁の不思議さや慶びを胸に、仏さまの前で共に歩む誓いをたてるわけですから、お二人の人生の門出にふさわしい、清々しく意味のある出発になるかと思います。司式は僧侶が行い、ふたりの尊い「ご縁」に感謝させていただく内容となっています。新郎も新婦も、この日を迎えることができたという感謝の気持ちを忘れず、悲しい時もうれしい時も、いつも阿弥陀如来のお慈悲のなかにあるということを思い、互いに助け合いながら生きていくという決意ができる、厳かなスタイルです。
仏前結婚式の当日のレポ・流れ
新郎新婦入堂そして、僧侶(司婚者)が入堂します。
合掌・礼拝 参列者全員で御本尊に向かい合掌・礼拝を行ないます。
勤行 お経を称えます
司婚・誓いの言葉
念珠授与・リング交換仏前結婚式
焼香 新郎新婦→両家代表の順で行います。
式盃(二人)祝盃(親族)
合掌・礼拝
仏前式を行なった卒花さんの感想
日本の伝統を大切した仏前式は一つ一つ、厳粛で、とても緊張しましたが両親も親族一同も仏前式は初めてで、本当に貴重な体験をさせてもらえたと大変喜んでいました。家族や親族と共に先祖に結婚を報告でき、これからお互いを大切に生活しておこうと一層身が引き締まりました。
結婚式の時にしかおつきあいのない、結婚式場と違って、お寺は、生涯そして代々、寄り添う特別な場所です。そんな深い繋がりのある場所で結婚式をあげれば、お釈迦様に守られた安心した暮らしができるのと思いませんか?