この〈手紙〉読むの何分?文字数でわかる朗読時間とおすすめアイテム
結婚式披露宴のクライマックス・花嫁の手紙。なんども練り直したり構成を組み直したりしますよね。下書きは便利なスマホやパソコンでする方も多いはず。だから今何文字書いているか、調べればすぐわかる。でもそのお手紙、実際に読む時間ってどれくらい??
当日プログラムの時間配分だけではわからない、手紙のベストなボリュームは?みんなの注目が集まる瞬間だから、見た目も内容もこだわって、しっかり準備しよう。
花嫁の手紙の構成はこちらでチェック:自分らしく「ありがとう」の気持ちが伝わる花嫁の手紙の書き方
花嫁の手紙〈朗読〉にかけるベストタイムは3分
披露宴やコンセプト・スタイル、前後のプログラムにもよりますが、一般的には花嫁の手紙の演出自体にかけられる持ち時間は5分程度。司会者さんが「続きまして花嫁からの手紙が贈られます」という音頭とともに、花嫁さんがアテンドさんに導かれ、ステージの前に新郎新婦のお二人、それから向かい合って新婦ご両親が登壇するまでの間が約2分。朗読後は、そのまま両親への記念品贈呈に流れるので、引いた残りの2〜3分が花嫁の手紙朗読時間になります。
一般的な手紙は3分で800文字くらいというけれど
2〜3分で読める文字の量は、だいたい500〜800文字相当と言われています。でもついつい感情がこもる結婚式の花嫁の手紙朗読。読むスピードや内容・文章構成、そして何より花嫁さんのコンディションで変わってきてしまうことを考慮したいところ。
特に気になるのが、詰まってしまったりつい早口になってしまった時にかかる時間。その時、同じ文字数でどれくらい違ってくるのか。こちらのお手紙を例に検証してみました。
こちらはインスタ映えも狙える木製レーザータイプの花嫁の手紙・木製レーザー刻印「フォレストブック」。花嫁の手紙にぴったりな、手書き原稿に対応しています。画像で使用されている原稿の文字数は、贈り名を除く本文で614文字。200字詰め原稿用紙3枚相当です。
こちらをスムーズに読んだ場合2分35秒で読み終わります。この原稿をベースに検証していきます。
ちなみにA4サイズ(210mm×297mm)のテンプレートに記入した時の、字の詰まり具合はこんな感じ。
ところどころ言葉に詰まってしまったら
たっぷり余韻をとって、かつところどころ涙で言葉に詰まってしまったらどうでしょうか。こちらの原稿の場合の場合(614文字)、行間でしっかり間をとった場合同じ原稿でも4分になりました。読むスピード自体がゆっくりな場合は、さらに伸びる可能性があります。
緊張して早口になってしまったら
ありがちですが、みんなに注目されている、人前で文章を読んでいるという焦りからどんどん読むスピードが上がってしまうパターンも。比較的長いお手紙にありがちですが、こちらの原稿の場合(614文字)焦って読んだ場合は同じ内容でも1分51秒と、なんと2分を切ってしまいました。
朗読中に号泣してしまったら
そして朗読中に感極まって号泣してしまったら。もちろん詰まった分だけ時間は伸びてしまいます。でも大丈夫、みんな花嫁さんが一息ついて読めるよう落ち着くまで待ってくれています。もしも涙をこらえきれなくなってしまっても慌てずに、落ち着いて読み進めましょう。花嫁の涙を美しく拭ってくれる真っ白なハンカチを忘れずに。
実際にBGMをかけて練習してみよう
花嫁の朗読シーンではBGMがかかっています。当日は朗読を邪魔しないように小さなボリュームで流れているので聞こえないかもしれませんが、希望している音楽をかけながら雰囲気を掴んで練習してみるのもおすすめです。読んでみた感じ、楽曲はしっくりきましたか?
対応する文字数別・花嫁の手紙
ベストな時間と文字数について触れましたが、ご両親に伝えたい想いや残したい気持ちによって内容は色々。そこで文字数から逆引きできる、おすすめの花嫁の手紙アイテムをご紹介します。
1000文字以上ならブライズセットが大容量&お得
こちらのブライズセットは、文字数たっぷりの便箋はもちろん、アルバムと感謝状とお手紙の三位一体な花嫁さんの嬉しいバリューアイテム。これまでの思い出や感謝の気持ちをたっぷり書きたい方におすすめ。エピソードがいっぱいあるご家族や、宛てたい方が複数名いるようなステップファミリーの方におすすめです。
便箋は1行に約20文字が18行。用紙はたっぷり5枚入りなので1000文字オーバーでも大丈夫!たくさんの感謝の気持ちも届けることが可能です。
600文字前後なら手書きアイテムにぎゅっと詰め込んで
木製レーザータイプの花嫁の手紙・木製レーザー刻印「フォレストブック」は便箋2枚程度を想定されている方におすすめの仕上がりボリューム。本の形を模したデザインは、右左二段に分けて使えるから、たくさん書いてもスッキリ読みやすいレイアウト。
木製レーザータイプの花嫁の手紙には他にもリースタイプやハート型のデザインがあります。ブック型のように左右段落にはなってないけど、デザインが気に入ればちょっと文字を詰め込んで選んでも。詰め込んだ分一文字は小さくなるけど、はっきりしっかり書くことで読める仕上がりに。
300文字くらいだと見栄えもスッキリスタイリッシュに
これくらいの文字数でおすすめなのが、一枚のボードにさらりとお手紙をしたためるタイプ。こちらの木製レーザー刻印「ハートフラワー」は原稿の文字数が318文字。スムーズに読めれば一般的な朗読時間よりもやや短めな約1分26秒の内容です。
デザインバリエはクラッチバッグをイメージしたリボン型フォルムの可愛い形や、インテリアに馴染みやすいスクエア型リースタイプもあります。以下の画像はいずれもダミー原稿300文字程度です。
200文字程度ならちょこんと可愛いプレゼントにも
朗読には時間をそこまでかけない、手紙は他に渡すので朗読用にはさらっと渡したい、そんな時は式後飾れる&当日も可愛いミニブーケのようなアイテムがおすすめ。こちらの花嫁の手紙木製レーザー刻印「バッグブーケ」はダミー原稿が175文字。読む時間も1分を切るようになります。大切な感謝の言葉をさらりとしたため、記念品としてプレゼントします。
100文字以下に詰め込んで子育て感謝状という手も
いっそ演出自体を、花嫁の手紙朗読にせず記念品贈呈にしてしまうアイデアも。子育て感謝状のメッセージ欄で伝えたい気持ちをしたためちゃうパターン。多くの子育て感謝状は、メッセージが3つの定型から選べますが、70文字以内でオリジナル文章にも対応しています。
花嫁の手紙シーンを計画的に演出しよう!
全体プログラムの中では、花嫁の手紙にかける時間はたった数分間。ですがゲストさんの印象に残りやすいシーンです。感情を高め感謝の気持ちや家族への愛情をたっぷり膨らませて、でも失敗のないように準備をして。感動のラストシーンは自分たちらしい言葉で、自分たちらしい贈り物ができるといいですね。
見た目も大事!花嫁の手紙