やってしまった(涙)間違いあるある!席次表を手作りするならここに注意して             

プレ花さんの中には、結婚式の席次表を手作りする予定の人も多いと思います。最近は、パソコンで名前などを入力し、プリンターで印刷する「手作りキット」もたくさん販売されていて、比較的リーズナブルに用意できるのが魅力ですよね。

しかし、ご存知でしょうか?席次表を手作りするときは、「文字の間違い」という怖~いリスクがついてまわることを…。特にゲストの名前や肩書を間違えてしまうと、その後の人間関係がぎくしゃくするきっかけにもなりかねません。

今回は、卒花さんたちに聞いた「席次表の間違いあるある」と、間違いを防ぐためのポイントをご紹介します!

 

衝撃の実例集「私たち、こんな間違いしちゃいました!」

席次表などのペーパーアイテムで、しばしば起こる「文字の間違い」。特にゲストの肩書や名前など、間違えると大変失礼にあたる項目ほど、間違いが起こりやすいものです。時間に余裕を持ってしっかり確認したいですよね。

では実際に、席次表で文字の間違いをしてしまった、卒花さんたちの実体験をご紹介しましょう。

肩書ミスで会社での立場が微妙に…

ゲストの肩書は、間違いやすいものの一つ。特に職場の上司など、大切なゲストの肩書を間違えると、ときに険悪な状況を招く可能性も…。

「彼が職場の上司2人を招待したんですが、式の当日になって、席次表にのっている〇〇部〇〇課長Aさんと、▲▲部▲▲課長Bさんの肩書が逆になっていることが、ほかのゲストの指摘で発覚!実はAさんとBさんはライバル同士。席も極力離すよう配慮したのに…。2人とも式当日は大人の対応でしたが、後日社内でかなりウワサになったそうで、彼も落ちこんでました」(20代女性)

仕事上の肩書は、職場での力関係を示すものでもあるため、非常にデリケート。名刺とつき合わせながら、念には念を入れてチェックしたい項目です。できれば職場と関係のない人に、第三者の目で客観的にチェックしてもらった方が安心ですよ。

 

名前の間違いで、友情にヒビが…?

人の名前。それは決して間違えてはいけないものの一つですが、親しい人であっても、思いこみや勘違いで間違えてしまう例は意外と多いんですよ。笑って許してくれる人ならいいのですが、中には怒ったり傷ついたりしてしまう人もいます。

「高校からの古い友人を結婚式に招待しました。式は滞りなく終わり、後日お礼のLINEをしたら、友人から『ほんとは私の名前、山「﨑」だけどね(笑)』と返信が…。そう、私は彼女の名前を『山崎』と思いこんでいて、招待状から席札、席次表まで、全部その名前で作ってしまっていたのです…。早速電話して謝り倒し、本人は笑って許してくれましたが…やっぱり気まずくなっちゃいました…」(30代女性)

付き合いが長く、よく知っている友人ほど、油断して勘違いしてしまいやすいものです。今後の友情のためにも、招待状の返信ハガキを見ながら、しっかりチェックしたいですね。

 

「新婦友人」の席が足りない!?

名前の漢字ミスと並んで多いのが、名前そのものが席次表から抜けてしまうミス。席のレイアウトをパソコン上であれこれいじっているうちに、うっかり名前を消してしまったなど、単純な操作ミスが多いようです。

「式当日、私の友人が『席次表に名前がないんですけど…』と受付に申し出て、ちょっとしたパニックになりました。よく確認すると、別の友人の名前が別のテーブルにダブってのっていました!急遽会場のスタッフに伝えて、なんとか席札を作り直して謝罪し、席を確保できましたが…式が始まる前から、気が気じゃなかったです。原因は、私のコピペミス…。もちろん後日、両方の友人に平謝りしました」(20代女性)

招待されたはずなのに、席次表に自分の名前がなかったら…。ゲストはもちろん、ホスト側も一気に青くなる出来事ですね。席次表に名前の記載もれがあると、最悪の場合、席も料理も確保できないこともありえます。事前に会場のプランナーにも十分にチェックしてもらいましょう。

 

席次表にミス発覚!切り抜けるためのベストな方法とは?

何度もチェックしたはずの席次表に、なぜか現れるミス…。早い段階で分かれば作り直しもできますが、式直前に発覚するケースもありますよね。ここでは、ミスが見つかった時期に応じて、上手に切り抜ける方法を探りました。

式数週間~1週間前に間違いが発覚したら?

名前や肩書に修正シールを貼ったりするのは失礼にあたるため、極力避けたいもの。中紙部分(席次部分)を作り直して印刷し直すのが一番です。席次表は、直前までゲストの顔ぶれが決まらない可能性もあり、修正が入りやすいアイテム。それを見越してスケジュールを立てましょう。

式数日前~前日に間違いが発覚したら?

席次表の手作りキットを扱っている業者の中には、中紙部分の印刷を請け負う「プリントアウトサービス」を行っている場合があります。
もともとは、自宅での印刷に自信がない人や、きれいに印刷したい人のためのサービスですが、「大急ぎで間違いを修正したけど、もう自分で印刷する時間がない!」という人にもおすすめ。

なので材料はそうしたサービスがある会社で買うなどしておけば安心です。テンプレートの席次データを使えば、レイアウトも比較的簡単。メールで送ると、約5日間で納品されます。有料の「特急オプション」を利用すれば、さらに日時を短縮できる場合も。最後まであきらめず、相談してみましょう!

 icon-arrow-circle-right プリントアウトサービスもある席次表キットを見る

式当日に間違いが発覚したら?

式当日は、さすがに席次表の作り直しはできないことがほとんど。名前や肩書を間違えてしまったら、ゲスト本人に会場で謝罪しましょう。式の準備などでどうしても時間がとれない場合は、会場スタッフに事情を説明し、対応をまかせるのが一番。もちろん後日、本人への丁寧な謝罪が必要です。直接会うのが難しい場合は、お詫びの手紙を送るなどの工夫を。

席次表の間違いを防ぎたい!どうしたらいいの?

席次表を手作りするとき、間違いをなくすためには、どんな工夫をしたらよいでしょうか?気をつけたいポイントをまとめました。

招待状の返信ハガキを熟読する

席次表の名前や肩書の元になるのは、ゲストから返送されてくる返信ハガキです。自分の記憶を基準にせず、ゲスト本人が手書きした名前を基準に、席次表の名前と突き合わせてチェックしましょう。

 

周りに協力を求める

新婦側のゲストの名前や肩書は、プレ花さんがチェックしますよね。でもそれだけでは不十分。両親に頼んで、親戚のゲストの漢字のミスがないかどうか確認してもらいましょう。

さらに印刷する前、会場のプランナーさんにも必ず目を通してもらうなど、なるべく多くの人の目でチェックすることが大切です。

 

一度きりの結婚式。入念なチェックでノーミスをめざそう!

思い出に残る結婚式にするためには、ゲストに不快な思いをさせないことが第一条件ですよね。しかし、どんなに細心の注意を払っても、ミスは起こりうるもの。席次表を手作りするときは、できるだけ多くの人の目で見て、客観的に確認してもらいましょう。

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