本当は読みたくないけど・・・花嫁の手紙文例~家族が微妙な関係編~
結婚式でする定番の演出といえば「花嫁の手紙」です。花嫁さんが両親に感謝の気持ちをつづり、会場中が感動に包まれます。
しかし中には、ご両親と花嫁さんとの仲が良くなかったり、ご両親が不仲で良いエピソードがなかったりする家族もいらっしゃいます。今回は家族との関係が微妙な場合の花嫁の手紙文例をご紹介します。いよいよ式が間近に迫っているのに、何を書いたらいいのかわからず、複雑な気持ちの花嫁さんは必見です。
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花嫁の手紙~家族が微妙な関係編~文例
家族との仲が悪い花嫁さんは「両親に花嫁の手紙を書きたくない」というのが本音かもしれませんね。
しかし「義理両親に不仲がばれたくない」「新郎から花嫁の手紙を読んで欲しいと言われた」など、手紙を書かなければならない花嫁さんもいらっしゃることでしょう。
つづいて家族との関係が微妙な場合の具体的な文例を紹介します。「何から書き始めたらいいのかわからない」という方はぜひ参考にしてくださいね。
エピソードを書かない手紙
良い思い出がない場合は、エピソードを書かずに手紙をまとめるといいでしょう。
今日まで育ててくれたこと、披露宴に出席してくれたことなど、感謝の気持ちをつづるといいですよ。
(例文)
お父さん、お母さん 26年間わたしを育ててくれてありがとうございました。
大勢の方々に見守られて今日を迎えられたのはお二人のおかげです。
家族のために真面目に働いてくれたお父さん、おいしいごはんを作ってくれたお母さん、当たり前だと思っていた日常でしたが、家事をするようになり二人に支えられていたことを実感しました。
私はこれから(新郎の名前)さんと一緒に幸せな家庭を築いていきます。
お父さん、お母さんも健康に気をつけて、元気にすごしてください。
これからもどうぞよろしくお願いします。
両親だけではなくお世話になった家族に宛てたメッセージも入れる
書くことがなくて手紙が短くなってしまう方は、祖父母や兄弟姉妹などお世話になった方へのメッセージも入れるといいでしょう。
(例文)
おばあちゃん、幼い頃は寂しがりやの私の側にいてくれてありがとう。おばあちゃんと手をつないで公園へ行ったことを覚えています。
これからもずっと元気でいてね。
(例文)
お姉ちゃん、末っ子の私をいつもかわいがってくれて、苦しいときは励まし支えてくれてありがとう。
わたしもお姉ちゃん夫婦のように明るく幸せな家庭を築いていきたいです。今度、夫婦円満の秘訣を教えてね。
義理両親に宛てたメッセージを入れる
手紙が短くなってしまう場合は、義理両親に宛てたメッセージを入れるのもおすすめです。花嫁さんからの思わぬメッセージに義理両親も喜んでくれることでしょう。
(例文)
(新郎の名前)さんのお父さん、お母さん、私を家族の一員として温かく迎えてくれてありがとうございます。「私たちにも娘ができたね!」と喜んでくれたこと、とても嬉しかったです。
未熟者の私ですが、これからどうぞよろしくお願い致します。
子育て感謝状を読み上げる
子育て感謝状は短い言葉で端的に感謝の気持ちを伝えられるアイテムです。手紙を書くことも読むことも抵抗がある方にはおすすめです。
(例文)
感謝状
お父さん お母さんへ
27年間わたしを育ててくれてありがとう
これからは(新郎の名前)さんと二人で笑顔のたえない明るい家庭を築いていきます
これからも温かく見守ってください
本当にありがとう
2019年5月31日
(新婦の名前)
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「花嫁の手紙を読まない」という選択もある
披露宴で「花嫁の手紙」はおなじみの演出と思うかもしれませんが、「ぜったいに読まなければならない」というわけではありません。どうしても花嫁の手紙を読むことに抵抗がある場合は、演出方法を変えて「花嫁の手紙を読まない」ことを選択することも可能です。
結婚式は一生に一度のものです。後悔のないように新郎新婦が満足する一日にしましょう。
手紙は書くけど読まない
「花嫁の手紙は書くけど人前でわざわざ読みたくない」という方や、「どちらか一方の親にだけ手紙を書きたい」という方もいます。
書いた手紙を読みたくない場合は、記念品と一緒に贈呈するといいでしょう。
新郎に宛てた手紙を読む
「花嫁の手紙の演出をしたいけれど両親宛ての手紙が書けない」という方は、新郎宛てに手紙を書いてはいかがでしょうか。思いがけないサプライズ演出に、新郎も喜んでくれることでしょう。
両親への感謝の気持ちは、花束や記念品を贈呈することでも伝えることができます。
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別の演出をして場を盛り上げる
花嫁の手紙を読むシーンは感動的で、どうしても場がしんみりとしてしまいます。
楽しい雰囲気が好きな方は、別の演出をして場を盛り上げるのもおすすめですよ。
たとえば「特技を披露して両親へ自分が成長した姿を見てもらう」という演出。楽器演奏や歌などを披露し、「幼いころから続けさせてくれてありがとう」とメッセージを言えば、感謝の気持ちを伝えることもできます。
また花嫁の手紙の代わりに、サンクスムービーを上映するのもおすすめです。ゲスト全員ではなく、特定のゲストだけに向けたメッセージを流すのがエンドロールとの違いです。
まとめ
今回は家族との関係が微妙な場合の「花嫁の手紙」の文例をご紹介しました。
両親と仲が良くない花嫁さんにとって、花嫁の手紙を書いたり読んだりするのは複雑な気持ちにさせられることでしょう。
しかしせっかく来てくれたゲストには不仲を感じさせず、最後まで式を楽しんでもらいたいものです。今回ご紹介した方法を参考に、今まで育ててくれた両親へ感謝の気持ちを上手に伝えましょう。