少人数婚だからできる演出はこれ!なるほどアイデア5選
大勢の人に祝福されての結婚式も憧れるけど、アットホームな少人数婚も近年人気のスタイル。ゲストとの距離が近く、飾らない2人の姿を見てもらえると、年々需要が高まりつつあります。
アットホームさが魅力の少人数婚では、大人数婚ではおなじみの演出は白々しくなったり大げさすぎたりしてしまうかも。そこで取り入れたいのが、少人数婚だからこそできる演出!ゲストひとりひとりに寄り添い、誰しもの心に残る素敵なひとときを演出する5つのアイデアをピックアップしてみました。
似顔絵入りの席次表でお出迎え
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結婚式会場で受け取る席次表、これからどんな結婚式が始まるのかな?とワクワクしながら開いた経験のある方も多いのではないでしょうか。会場に入るゲストをお出迎えする、大切なアイテムですよね。
一般的な席次表はゲストひとりひとりの名前を表記しますが、少人数の結婚式は人数が少ないからこそ紙面にも余裕があります。そこでおすすめなのが、名前と一緒にゲストの似顔絵も一緒に描いておくという演出。プロにお願いして完成度を重視するのもよいですが、新郎新婦自身で似顔絵に挑戦してみてはいかがでしょうか。出来不出来は別として、あたたかみのある席次表になること間違いなしですよ。
絵心に自信のある方なら、あえて名前は書かずに似顔絵だけで勝負した席次表を用意してみても。「私の席はココかな?」「お父さん、似てる~!」と、席次表をめくった瞬間から楽しんでもらえそう。気心の知れたゲストとの少人数婚だからこそ、ちょっとした遊び心もみんなに喜んでもらえますよ。
ウェディングケーキをゲストみんなでデコレーション
披露宴序盤のシャッターチャンスといえば、ウェディングケーキの入刀シーン。人数が少ないとイマイチ盛り上がりにかけちゃうかな?そんな心配のあるプレ花さんは、ウェディングケーキのデコレーションをゲスト全員にお願いしてみてはいかがでしょうか。
お花やフルーツを飾ったり、生クリームをしぼってもらったり。チョコレートのデコレーションペンでちょっとしたメッセージを書いてもらうのもいいですね。作るうちに、両家のゲスト同士が自然な形で親睦を深められるかもしれません。結婚式というフォーマルな場所に慣れない小さな子どもたちにも、楽しんで参加してもらえる演出です。
みんなで完成させた世界にひとつのウェディングケーキは、ゲストにとっても特別なものとなるはず。思い入れが強くなるあまり、ケーキ入刀するのがもったいなくなってしまうかもしれませんね。カットしたあとは、新郎新婦からゲストひとりひとりにケーキを配るケーキサーブを行ってみても。
ゲストも一緒にプチお色直し
主役が席を外すお色直しの時間は、ちょっと退屈に感じるゲストが多いのも事実。少人数婚の場合はそもそもの人数が少ないため、なんとなく寂しい…という雰囲気がより際立ってしまいます。そんなお色直しの時間を少しでも楽しんでもらうために、全員にプチお色直しアイテムを配るのもおすすめの演出です。
例えば女性ゲストには、新婦のカラードレスと同じ色のヘアアクセや、ブーケと似たデザインのフラワーブローチを。男性ゲストには遊び心のある蝶ネクタイや、新郎とおそろいのポケットチーフを。ゲストの年齢層も考慮しながら、一緒にお色直しを楽しんでみてはいかがでしょうか。ドレスコードをそろえなくても、参加者全員で一体感を感じることができそうです。おそろいのアイテムで写真映えもよくなること間違いなし!
ゲストに合わせた引き出物を手渡し
引き出物の内容は、ゲストとの関係性や年齢を考慮しながらいくつかのパターンを用意するのが一般的です。親戚には食器のセットを、友人にはかわいらしいカップを、職場の同僚には万年筆を、など、いくつか定番のアイテムが決まっていますよね。もちろん、どれも悪くはありませんが、どこか無難な印象になるのも否めません。
そこで提案したいのが、ゲストの好みに合わせた引き出物を用意するということ。人数が少なく、お互いのことをよく知っている少人数婚だからこそ、「あの人にはこれを贈りたい!」というアイテムをピンポイントで用意することができます。お酒好きの兄弟に高級ワインを、カメラが趣味の友人にフォトフレームを、旅行好きの友人にトラベルポーチを、など、「私のこと考えて選んでくれたんだ!」と喜んでもらえるはず。また、せっかくの機会なので、引き出物を直接手渡ししてみましょう。「今日は来てくれてありがとう」「○○が好きだと思って選んだよ」など、声を掛けながら渡してみてください。
注意したいのは、できるだけ引き出物の価格帯をそろえること。いくら自分の趣味に合うものとはいえ、ほかのゲストの引き出物とあまりにも価格差があるようだとあまりいい気はしませんよね。予算内でひとつひとつ引き出物を選ぶのは大変ですが、相手との思い出をもう一度振り返るいい機会にもなりますよ。
新郎から両親宛てに手紙を読んでみても
結婚式のクライマックスといえば、新婦から両親に宛てて手紙を読むのが定番となっていますよね。一方で、新郎は披露宴の最後に参列者全員に向けて挨拶をするのが一般的。職場の上司や学校の恩師、たくさんの親戚など目上のゲストが多い結婚式では“新郎から両親への手紙”は少し不自然に思われてしまうかも。しかし、身内や親しい友人だけとの少人数婚なら、アットホームな雰囲気の中で“新郎から両親への手紙”を自然に演出に取り入れることができます。
参考:花嫁からの手紙/ブライズセット「ブライト」子育て感謝状・フォトアルバム
便箋にしたためるのもよいですが、どうせなら形に残るギフトとして手紙を送ってみるのもおすすめです。子育て感謝状、アルバムとも一体化した手紙なら、結婚式のあとも大事に飾ってもらえそうですね。
両親にこれまでの感謝を伝えたいという気持ちは新郎も同じです。想定外の演出に、新郎の両親も喜んでくれるのではないでしょうか。
心温まる演出でこれまでの感謝を伝えてみて♡
費用を安く抑えられたり、ゲストひとりひとりとゆっくり会話できたりと、メリットも多い少人数婚。派手さはないものの、ゲストの人数が少ないからこそ実現できる演出もあります。大切な人たちと過ごす時間はきっとかけがえのない思い出になるはず。少人数婚を予定しているプレ花さんは、心温まる演出でこれまでの感謝の気持ちを伝えてみてくださいね。
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