基本情報を知ろう!【保存版】ウェルカムボードのアレコレ
結婚式をするにあたって、準備しなければならないものはたくさん!ウェルカムボードもそのうちの一つです。結婚式にゲストとしてお呼ばれした経験があれば、よく目にしているはずのウェルカムボード。しかし、自分たちが準備するとなると、「どんなデザインを選べばいいの?」、「予算は?」、「どうやって用意すればいい?」などと疑問に思う人もいるでしょう。そこで今回は、知っておきたいウェルカムボードのアレコレについてまとめてお届けします。これから準備を始めるプレ花嫁さんは必見です。
ウェルカムボードは何故必要?どんな役割があるの?
なぜ結婚式でウェルカムボードが必須アイテムとされているのでしょうか。まずは、ウェルカムボードの役割について確認してみましょう。
そもそもウェルカムボードって何?
ウェルカムボードとは、会場の入り口や受付台の上などゲストをお迎えする場所に飾るボードのこと。ボードに記載されている内容は、挙式の日付とふたりの名前を入れているものが一般的ですが、ゲストへ向けたメッセージを入れているものやイラストのみで表したものなどさまざまなものがあります。
ウェルカムボードが持つ役割とは
ウェルカムボードが持つ役割はいくつか存在します。
まず一つ目は、ゲストが迷わないように会場場所を示す案内板としての役割です。式場によっては、同じ日に挙式や披露宴が行われることもしばしば。参加する会場がどこにあるのか迷ってしまうゲストもいるかもしれません。そんなときにウェルカムボードがあれば、ゲストも迷わずに済み、安心することができますね。
そしてウェルカムボードが持つもう一つの役割は、ゲストをおもてなしするというもの。2人らしいさまざまな思考をこらして用意されたウェルカムボードを楽しみにしているゲストも少なくありません。挙式や披露宴会場案内までの待ち時間に見て楽しんでもらう、感謝のメッセージを伝えるといった役割も果たしてくれます。
また、ウェルカムボードは結婚式の当日だけ使えるものというものでもありません。挙式後も結婚式の記念品として自宅に飾ったり、保管したりするカップルも大勢います。大切な1日を思い出せるアイテムの一つとなってくれることでしょう。
どんな種類のウェルカムボードがある?
ウェルカムボードと言っても、種類はさまざま。スタンダードなボードタイプはもちろん、それ以外のデザインのものもたくさんあります。どんな種類があるのか、ここでその一部をご紹介しましょう。
フォトを飾れるウェルカムボード
2人の写真をメインに作ったウェルカムボードは、1枚の写真をそのままボードにしたものや、フレームに複数枚の写真を並べて飾るもの、タペストリー型のものなど、タイプはさまざま。写真も2人の思い出の1枚を選んだり、前撮り写真を選んだりとカップルによって異なります。普段ゲストたちが見ている2人とは違う一面を見てもらうことができるでしょう。
ゲスト参加型のウェルカムボード
参考:[寄せ書きメッセージボード]「SUN(サン)70名迄対応」A2サイズ/黒板調
ゲストの方にメッセージを書き込んでもらったり、指印をもらったりして、その場で仕上げていくタイプのウェルカムボードは、世界に一つしか存在しない大切なアイテムとなること間違いなし。ゲストも巻き込むことで、待ち時間も楽しんでもらうことができそうです。また、準備に手間がかからないのもゲスト参加型ウェルカムボードの魅力のポイント。「ゲストにも楽しんでもらいたい」、「思い出に残せるものがいい」そんな想いを持ったカップルにおすすめのウェルカムボードです。
プチギフト兼用タイプのウェルカムボード
参考:スモールガーデン(ポップコーン)48個セット/プチギフト
披露宴前にはウェルカムオブジェとして、披露宴後には一つずつゲストにプレゼントしてプチギフトとしても使える、2WAY仕様のウェルカムボード。イーゼルを使って飾るベーシックなタイプとは異なるため、ゲストたちの注目を引くことができそうです。また、プチギフトを別で用意せずに済むため、手間やコストカットできる点もメリットでしょう。
座席表ボード兼用タイプのウェルカムボード
近頃人気が出てきているのが、席次ボードとも呼ばれているウェルカムボード。これは、テーブル席ごとにゲストたちの名前がそれぞれ記載されているボードのことで、ゲストがどこの座席の場所なのかを知らせてくれるものです。これなら、自分の席がどこにあるのかも一目瞭然。ゲストへのおもてなし精神がたっぷり詰まったウェルカムボードと言えるでしょう。
価格はどのぐらい?
ウェルカムボードを用意するにあたって、費用面も気になるところ。ウェルカムボードの費用は高いものでは数万円するものもありますが、手作りするとなるとコストは削ることができるため、数千円で済んだというカップルも少なくありません。そのため、ウェルカムボードにかかる費用は、種類やデザインによってもかなり大きく差があると言えるでしょう。
では、ウェルカムボードの種類に分けてざっくりと相場を見てみましょう。
手作りのウェルカムボード
金額の相場:1,000円~10,000円程度
製作目安:1週間~3週間程度
フラワータイプのウェルカムボード
金額の相場:10,000~40,000円程度
製作目安:1週間~3週間程度
フォトタイプのウェルカムボード
金額の相場:10,000円~30,000円程度
製作目安:1週間~1カ月程度
プチギフトのウェルカムボード
金額の相場:10,000円~20,000円程度
製作目安:1週間~2週間程度
ウェルカムボードを準備するのに必要な費用は、だいたいこのような相場になっています。ウェルカムボードはもちろんデザインも重要なポイント。しかし、結婚式準備ではさまざまなものに費用がかかってしまうことから、費用面も重視しながら選ぶことが大切となるでしょう。
注文する場合はどこに依頼すればいい?
まずウェルカムボードを用意する際に決めなければいけないのは、手作りするのか業者に依頼するのかという点。そこで業者に依頼するとなった場合には、次にどこに作成を依頼するのかを決めなければいけません。ウェルカムボードを依頼する先を選ぶにあたって、お気に入りのデザインがあるのか、金額は予算内に収まっているのかももちろん重要なこと。しかし、もう一つ大切なのが、製作期間がどれぐらいかかるのかという点です。
「手作りするつもりでいたが、時間がなくなってしまった」、「気づいたら式の日にちが近づいていた」などといったエピソードもよく耳にするもの。そんなときには即日出荷してくれるところや、直接式場に納品対応してくれる業者などに依頼することも可能です。日にちに余裕を持って準備するに越したことはありませんが、そんなときにも対応してくれる業者をリサーチしておくと安心でしょう。
また、ネットでは口コミや評判をチェックできる場合もあります。信頼できる業者か、対応はしっかりしてくれるのかなどもチェックしたうえで選ぶと安心ですね。
2人の想いがこもったウェルカムボードを用意しよう!
参列してくれたゲストたちを最初に出迎えるウェルカムボードは、結婚式の顔とも言える重要なアイテムです。デザインももちろん大切ですが、それよりももっと大切なのは2人の想いが込められているかどうか。「ゲストにとって心に残る1日となってほしい」、「ゲストにも楽しんでもらいたい」など、カップルによって想いもさまざまでしょう。そんな想いが形となったウェルカムボードを用意できるとよいですね。