その後どうするか考えてる?あとから困る?ウェディングアイテム
結婚式の準備では、当日にゲストをおもてなしするためや会場を装飾するためにいろんなウェディングアイテムを用意しますよね。すべては“結婚式を思い出に残る日にするため”という気持ちで準備するものですが、物によっては「準備の段階で先のことも考えておけばよかった…」とちょっぴり後悔してしまうようなウェディングアイテムも。今回は卒花さんの体験談を交えながら、ウェディングアイテムに関する情報をご紹介します。
結婚式で使ったウェディングアイテム、みんなどうしてる?
結婚式で使うウェディングアイテムとは、挙式や披露宴で使う小物、小道具のことです。まずはどんなウェディングアイテムがあるのか、例を挙げて見ていきましょう。
ゲストのためのウェディングアイテム
ゲストに結婚式のことを知らせる招待状をはじめ、席札や席次表、席札、芳名帳などのペーパーアイテム。結婚式関連のペーパーアイテムを、予備や記念にと多めに用意する新郎新婦もいます。
また、ウェルカムグッズもゲストのためのウェディングアイテムのひとつ。代表的なものではウェルカムボードがありますが、新郎新婦にまつわるグッズを使ったウェルカムアイテムや、ウェルカムベアのようなぬいぐるみを会場に飾る場合も。
新郎新婦のためのウェディングアイテム
ブーケやリングピローなど新郎新婦が結婚式で使うものもウェディングアイテムのひとつです。ブーケやブートニアに生花を使う場合をのぞくと、リングピローは必ず結婚式のあとも残るウェディングアイテム。最近では、結婚式で手作りのリングピローを使う場合も多くなっています。
演出のためのウェディングアイテム
ガーランドやフラワーシャワーなど、会場の演出を目的とするウェディングアイテム。記念撮影に使うフォトプロップスも演出アイテムです。会場側が用意したものはレンタル品になりますが、新郎新婦が自分たちで用意して持ち込んだものは、結婚式のあとに持って帰ることになります。
卒花さんに聞いてみた!ウェディングアイテムはその後どうしてる?
ウェディングアイテムはどれも結婚式の思い出がつまっているので、大切に保存しています。ただ、今住んでいるところは収納スペースが少なく、ウェディングアイテムがかなり幅を取っているように感じます(20代女性)
招待状や席次表など、会場側に手配してもらったものは結婚式が終わってから処分しました。家族や友人がプレゼントしてくれた手作りのウェディングアイテムは、記念なので捨てずに保管していますよ(30代女性)
何か思い出に残せればと思い、かさばりにくいペーパーアイテムを保管しています。結婚式当日に使ったガーランド、少し立体的なつくりだけど一応…と保管しておいたものを久しぶりに見てみたら、つぶれてました(笑)(30代女性)
卒花さんたちは、保管するか処分するかの方法を取っているようです。どれも結婚式の思い出がつまっていて捨てるのはもったいない…そう思う人もきっと多いでしょう。すべてを保管しておくことはできなくても、ウェディングアイテムの数を絞って保管しておくという意見も多くありました。
あとから困るウェディングアイテムとは
卒花さんの意見の中でも、特に“あとから困った”とされるウェディングアイテムがあります。アイテム例とその理由を見てみましょう。
色あてゲーム用トルソー
披露宴のお色直しで新婦がどんなカラードレスを着るのが、その色をあてるゲーム用のトルソー。お色直しシーンで会場を盛り上げるために使うウェディングアイテムです。
裁縫に自信があったので、ミニトルソーに手作りのミニドレスを着せて準備しました。ゲストが遠くからでも見えるように少し大きめのつくりに、立体的なシルエットやデザインにこだわったせいで、結婚式のあとも捨てる気になれず…しかもサイズ感が微妙すぎて、リカちゃん人形には大きすぎる、メルちゃんには小さすぎる、という使い道のない展開に(笑)(30代女性)
ほかにも、「3色くらいでよかったはずなのに、なぜか6色も作ってしまった」と選択肢を増やしすぎてあとから困ったという卒花さんの意見も。色あてゲームには幅を取らない平面の紙で作ったミニドレスを使う、自分や友人の子どものためにおもちゃの人形に使えるサイズにしておく、などの工夫が必要です。
大きすぎるウェルカムボード
ウェルカムグッズの中でも多くの新郎新婦が結婚式に使うウェルカムボード。サイズ感が注目ポイントのようです。
ウェルカムボード以外のウェルカムグッズを用意する予定がなく、“スペースがあまったら困る”ということで大きめサイズを選びました。結婚式当日も、ゲストに“すごく大きいウェルカムボードだね!華やかで素敵!”と褒められたくらい。しかし、いざ結婚式を終えるとその大きさが裏目に…新居の玄関に飾ろうにも大きさ的に無理だし、どこに飾っても存在感がすごい(20代女性)
結婚式のあとにウェルカムボードを家に飾る新郎新婦は多いと思いますが、サイズが大きすぎるのも考えもの。結婚式の会場と家では規模が違うので、飾ったときの印象も違います。ほかにも、「ウェルカムボードを飾ろうと思ったら和風の新居に合わなかった」とデザイン面で困ったという卒花さんの意見もありました。ウェルカムボードを結婚式のあとも飾っておきたいなら、サイズやデザイン選びに注目したほうがよさそうですね。
結婚式のあとも困らない!おすすめのウェディングアイテム
結婚式のあとも困らないウェディングアイテムは、インテリアグッズとして飾れるものや、少し手を加えれば実用品になるものなどです。ここではおすすめアイテムの例をご紹介します。
花の代わりに飾れる華やかデザインのウェルカムボード
「玄関に花を飾りたいけど、生花だと枯れやすい…」そんな人でも安心!色鮮やかな美しさを保つアーティフィシャルフラワーが使われたウェルカムボードなら、これひとつでぱっと雰囲気が華やぎます。花の代わりになるものを、と考えている人におすすめのウェディングアイテムですよ!
記念に飾っておける!結婚証明書
結婚証明書といえばブックタイプのイメージが強いかもしれませんが、ガラスプレートタイプのものもあります。こんなにおしゃれなデザインの結婚証明書なら、インテリアグッズとして飾りたくなること間違いナシ!サイズも大きすぎず、収納するときもかさばりにくいおすすめのウェディングアイテムです。
ひと手間プラスで変身させられる!フラワーシャワー
フラワーシャワーで使った花びらは、香りのスプレーを吹きかけてオーガンジーの小袋に入れればポプリに変身♡クローゼットに吊るしたり、衣類ケースにいれたり、実用品として使えます。ほかにも、ガラスのボトルに入れて飾れるアイテムに変身させるのもおすすめ!
準備の段階で“あとからどうするか”を考えておこう
結婚式の準備をはじめる段階で、「結婚式が終わったらどうする?」と考えておくことが大切。準備の段階でのちょっとした工夫が、ウェディングアイテムを思い出の品として残すことにつながります。今回ご紹介した卒花さんの意見も参考にしながら、結婚式で使うウェディングアイテムをじっくり選んでくださいね。