全然協力してくれない!彼を上手に準備させる術とは?
2人でつくる結婚式なのに、気がつくとがんばっているのは自分だけ…なんてモヤモヤしているプレ花さんはいませんか?仕事が忙しいから、自分にはよくわからないからと丸投げする彼にイライラしてしまい、結婚式前なのに険悪な雰囲気になってしまったという話も少なくありません。
せっかくの結婚式準備、彼にももっと協力してもらうにはどうしたらいいの?今回はそんなお悩みを解決するコツをご紹介します!
まずはTo Do リストを作成してやることを可視化!
男性側の意見で多いのが、「手伝いたいけど何をすればいいかわからない」というもの。やるべきことはいっぱいあるとわかっているものの、何から始めたらいいのか分からずに手をつけられないでいるのかもしれませんね。また、一般的に女性の方が結婚式へのこだわりが強いことから、「好きなようにしていいよ」という厚意のつもりであえて準備を任せているケースも多いよう。そんな彼にももっと協力してもらうために、まずはTo Do リストを作ってみましょう。
より動いてもらいやすくするには、To Doリストに記録する内容は具体的に。準備すること、その優先順位、期日、役割分担まで記しておくと、彼の中で責任感も生まれるはずです。「確認しながらじゃないと準備を進められないから…」という言い訳を聞くこともなくなりそうですね。また、進捗状況をお互いに確認できるので、「もうできてると思ってたのに、まだやってないの?!」なんて言い合いも事前に防げるかもしれません。
結婚式準備用To Do リストのアプリなども配信されていますが、彼のモチベーションを維持させるには紙に書いて貼っておくというアナログな方法が有効な場合も。状況に応じて、さまざまなデバイスを使い分けてみましょう。
得意なことをお願いする
かわいらしいウェルカムボードのDIYや、会場の装花デザインなどについて、あまり興味を持たない男性が多いことも事実。はじめから彼にとってハードルの高いことを任せてしまうと、結婚式準備そのものに対して苦手意識が芽生えてしまいかねません。気持ちよく作業してもらうためには、まずは彼の得意分野に関係することをお願いした方がベター。負担の少ないものから始めて、「自分にも結婚式準備はできる!」と自信をつけてもらいましょう。
例えばパソコンが得意だという彼には、招待客の出欠リストを作成してもらったり、全体の見積もりの詳細をまとめてもらったりということを頼むことができそう。映像ソフトも使いこなせるのであれば、プロフィールムービーの作成も相談できるかもしれません。几帳面な彼には招待状の封入作業を、音楽が趣味という彼にはBGMの選曲をといったように任せてみてはいかがでしょうか。やる気をそがないためには、任せたことについて途中で口をはさむのは厳禁です。
また、結婚式準備中の女性は特に、理想を追い求めるあまり冷静な判断ができなくなりがち。あれもこれもとアイテムや演出を盛り込んでいくうちに、結婚式にかかる費用がどんどん膨らんでしまうこともありますよね。そんなときこそ、彼の出番。必要以上に出費がかさむことのないよう、ストッパーとしての役割を任せちゃうんです。式場でかかる費用の見積もり、通販サイトで用意するものの見積もりなどを確認してまとめてもらい、見直した方がいいと思うところを指摘してもらいましょう。
ほめられて悪い気がする男性はいない!
大好きな彼女にほめられて、うれしくない男性はいないはず。彼が準備してくれた物事に対してちょっとおおげさなくらいほめてみるのもいいかもしれません。「作ってくれた招待客のリスト、すごく見やすい!」「この引き出物のチョイス、センスいいね」「あなたに任せてよかった!」そんな言葉をかけられたら、彼ももっとやる気になってくれるのではないでしょうか。ついでに、「任せてたのすごくよかったから…こっちもお願い!」と、ほかの仕事を上手に振っちゃいましょう。
また、間接的にほめられることってなんだかテンションがあがりますよね。「協力的な旦那さんだね、って友だちにうらやましがられちゃった♪」と、周囲の評価をそれとなく伝えてみるのも効果的。友だちの間でも自分のことをほめてくれてるんだ、と彼もまんざらでもないはずです。
もしかしたら、お願いしていたものが「イメージとちょっと違うかも…」なんてシーンも出てくるかもしれません。そんなときは、男性のプライドを傷つけないような言葉の選び方をするよう気をつけて。「ここをこんな風にしたらもっと素敵になりそう!」といったように、今の出来を否定することなく具体的な要望を伝えてみてください。
彼ママへの相談も有効かも?!
どうしても彼が動いてくれないというときは、彼ママに相談してみるという奥の手も。単なる愚痴になってしまうと彼ママもいい気はしないので、あくまでも相談という形をくずさないことが前提です。「○○さんは忙しいみたいで話が進められず…新郎側のご親戚の引き出物は○○でよいでしょうか?」「お料理はこんなのを考えているのですがどうでしょう?○○さんは好きなようにしたらいい、としか言ってくれなくて…」こんな切り口なら、彼の協力が得られず困っていることをさりげなく伝えられそう。「花嫁さんひとりに任せきりにしないで、あなたもちゃんと協力しなさい!」と説得してもらえるかもしれません。また、こちらから相談することで、彼ママとの仲を深められるというメリットもありますよ。
彼ママとの関係性によっては、「彼が準備を手伝ってくれない!」と思い切って泣きついてみるのもアリ。母親からきつくお灸を据えられれば、彼も心を入れ替えて協力してくれるようになるかもしれませんよ。
協力して乗り越え2人の絆はより強いものに
彼の中ではもしかしたら、“彼女のための”結婚式だという意識があるのかも。それってちょっぴり寂しいですよね。積極的に準備に関わってもらうことで、ほかならぬ“自分たちの”結婚式であるという当事者意識を強くしてもらえるかもしれません。
時にはぶつかることも大切ですが、協力して乗り越えることができたら2人の絆はより強いものになるはず。彼を上手に転がして、できるだけストレスなく結婚式準備を進めていきましょう。