さりげなく伝えよう。新郎さんに上手に結婚準備へ参加してもらう方法

2019-09-15

結婚式では、挙式日当日までに準備しなければならないことがとにかくたくさん。そんな中でよく耳にするのが、「彼が全然準備を手伝ってくれない！」といった花嫁さんの悩みです。一生に一度しかない結婚式。できれば喧嘩せず、彼と二人三脚で準備したいと考えている花嫁がほとんどのことでしょう。けれど、「手伝ってほしい」という気持ちも伝え方によっては、彼のイライラスイッチを押してしまったりやる気を損なってしまったりするケースも。彼に気持ちよく結婚式準備を手伝ってもらうには一体どうすればいいのでしょうか。非協力的な彼に頭を悩ませている女性は必見です。

先輩花嫁にエピソードを聞いてみた

結婚式を挙げるにあたって準備しなければならないことや、決めなければならないことは多岐にわたることから、意見が一致せず衝突してしまうカップルも多いもの。喧嘩の詳細はカップルによってさまざまですが、その中でも「新郎側が結婚式準備に非協力的なこと」が理由で、花嫁がイライラしてしまい喧嘩勃発という例も珍しくありません。では、実際に非協力的な彼に頭を悩ませた経験を持つ先輩花嫁にエピソードを聞いてみました。

「式まであと数カ月というところまで迫ってきているのに、お願いしていたリストアップを一向にやろうとしてくれず…。リストアップをしてくれないと席順の詳細も決められないし、席札などのペーパーアイテムの用意にも取り掛かれない。予定通りに準備が進められず、かなりイライラしてしまいました」（20代／女性）

「彼に『どれがいい？』と聞いても、いつも返ってくるのは『なんでもいいよ』という言葉ばかり。私たち2人の結婚式なのに、まるで他人ごとのように感じてしまい、楽しみにしていたはずの結婚式がだんだん億劫に。このことがきっかけで私はマリッジブルーになってしまい、『本当に彼と幸せになれるのかな』とかマイナスなことばかり当時考えていました」（30代／女性）

「もともと貯金の少なかった彼。当初より『結婚式を挙げるのはいいけれど、できるだけ節約できるところはしたい』と言っていたため、ペーパーアイテムなどは式場に頼まずに用意できるものは、自分たちで用意することに。それなのに、彼は仕事が忙しいことを理由に手作りアイテムは結局私が用意することに。私だって仕事している身なのに、役割分担の割合がおかしいと、ずっとモヤモヤ。自分でできないのならお金出してでも式場に頼めばよかった…と後で後悔しました」（20代／女性）

結婚式準備にあたって、彼の態度や考えにイライラしてしまったエピソードは多くの女性が抱えているようですね。

結婚式準備を手伝わない彼。それはなぜ？

では、なぜ新郎は手伝ってくれないのでしょうか。その背景にはこんな理由が隠れている場合もあるかもしれません。

結婚式は女性が主役と考えているから

結婚式の主役は新婦と新郎の2人ですが、「そうは言ってもやっぱりメインは花嫁」という考えが根底にある新郎も少なくありません。結婚式準備にあたって、ペーパーアイテムやBGM、花などどんなものにするのか決めなければいけません。これらは、結婚式の雰囲気を決定づける要素のひとつでもあることから、「花嫁がイメージしているものや好みのものでいい」というのが彼の正直な本音。そのため、自分が下手に口を出さないでおこうと考えている場合もあるでしょう。また、彼女のイメージしているものが分からないため、何をどう手伝えばいいのか分からないでいるケースもあるかもしれません。

そもそも知識がないため判断できない

「もっとちゃんと考えて！」と、親身になって考えてくれない彼にイライラしている花嫁も多いのでは？でももしかすると、きちんとした知識がないから判断できずにいる可能性も。何のためにこれが必要なのか、みんなはどうしているのか、などといった点がそもそも理解できていないため、こだわりやこれがいいという気持ちがわいてこないのかもしれません。

彼女にせかされてやる気がなくなってしまった

小さい頃勉強しようと思っていた矢先に、母親から「いい加減勉強しなさい！」と言われてしまい、やる気を損ねてしまった。そんな経験を持つ人も多いのでは？まさに、彼もいまその状況なのかもしれません。男性は、同時に2つのことをするのが苦手な生き物と言われています。ちゃんと時間を取ろうという気持ちはあるものの、仕事が忙しくて時間が割けない。そんなときに、あなたからせかされてしまってはどうでしょうか。逆効果になってしまうこともあるでしょう。

彼に気持ちよく結婚式準備を手伝ってもらうためのポイント

2人の仲をギスギスさせずに結婚式準備を乗り切るためには、彼を上手くコントロールすることが大切！彼に気持ちよく結婚式準備に参加してもらうポイントをいくつかご紹介しましょう。

できないフリをしてみよう

彼に手伝ってもらいたいときは、敢えて一人ではできないようなフリをしてみるのも方法のひとつ。誰だって人に頼られるのはうれしいもの。「これやってよ」と単刀直入に言うのではなく、「私コレ苦手なんだけど、〇〇はできる？」と言い方を少し変えるだけで、彼のやる気を引き出せるかもしれません。そして彼がしてくれたことに対してオーバー気味に「ありがとう」と感謝の気持ちも伝えるようにしましょう。やってくれて当たり前というススタンスは、彼の前では厳禁！彼のやる気をうまくコントロールしてみてくださいね。

プランナーからの連絡は「2人」にしてもらう

プランナーからの連絡を、あなたのみに入るようにしていませんか？新婦経由で聞くのと、プランナーから直接聞くのかでは、新郎さん側の責任感に大きな違いが出ます。そのため、担当のプランナーさんには、何か連絡がある場合2人それぞれに連絡がいくようにお願いしておくとよいでしょう。そうすることによって、当事者意識が芽生え、自発的に手伝ってくれるようになるかもしれません。

彼のToDoリストを作成する

彼と準備を進めたいのであれば、早い段階で彼に行って欲しいことをリストアップしたToDoリストを作成しましょう。彼が、自分が何をすべきか一目でチェックできるため、何を手伝えばいいのか分からないといった事態を回避できます。

通販ショップを利用する際は彼の名前で注文してもらう

通販ショップには、結婚式準備をするにあたって役立つアイテムがたくさん。式場に依頼するよりも費用を抑えられるケースも多いことから、利用するカップルも多いです。その中でも、新婦の好みを優先して新婦側が選んで注文するといったケースが大半のようですが、ここは彼の趣味やセンスで選んでもらうのも方法のひとつ。「席札は〇〇の好きな物選んでいいよ！注文もお願いしていいかな？」というように、彼に投げてしまいましょう。デザイン選びから注文まで彼自身が行うことで、当事者意識を持つきっかけづくりができるかもしれません。また、通販ショップはデザインや商品も豊富なことから、結婚式に対してのイメージがしやすくなることも。

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彼が結婚式準備を手伝ってくれないと嘆く花嫁さんは少なくありませんが、あなたがうまくコントロールすることで彼のやる気スイッチをオンにすることができるかもしれません。彼のやる気を引き出すことができれば、あなたの負担が減るだけでなく、2人の親密度アップにもつながりそうですね。ぜひ、彼と協力して素敵な結婚式を叶えてくださいね。