ゲスト200名!大人数婚の悩みと解決Q&A

最近は少規模の結婚式を行うカップルも増えているといわれますが、なかには親戚付き合いや仕事の関係などで、ゲストが大人数になるケースもあるでしょう。結婚式はただですら、不安がつきものですが、ゲストが総勢200人近くともなれば、大人数婚ならではのお悩みもさらにあるはず。そこで今回は、大規模な結婚式を挙げる場合のお悩みとその解決策について、Q&A形式でご紹介していきます。

 

お悩み1「大人数に対応する式場が少ない」

大人数の結婚式でまずぶつかるのが、式場探しの問題です。

Q1.総勢200名近くの結婚式に対応してくれる式場がなかなか見つかりません。かといってゲストを削ることもできないし…どうすればよいでしょうか?

A. 200名以上に対応する式場もありますが、決して件数は多くはないといえるでしょう。そのため希望の地域に数対応の結婚式場があったら、なるべく早めに予約しておくことがポイントです。

ちなみに式場の収容人数は、「着席時2〜200名」といった記載方法をよく目にしますが、マックスで200名ということは、全員が着席するとかなり狭く感じる可能性も。そのため、できれば予定している人数より多めの人数を収容できる会場を選ぶといいでしょう。また式場の下見では、実際にテーブルを置いた場合を想定して、会場の広さが十分かをきちんと確認することも大切です。

ちなみに、大人数に対応する式場が近隣で見つからないときは、結婚式自体を2部制にするという方法も。たとえば、一部を家族や親族などのみで行い、二部に仕事関係者や友人などを招待するのです。挙式を行ったうえで披露宴も二部制となると、時間が長くなってしまいますが、二部を結婚式の二次会と兼ねれば、新郎新婦の負担をかえって減らすこともできますよ。

 

お悩み2「テーブル数が多くかわいい席次表がない」

続いて、いざ結婚式の準備を進めていくなかで発生するのが、席次表にまつわるお悩み。

Q2.かわいい席次表を作りたいんだけど、ゲストの人数とテーブル数が多すぎて市販のおしゃれな席次表では対応できません。自分で頑張って大きいサイズのものを手作りするか、あきらめて無難な席次表を式場で頼むしかないでしょうか?

A.いざ結婚式の準備を進めていて発生するのが、席次表の問題です。人数やテーブル数が増えると、そのぶん使う用紙のサイズも大きくなり、式場によってはかわいいデザインのものでは対応できないことも。

なかには、「かわいいのがないから自分で作ろう」と考える人もいるでしょう。けれど、ゲスト数が増えるほど席次表の製作は大変になるうえ、家庭用のプリンターでは用紙サイズに対応できないケースも少なくありません。そこでおすすめなのが次の方法です。

 

席次表を配るのではなく大きなボードを用意する

大人数の結婚式では、大きな席次表を人数分用意するのも大変。そこで席次表の代わりに、海外の結婚式でよく見かける「シーティングチャート」を用意する方法があります。シーティングチャートとは大きなボードタイプの席次表のようなもの。全員に席次表を用意するのではなく、受付や入り口付近などにシーティングチャートを置いておき、ゲストに各自で席を確認してもらうのです。シーティングチャートなら見た目がおしゃれなだけでなく、オーダーすれば100名以上の大人数に対応してくれる業者もあります。特にゲストに若い人が多い場合などは、無理に席次表は用意せず、シーティングチャートを利用してみてもいいでしょう。

シーティング・席次ボード「wood」参考:シーティング・席次ボード「wood」

シーティングチャート・席次ボード「wood」
created by Rinker

 

ウェディングアイテムの専門店に依頼する

人数が多くても、ゲストのことを考えるとやっぱり席次表は用意しておきたいという人ももちろんいるでしょう。特に年配のゲストが多い場合などは、シーティングチャートだけでは心配なことも。そのようなときは、大人数の席次表にも対応してくれるショップに依頼するのがおすすめです。ペーパーアイテムを専門に取り扱うお店なら、大きいサイズの席次表にも対応してくれるところがあります。

たとえばウェディングアイテムの専門店「ファルベ」では、オーダーすれば、大人数でも安心なロングサイズの席次表を作ることも可能。通常サイズの席次表では大きさが足りない、でもデザインにもこだわりたい!というときは、見積もりを依頼してみるといいかもしれません。

グラフィック席次表参考:【完全お任せ】グラフィック席次表・海外風デザインシリーズ

 

お悩み3「ゲスト全員と話す時間があるか心配」

最後に、結婚式当日のことを想定したときに出てくるのが、おもてなしや時間の使い方に関する不安です。

Q3.ゲストをたくさん呼ぶ場合、みんなと話をする時間が取れるかが心配です。何か対策はあるのでしょうか。

A.大人数とはいえ、ゲストひとりひとりは、つながりの深い大切な人たちばかり。さすがに全員とゆっくりとまではいかなくても、せっかく来てくれているのだからきちんと挨拶して、久々の人なら少しは話もしたいですよね。そこでゲストが多い挙式では、次の点に気をつけてみてください。

 

お色直しの回数を減らす

結婚式でゲストと過ごす時間を確保したいなら、まずはお色直しの回数を少なくするのが確実。結婚式では、「和装もしたいけどカラードレスも着たい!」と考える人も多いでしょう。一生の想い出として悔いのないようにしたいなら、もちろん着たい衣装を全部着るのもアリ。けれどそれよりもゲストと一緒に過ごすことを重視するなら、着たい衣装は前撮りで着るなどして、お色直しの回数はなるべく少なくするのが得策です。

 

時間のかかる余興は避ける

結婚式の余興も、できたら時間のかかるものは避けたいところ。余興を短くしたぶん、ゲストと話す時間を確保することができます。たとえばテーブルラウンド系の余興は、時間がかかりがちなので避けたほうがいい場合も。特にキャンドルサービスは、暗くて話もしづらいので、より多くのゲストと話をしたい人には不向きかもしれません。

ちなみにゲストが多いと、お見送りも長くなりがち。全員にプチギフトを手渡して、ついでに少し話をして…となるとかなりの時間をとってしまいます。たとえば1人あたりにかける時間は20秒でも、それが200名ともなれば、最後の人は1時間以上も待つ計算に。大人数の結婚式では、お見送りは話をする場ではないと考えて、できる限り時間をかけないようにしたほうがいいでしょう。

 

大人数でもゲストみんなに満足してもらえる1日を

ゲストの人数が増えるほど結婚式の準備も何かと大変になりますが、より多くの知り合いに祝ってもらえるのはとても素敵なこと。大人数にも対応してくれる式場やウェディングアイテムのお店などを利用して、悔いが残らないよう、結婚式の準備を上手に進めてみてくださいね。自分たちはもちろん、ゲストみんなにも満足してもらえるような、想い出深い1日になりますように。

 

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