こんな結婚式はいやだ!ウソでしょっと驚いたエピソード座談会
ふたりにとって、一生の想い出の場となる結婚式。どこで挙げようか、どんな演出をしようか…準備の段階からワクワクしますよね。ただしせっかくの結婚式も、一歩間違えるとゲストに「ウソでしょ!」とドン引きされてしまう可能性も。
そこで今回は、アヤカさん(35歳)、ケイコさん(38歳)、ユキさん(33歳)の3名に「こんな結婚式はいやだ!」と思ったエピソードについて話していただきました。これまで自分自身はもちろん、親族から友人までさまざまな人の結婚式に出席してきたという卒花の3人。招待する側とされる側、両方の立場に立ったことがあるからこそのリアルな意見を、さっそく見てみましょう。
お色直しが多い
この前出席して微妙だなと思ったのが、お色直しがやたら多い結婚式。そういう地域性なのかもしれないけど、披露宴中だけで3回もお色直しをしていて、中座タイムがやたら長いの!呼ばれた側としては『お色直しはせめて2回で良いのでは?』と思っちゃった
せっかくの機会だしいろいろ着たい気持ちはわかるけど、ゲストからしてみると『お金のかけどころそこなの?』ってちょっと感じるよね。中座が多いと新郎新婦とゆっくり話もできないし
ひと昔前まではお色直し3回くらいは当たり前だったのかもしれないけど、今はお色直しはしないカップルも少なくないしね
そうそう。前撮りを利用するとか、もっと工夫してもいいと思う
料理がショボすぎる
私がいちばんガッカリしたのは、従妹の結婚式かな。料理があまりにもショボかった!ゴージャスな結婚式場での挙式だったから料理も楽しみにしてたんだけど、いざ出席してみるとかなり期待はずれ。メインのお肉はほんの気持ち程度のサイズだし、ほかのメニューもたいしたものがないというか…。あとで母親伝えに聞いた話では、従妹がどうしてもその式場で挙げたかったらしく、でも全体的に費用がかかるから、料理はいちばん安いコースにしたんだって
呼ばれる側としては、結婚式は料理ってかなり大きな楽しみのひとつだよね。そこをケチられちゃうと確かにいやかも
やっぱりそうだよね。式場が豪華だっただけに、料理がイマイチなのが余計に際立ってしまったというか。せっかく高いお祝儀を払ったのに、あれはちょっと納得いかなかったなぁ
結婚式って新郎新婦は料理を食べるヒマがほとんどないけど、ゲストは余興を見る以外は料理を食べるのがメインと言ってもいいもんね。うちも、料理はしっかり試食して納得のいくコースを選んだよ
それが正解!
お車代が出ない
私がびっくりしたのは、とある友人の結婚式でお車代が出なかったこと。友人が『遠方だけどぜひ来てほしい』って言うから、飛行機を乗り継いでお祝いに駆け付けたんだけど、なんとお車代が一銭も出なかったの!まわりにそれとなく確認したところ、同じく遠方からの出席だったのに、お車代が出なかったという友人が何人かいたから、どうやら私だけではなかったみたい。別にお車代を期待してるわけじゃないけど、ちょっといい気はしなかったな
たまに『お車代はお互い様ということで』って形でカットすることもあるけど、別にそういう申し合わせもしてないってことだよね?
もちろん!だって私、自分の結婚式のときはその子にお車代渡したし。だから余計にモヤっとしちゃった
料理もだけど、お車代をケチるのもゲストにとっては印象悪いよね
ウェルカムボードがチープすぎる
ケチるといえば、ウェルカムボードがあまりにチープすぎて残念だったことがあったなぁ。結婚式の経費削減のためか、100均で売ってるような小さめのコルクボードに、造花で文字を作ってたんだけど…手作り感満載ですごい安っぽい感じだったんだよね。完成度もイマイチで、『ウソでしょ?!』と思って思わず二度見しちゃった
ウェルカムボードって、会場でゲストをお出迎えするお式の顔のようなものだもんね。手作りするのはもちろんアリだと思うけど、やっぱりある程度ちゃんとしたものがいいよね
そうそう!最初に安っぽいウェルカムボード見ちゃうと、せっかくの非日常感が半減するし、お式への期待度も一気に下がると思うの
でも、きちんとしたものをオーダーとかで作るとなると、お値段もそれなりにかかりそうだよね。ウェルカムボードは必要不可欠ってわけではないし、節約したくなる気持ちはちょっとわかるかも
確かに。ただこの前お式を挙げた妹が言ってたんだけど、最近は安くて可愛いウェルカムボードもあるらしいよ。おしゃれなデザインのウェルカムボードを、注文からすぐに出荷してくれるところもあるみたい
へー!それは知らなかった。それなら、ウェルカムボードもケチらないで、プロに製作をオーダーするのもアリかもね
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プチギフトが微妙
手作りつながりでいうと、プチギフトが手作りで微妙だったお式もあったよ。新婦が手作りしたバスボムを透明のパックに入れて簡単にラッピングしてる感じで、見た目もイマイチだったし、正直『これ、なくてもいいのでは?』って思っちゃった
プチギフトは『ほんの気持ち』っていうのはわかってはいるけど、とはいえ、あまりに冴えないものはちょっとねぇ
プチギフトも、今はおしゃれで写真映えもするようなのがいろいろと出てるみたいだよね。専門店とかならめずらしいデザインや変わったパッケージのもあるし、手作りしなくてもオリジナリティが出せていいよ
そうなんだ!それは、自分の結婚式を挙げる前に知りたかったな
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結婚式は予算の使いどころを考えて
お色直しなど自分たちのことにお金をかける一方で、料理代やお車代などゲストのために使うお金をケチってしまうと、ゲストに「こんな結婚式はいや」と思われかねません。結婚式では、もちろん新郎新婦が主役です。けれどただ結婚を祝ってもらうだけではなく、お世話になってきたゲストにこれまでの感謝を改めて伝える場でもあるということを覚えておきましょう。ゲストを心からおもてなししようという気持ちで予算の使いどころを考えれば、結婚式で失敗することもないはずですよ。