目指せ!デキる花嫁、遠方からのゲストへのおもてなしってこんなこと
一生に一度の晴れ舞台。しかし、結婚式を挙げるうえで考慮しないといけないことはたくさんあります。小さい子どもが出席するなら子どもが退屈しないよう配慮したり、車椅子の人がいるならバリアフリー設備を整えたり…。せっかく来てくれるゲストへのおもてなしは新郎新婦の重要な役割です。そこで今回は、”デキる花嫁だな~”と思ってもらえる、遠方から来てくれたゲストへのおもてなし術をご紹介しちゃいます☆
着替える部屋やちょっとした休憩室を準備する
結婚式に出席するにあたって正装をするのは当たり前のこと。しかし、普段着慣れないスーツやドレスを着たまま、遠方から出向くのは案外しんどいもの。移動時はラフな普段着で来られるゲストもいるかもしれないので、着替える部屋を準備しておけば、ゲストに喜ばれるでしょう。女性ゲストであれば、フェイスカバーも準備しておけばより親切かもしれません。
また、遠方からのため、宿泊用の荷物を持って出席するゲストがいる可能性も。一般的に、式や披露宴の会場内には大きな荷物を持ち運ぶのはタブーとされており、基本的に貴重品やカメラ、ハンカチなどの必要最低限のものだけを持ち込みます。そのため、大きな荷物や、冬場であればコートなどを、受付のクロークに預けられるようにしておくと良いでしょう。
その他、お年寄りや妊婦さんなどのゲストがいる場合には、可能なら、待ち時間にちょっと脚を伸ばしてリラックスできるような小さな個室を準備をするのも◎。
席札にお礼のメッセージを添える
席に着き、自分宛てへのメッセージが準備されていたらうれしいですよね。遠方から来てくれたゲストに”わざわざ遠い場所から来てくれてありがとう”の感謝の気持ちを込めた一言があれば、来て良かったなと思ってもらえるでしょう。このようなちょっとした心遣いが、デキる花嫁への第一歩。通販サイトで探してみると、文字をプリント印刷できるものや手書きで書けるものなど席札の種類もさまざまあるので、自分たちに合ったアイテムを見つけてくださいね。
ここで素敵な席札のアイデア例もご紹介します。
ゲストとの写真があるなら、写真入りの席札にしてみると◎
一般的な席札はゲストの名前にメッセージ、といったものが定番ですが、ゲストとの思い出の写真があるなら写真入りの席札にしてみると、珍しさもあり、より思い出に残るでしょう。友人なら学生時代の写真、社会人時代の写真、家族であれば、幼いころの写真…など過去の思い出とともに添えられるメッセージはひと味違ったものになりますよ。
後々使えるものを席札にすると大切に取っておいてもらえるかも
席札は、記念にとっておいたとしても、なかなかあとに使い道がなく困ってしまうもの。そんなの悲しい…なんて新郎新婦におすすめなのが後々使えるものを席札にするということ。実用的なアイテムを席札にすれば思い出の品にもなりますし、珍しさと華やかさで特別な演出を叶えることができますよ。例えばコースターやハンカチ、タンブラーやキーホルダーなどであれば後々使いやすいでしょう。
参考:\席札アイテム/席札タンブラー KissingBird(ブラウン)
アイテムそのものにメッセージを書いてしまうと使いづらいかもしれないので、アイテムにはおしゃれに名前だけをプリント。別でお礼メッセージを添えておけば感謝の気持ちは伝えられつつ、オリジナリティあふれる席札が完成します。
子どものゲストがいる場合はバラエティ豊かな席札を
遠方からのゲストは必ずしも大人だけというわけではありません。子どもがいる場合は飽きの来ないバラエティ感のある席札を準備してみましょう。
このような新幹線の切符の席札だと、自分の名前が書いてあり特別感があって嬉しいでしょうし、
このようなかわいらしい箸だと、後々でも当日でも使うことができるので子どもにとっては嬉しいはず。“ありがとう”と簡単にメッセージを添えるのも良いでしょう。
その土地にちなんだアイテムをおもてなしに取り入れる
県外からの遠方ゲストがいる場合には、その土地ならではのアイテムや食材でおもてなしをするのもあり。地元でとれた果物を使って作ったジャムや飲み物、伝統工芸が盛んなら食器など、来てもらった土地の魅力を伝えるべく、特別なアイテムを準備しておくのも良いかもしれません。当日のおもてなしだけではなく、ギフトでも、遠方からのゲストにも喜んでもらえるよう、さり気なくその土地らしいエッセンスの入ったアイテムを選ぶと◎。
帰宅後に、引き出物を開けながら、土地の魅力や良さを感じてもらえるとうれしいですよね。ぜひ”粋なギフトだな”と思ってもらえるようなアイテムをチョイスしてみてくださいね。
参考:「寿・HIROSHIMA」|ご招待ギフト・招待状|完成品オーダー(印刷付)&箸置きオプションあり
このようなご当地のペーパーオブジェを取り入れるのもおしゃれですよ。その土地の美しさが表現されたオブジェに、出席してくれた感謝と、少しの遊び心を込めて最高のおもてなしをしましょう。
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引き出物は後日発送を手配しておく
遠方からのゲストは日帰りの場合でも宿泊の場合でも荷物が多くなってしまいがち。そんな時は、引き出物だけでも後日発送を手配しておくと良心的かもしれません。“絶対今日自分で持って帰りたい!”という人も中にはいるかもしれませんが、多くのゲストは後日発送できると喜んでくれるでしょう。特に、交通手段が公共機関というゲストにはうれしいおもてなしになりますよ。もちろん遠方からのゲストだけでなく、参列してくれた人全員の引き出物を後日発送にするのもあり。披露宴中にその旨をアナウンスしてもらうと一度に全員に伝わるので、それぞれに伝える手間が省けるでしょう。せっかく式に来てくれたのに手ぶらで帰ってもらうのはなんだか申し訳ないと感じる場合は、プチギフトとして引き菓子を持って帰ってもらっても良いですね。
心あるおもてなしで来て良かったと思えるような式にしよう
新郎新婦のために時間とお金をかけて来てくれる遠方ゲスト。”わざわざ来てもらって悪いな”という申し訳なさではなく”来てくれて嬉しい”というお礼の気持ちが伝わるようおもてなしに力を入れると、相手にもより喜んでもらえるはず。ほんの少しの気遣いで、ゲストが感じる結婚式の印象は変わってくるものです。新郎新婦からの感謝の気持ちが十分に伝わる方法をしっかり考えてみてくださいね。