家族だけの結婚式はどんなプログラムにすればいい?少人数婚におすすめの演出を紹介
最近では、家族だけや身内だけで結婚式を行うカップルも増えていますよね。少人数婚を挙げるうえで悩むのが、結婚式の演出をどうするかではないでしょうか?大人数を招待するお式とは違うから、同じことをしても盛り上がりに欠けるかも……と考える人もいるはず。けれど実は、少人数婚だからこそできる、素敵な演出もいろいろとあるのです。そこで今回は、家族だけの結婚式や親族だけの結婚式といった少人数婚におすすめの、とっておき演出をご紹介します。
少人数だからできる!贈り物のサプライズ演出
まずは、ゲストや両親への贈り物を用いたサプライズ演出を見てみましょう。
ひと言を添えて全員に引き出物を手渡し
結婚式では、たいていゲストに引き出物と引菓子を用意しますよね。人数が多い結婚式では全員に手渡しするのも難しいので、引き出物や引菓子は各ゲストのお席にあらかじめ置いておくのが定番です。
一方少人数の結婚式の場合は、ゲスト人数が少ないからこそ、ひと言を添えて引き出物をひとりひとりに手渡しすることができます。きちんと手渡しすれば、もちろんカタログギフトでも構いません。目を見て感謝の気持ちを伝えつつ引き出物を渡すことで、ゲストにも感謝の気持ちがより伝わることでしょう。そのタイミングで、各ゲストと新郎新婦とで記念写真を撮るのもよさそうですね。
ちなみに最近では、ギフト注文サイトのQRコードが記載されたカードを、引き出物代わりにテーブルのうえに置いておくケースも少なくありません。しばしば、「カードが引き出物代わりだと気づかず、ちゃんと見ないで捨ててしまった!」という失敗談を聞くことも。けれど少人数婚なら「このサイトから注文してね」とひと言添えられるので、そんなうっかり事故も防げますね。
オリジナリティあるこだわりの両親ギフトをプレゼント
家族や親族のみの少人数婚では、ゲストみんなが新郎新婦やその両親のことをよく知っています。だからこそ、新郎新婦から両親へ感謝の気持ちを伝える時間は、ぜひとも大切にして、みんなで感動を共有したいところですよね。
そこで、結婚式で定番の演出である両親ギフトも、ふたりならではのこだわりの贈り物をしてみては?たとえばただ手紙を読んで花束を渡すだけではなく、両親への感謝の気持ちがプリントされた、木製の「子育て感謝状」を贈るのもおすすめです。子どもからのメッセージが彫られた世界にたったひとつしかない感謝状に、両親もきっと感動してくれることでしょう。
参考:花嫁の手紙/木製レーザー刻印感謝状「フォレストブック」
参列者みんなに楽しんでもらえる演出
続いて、参列者みんなでいっしょに楽しめる演出をご紹介します。
ウェディングケーキを全員でデコレーション
「ゲストみんなが参加して楽しめる演出を」と考えているカップルには、ウェディングケーキのデコレーションがおすすめです。人数の多い結婚式の場合は、ケーキデコレーションを取り入れたとしても、ゲストのごく一部しか参加できませんよね。一方少人数婚なら、大人から子どもまで、ゲスト全員で協力しつつ、和気あいあいとケーキデコレーションをして楽しむことができます。
ウェディングケーキをみんなでデコレーションする場合は、フルーツやアイシングクッキー、チョコペンなどを用意すればOK。あとは、ゲストみんなで自由にケーキをデコレーションしてもらいましょう。たとえプロが作ったような出来栄えにはならなくても、きっと、少人数婚だからこその素敵な想い出のケーキができるはずですよ。
新郎新婦が両家紹介&司会進行
結婚式では、両家の親族紹介は新郎新婦の父親が、披露宴の司会進行は専門の司会者が行うのが一般的ですよね。けれど少人数婚だからこそのひねりを加えたい場合は、両家の親族紹介や結婚式自体の司会進行を、新郎新婦が担当してしまうのもおすすめ。
職場関係やお世話になった人など、いろんなゲストを招待する結婚式の場合は、司会進行もミスなく時間どおりスムーズに進めてほしいところ。一方身内だけの少人数婚の場合は、多少の失敗があっても笑って受け入れてもらえます。また、それぞれの家族のことをいちばんよく知っている新郎新婦が司会進行を務めることで、身内ネタなどのアドリブもはさみやすくなるでしょう。みんなが笑って楽しめる、よりアットホームお式になれば、両家の距離も一気に縮まるに違いありません。
思わず目をひくペーパーアイテムの演出
身内だけの少人数婚だからこそ、ペーパーアイテムにもひと手間加えることが可能です。どんなものがあるのか見てみましょう。
家系図入りのプロフィールブック
結婚式で配る席次表やプロフィールブックでは、新郎新婦の顔写真や紹介を入れることが多いですよね。けれど身内だけの少人数婚なら、参加者全員の紹介を入れるのもいいでしょう。
ちなみにプロフィールブックだけでなく、家系図が分かる“ファミリーツリー”デザインのウェルカムボードを用意するのもおすすめです。それぞれの家族のことがひと目で分かるので、エントランスではなく、会場の目立つところに飾るのもいいかもしれませんね。
参考:【完全お任せ】「ローズ・マダー」席次表(入力・印刷込)
参考:写真で魅せるプロフィールブック(席次表付)スタンダードMONO
参考:家系図ウェルカムボード/ファミリーツリー/ウェルカムボード
想い出の写真&丁寧なメッセージつきの席札
規模の大きな結婚式でも、席札にひと言を添えることはありますが、人数が多いとそれだけでかなり時間がかかるうえ、書けても短いメッセージだけになりがち。一方少人数の結婚式の場合は、ひとりひとりの席札に、ちょっとした想い出話やふたりだけの共通の話題など、より丁寧なメッセージを入れることができます。
ただメッセージを入れるだけではつまらないという人は、相手との想い出の写真を1枚添えるのもいいでしょう。たとえば、小さい頃におばあちゃんに抱っこされた写真や、お兄ちゃんと並んで撮った写真などを添えるだけで、「そんなこともあったなぁ」と思い出してもらえるはずですよ。
少人数婚だからこそできる演出で想い出づくり
「少人数婚だから演出もあまりできないし、結婚式は簡単に済まそうかな」と考えているカップルも、もしかしたら少なくないかもしれません。けれど実は、少人数婚だからこそ叶う演出や、身内だからこそ盛り上がる演出もいろいろとあります。ぜひ、新郎新婦はもちろん、ゲストみんなに楽しんでもらえるような演出を用意して、みんなの想い出に残るような、素敵な結婚式にしてくださいね。