結婚式の受付って誰にどうお願いするの?知っておきたい基本情報と便利なアイテムをご紹介
結婚式をするには、受付や乾杯のあいさつなど、ゲストにお願いしなければいけないことがいくつかあります。なかでも受付は、ご祝儀の管理や誰が来てくれたかをチェックするなど、重要な存在です。そんな結婚式には欠かせない受付を、誰にどのようにしてお願いすればいいのか分からず、困ってしまうこともあるでしょう。大切な存在のゲストに不愉快な思いをさせないためにも、受付をお願いする際の基本的なマナーをご紹介しましょう!用意しておくと便利な受付アイテムも一緒にお届けします♡
結婚式の受付の役割って?
結婚式で大切な役割を担う受付には、主に4つの役割があります。当日の流れに沿ってご紹介しましょう。
ゲストのお出迎え
受付の最初の役割は、結婚式を訪れるすべてのゲストをお迎えすること。新郎新婦に変わってゲストをお出迎えする両家の顔とも言える立場なので、礼儀正しく振る舞うことを肝に銘じておきましょう!
挨拶を丁寧にしたり明るい表情を心がけたりすることがポイントです♡また、出席者名簿などと照らし合わせて、まだ来ていない人がいないかどうかなどをチェックするのも大切な仕事です。
芳名帳の管理
結婚式に誰が来たかを把握するために、ゲストひとりひとりが名前などを書き込む芳名帳を管理するのも受付の役目。ゲスト全員が記入し終えたら、担当のプランナーさんや新郎新婦に手渡すまで、しっかり管理するのが鉄則です!
ご祝儀の管理
受付では芳名帳の記入をしてもらう際、ご祝儀を預かります。ゲスト全員分のご祝儀が集まれば、かなりの金額になるので責任は重大!きちんと入れる場所を決めるなどして、紛失には十分に注意して管理するのが鉄則です。ご祝儀を収める「広蓋(ひろぶた)」と呼ばれるお盆を用意しておくのもおすすめ。
会場へのご案内
芳名帳の記入やご祝儀をいただいて受付を完了したら、ゲストを会場へご案内をします。披露宴開始まで時間がある場合は、控室なども伝えられるように準備しておきましょう。トイレの場所を尋ねられることもあるので、会場内を把握しておくことが大切です。受付をお願いした方とは、会場内の詳細や当日の流れがきちんと伝えられるよう、こまめに連絡を取り合うことを忘れずに!
誰にお願いするのがベスト?
重要な役割を担う受付は、なるべく連絡のやり取りがしやすい親しい友達にお願いするのが一般的です。誰にお願いするか迷ったときは、お金の管理が得意な方や時間にきっちりしている方などにお願いするのもおすすめ。
一般のゲストより1時間ほど早く会場入りする必要がある受付は、遠方から来るゲストには負担になる場合があるため、避けておいたほうが無難です。
受付をお願いするときの注意点
受付をお願いするときには、いくつか注意したい点があります。ゲストに失礼がないよう、基本的なマナーをチェックしていきましょう!
マナーを守ったお願い方法
受付を招待状でいきなりお願いをするのはタブー。招待状を送る前に、直接会ってお願いしたりメールで事前に伝えておいたりするのがマナーです。了承を得たうえで、改めて招待状に受付のお願いに関する書面を同封しましょう。お願いする時期は、できるだけ早い時期がおすすめ。最低でも結婚式当日の2カ月前までにはお願いしておくのが基本マナーです!
気になるお礼の金額
受付を引き受けてくれたゲストには、お礼を渡すのがマナーです。現金で渡す場合の相場は3,000円~5,000円。割り切れる偶数ではなく、割り切れない奇数の金額で用意することも忘れずに覚えておきたいポイント。
渡すタイミングは、挙式披露宴が始まる前がベストです。仕度などで忙しい新郎新婦に変わって、両家の両親から渡すのが一般的。
徐々に、現金ではなく品物を渡すケースも増えてきています。ギフト券やコスメ、お菓子など、相手が喜びそうなものをチョイスするのもおすすめです。価格は、現金同様に3,000円~5,000円程度のアイテムを用意するのが相場!
お願いする人数にも要注意
近新郎側と新婦側、それぞれ2名ずつ頼むのがスタンダードです。少人数の結婚式や受付の経験が豊富で慣れているゲストであれば、それぞれ1名ずつでもアリ♡招待人数が多い場合は、3名ずつお願いするとスムーズな受付ができるはずです!
受付にあると役立つアイテムはコレ!
続いては、受付にあると便利なアイテムをご紹介します。機能性はもちろん、デザイン性にも優れたアイテムで、華やかに会場を彩りましょう♡
受付サインとしても使える芳名帳
参考:[芳名帳]受付サイン ウッドゲストブック(カードorチェキカード)
ゲストに名前や住所を記入してもらう芳名帳は、受付には欠かせないアイテム。新郎側と新婦側のどちら側の受付が知らせる「受付サイン」としても使えるアイテムを選べば、受付周りがスッキリするのでおすすめです!会場の雰囲気に合わせたものや好みのアイテムをチョイスして、高砂アレンジに活用することもできます♡
使い勝手抜群のゲストブックシート
シートタイプの芳名帳は、アレンジしやすい便利なお役立ちアイテムです。お好みのバインダーやクリップなどに挟むだけで使えたり、DIYしやすかったりするのも嬉しい魅力♡1枚ずつの持ち運びが簡単なぶん、記入し忘れたゲストや少し離れた場所にいるゲストのそばに持って行けるのも便利なポイントです。おしゃれな見た目とは裏腹に、コスパにも優れています!
サインに欠かせないおしゃれなペンセット
受付に置くボールペンの数を増やすことで、ごちゃごちゃして見えたり、おしゃれさがダウンしてしまったりすることもあります。そこで便利なのが、まるで花束のような見た目のボールペンセット。花束は、結婚式にはピッタリなモチーフです。置くだけで華やかさをアップしてくれるので、本数が多くてもおしゃれさが損なわれにくい素敵なアイテムです。
思い出の品にもなる羽根ボールペン
結婚式の後もインテリアとして使える、羽根をモチーフにしたボールペン。高級感があり、思い出の品として長く残しておけるのがおすすめポイントです。芯が変えられるタイプを選べば、繰り返し使えて便利!混雑しやすい受付では、ボールペンを置く台がセットになった紛失しにくいアイテムを選ぶのがおすすめです♡
マナーを守って受付をお願いしよう♡
結婚式は新郎新婦にとってはもちろん、足を運んでくれるゲストにとっても特別な1日。そんな大切な日に重要な役割を担う受付をお願いする際は、きちんとマナーを守って誠意を伝えることが基本です!早めにお願いしたり便利なアイテムを用意したりと、ちょっとした心遣いを忘れないようにしましょう。「親しき中にも礼儀あり」という言葉をモットーに、当日に向けて準備に励んでくださいね♡