祖父母が結婚式に来れない!そんなときするべき気遣いとは?
結婚式という晴れの舞台は、新郎新婦だけでなく両親や祖父母など身内の人たちも楽しみにしています。ところが、祖父母が高齢の場合や式場が遠い場合は来れないことも…。小さいときからかわいがってくれた祖父母だからこそ、「何かしてあげたい」「何かいっしょに思い出を残したい」と思うカップルも多いでしょう。
そこで今回は、結婚式には来れないけど祖父母への感謝の気持ちを伝えたいカップル必見♡祖父母が結婚式に来られないときにおすすめの演出や配慮をご紹介します。
結婚式に来れなくても花嫁姿を披露しよう
結婚式に来て欲しいと願う新婦の多くは、感謝の言葉を伝えたい気持ちと同時に花嫁姿を見て欲しいと願っているはず。孫の晴れ姿を目にすることができれば、祖父母も喜んでくれることでしょう。まずは、花嫁姿を祖父母に見せるにはどのような手段があるのかを見ていきましょう。
会いに行ける距離なら花嫁姿で自宅へ会いに行く
祖父母の大半は、かわいい孫のウエディング姿を見たいと思っているはず。会いに行ける距離であれば、事前にドレスを着て会いに行くと喜ばれますよ。挙式で着るドレスの用意は事前には難しくても、たとえば二次会用に購入したドレスなら実践しやすくおすすめ。
また、結婚式の前撮りを、あえて祖父母のいる実家で行うカップルもいるそう。料金は割高になることもあるようですが、一生の思い出になる撮影ができますね。
祖父母にウエディングドレス姿で会いに行くのは、お互いに思い出に残るためおすすめの気遣いです♡事前に祖父母と撮った写真を披露宴の席に置いて、見届けてもらうカップルもいるそうですよ。
結婚式の写真や映像を持っていき後日鑑賞会を開催
祖父母が遠方で参列が難しく、ウエディングドレス姿で会いに行けない場合は、後日結婚式のDVDを持参して会いに行くと◎。お色直しや演出までの細かい様子を楽しんでもらえ、会話も弾みます。また、最初から最後まで通しで流せるため、当日の雰囲気をそのまま感じてもらいやすいのもうれしいですね。新郎新婦の幸せそうな姿をいっしょに楽しく鑑賞できますよ。
ネット社会の今だからこそ!中継サービスを利用
ひと昔前と比べて今はネット環境が整備され、遠く離れていてもテレビ電話などで繋がることができます。そんな中でも結婚式の中継でよく利用されているのが「Skype(スカイプ)」なのだそう。ただし、式場と祖父母の家それぞれにネット環境とパソコンが必要になるため、事前の準備が必須です。また、スカイプでの中継に協力してくれる式場を探す必要もあります。式当日の生の感動を分かち合いたいという場合におすすめの気遣いです。
後日見返しても楽しい!結婚式での演出とは?
後日祖父母にDVDなどを披露する場合には、結婚式当日の演出も配慮すると、より楽しんでもらえるでしょう。先ほどご紹介した通り、事前にいっしょに撮った写真を親族席に飾っても良いですが、ほかにもさまざまな演出があります。ここでは、どのような演出があるのかご紹介します。
ビデオレターや手紙で祖父母についての思い出を織り込む
結婚式で人気の演出の中にビデオレターや両親への手紙があります。その中に、祖父母との思い出や感謝の気持ちなども織り込むと、後日見返すときに、祖父母にも喜んでもらえるでしょう。結婚式自体は新郎新婦と当日足を運んでくれるゲストがメインのため、さり気なく盛り込むことがポイントです。
余興として祖父母の故郷のお祭りなどの演出を
祖父母の故郷で有名なお祭りやお囃子、踊りなどがある場合は、余興として取り入れるのもおすすめです。後日DVDなどで見返すときに、祖父母といっしょに踊ることもできますね。「身内だけでの盛り上がりでシラケさせてしまうのでは?」と心配になるカップルは、ゲストもいっしょに参加できる形式にしたり、歌詞カードなどのプログラムを配布したりするなどの工夫をすれば、会場みんなで楽しめますよ。
祖父母が好きな花を式場のテーブルコーディネートに盛り込む
祖父母の中には、花を育てていたり祖父母にとっての思い出の花があったりすることも少なくありません。そこで、祖父母がお気に入りの花を結婚式に取り入れるカップルもいるそうですよ。花を飾るときは高砂がおすすめ。高砂は新郎新婦が座る席で、写真にもよく映る席です。テーブルコーディネートで悩んでいるカップルは、祖父母の好みの花をリサーチしてみるのも良いですね。また、披露宴で使った花は持ち帰ることができるため、花束にしてDVDを渡すときに持って行っても喜ばれるでしょう。
どちらかの祖父母のみ参加できない場合はサプライズ演出を依頼
自分側かパートナー側、いずれかの祖父母が来れない場合は、サプライズでビデオレターを用意するカップルも多いそう。たとえば自分側の祖父母は参列しているのにパートナー側の祖父母が欠席というケースの場合は、相手のためにも気遣いが必要です。祖父母からの手紙を預かったり、ビデオレターをお願いしたりするのもおすすめ。普段なかなか聞くことのできないパートナーの昔話が聞けるかもしれませんね。
また、ビデオレターや手紙などの演出を収めたDVDを後日いっしょに見るのも楽しいでしょう。
祖父母に向けたおすすめウエディングギフト
結婚式に来れなかった祖父母も喜ぶ、ウエディングギフトにはどのようなものがあるのでしょうか。ジャンル別にチェックしていきましょう。
写真付き感謝状
参考:祖父母へ贈る感謝状「蝶」
新郎新婦の写真とメッセージが入れられる感謝状は、祖父母へのギフトの定番です。写真を添えることでいつでも顔を見て思い出してもらえます。メッセージの文字が大きいものもあるため、祖父母でも読みやすくおすすめ。お部屋にも馴染みやすいデザインやサイズを選ぶと、飾ってもらいやすいですよ。
オルゴール付きメッセージフレーム
参考:サンクスオルゴール黄金桜(こがねざくら)「橙縁(だいだいえにし)」(時計)
オルゴールの優しい音色に包まれ、感謝の言葉といっしょにギフトとして贈れるものも人気。時計付きなので、普段から目に留まりやすいのもうれしいですね。メッセージボードは写真入れになるタイプも多く、新郎新婦の写真も用意しておくと◎
結婚式は、新郎新婦とゲストにとって思い出に残る大切な1日です。できれば今まで育ててくれた大切な両家には、そろって参加して欲しいもの。しかし、距離や体調の関係で祖父母が来れないことは、実はよくあるケースなのだそう。そんなときは、事前に会いにいったりDVDやギフトを利用したりするのがおすすめです。参加できないからといって諦めずに自分たちに合ったスタイルで、祖父母との思い出を増やす良い機会にしてくださいね。