義理母が結婚式DIYでウェルカムボード作りを申し出たら?おすすめの対処法5選
結婚式で使うウェルカムボードは、会場でまずゲストの目に入る大切なアイテムだけに、デザインにこだわるカップルがほとんどでしょう。けれどなかには、新郎側のお母さんから「ウェルカムボードをDIYしてあげるわよ!」という申し出があるケースもあるよう。できればやんわりと断りたいけど、義理母とのあいだに波風は立てたくないし…と迷うところですよね。このような義理母からの結婚式DIYの申し出には、一体どのような対処をすればいいのか、おすすめの方法を5つご紹介します。
「友だちに頼んでしまって」と断る
義理母に不快感を与えず、ウェルカムボードのDIYをきっぱりとお断りしたいなら、すでに先約があると伝えてみてはいかがでしょうか?ただし、「もう業者に頼んだから」という理由だと、「まだキャンセルできるでしょ」と言われる可能性があります。
おすすめは、「友だちにハンドメイドの得意な子がいて」「幼馴染がお祝いに作ってくれるみたいで」など、友だちがすでに作り始めていると伝えることです。相手が新婦にとって大切な友だちだということを伝えれば、お義母さんも「それは仕方ないわね…」と分かってくれるでしょう。
ただしこの場合ひとつだけ難点なのが、本当にその友だちに製作を頼まなければいけないということ。結婚式などでお義母さんがそのお友だちと顔を合わせる機会があれば、「素敵なウェルカムボードをありがとうございました」と、話を持ち出す可能性もあるからです。ウェルカムボードのDIYを断りたいあまりにウソをついてしまうと、それがバレた場合に、お義母さんとの関係がギクシャクするのは必至。あくまでウソのない範囲で言い訳を考えるのがポイントです。
「ありがとうございます!」と素直に受け入れる
お義母さんの手作りは不安なので、なんとか遠慮したい…とまず考えてしまいがちですが、「素直に受け入れる」というのもひとつの選択肢です。お義母さんとの仲を深めるよいチャンスだと思って、ウェルカムボードの作成を思い切ってお願いしましょう。
お義母さんにウェルカムボードを手作りしてもらう場合は、完成度がどうであれ、自分たちのために作ってくれたということへの感謝を忘れずに。「私たちのためにありがとうございます」と、必ずお礼は伝えましょう。
また、お義母さんの手作りウェルカムボードを飾る場合は、下に「made by 〇〇(新郎の名前)’ s mother」といった表記をするのもおすすめです。お義母さんが作ってくれたことを分かりやすく書いておくことで、たとえ手作り感があっても、ゲストに「あ、お母さんが作ったのね」と納得してもらえます。また、ゲストとの会話で「手作りしたんですね!」とウェルカムボードの話が出れば、お義母さんも悪い気はしないはずですよ。
「ここのほうが目立つので」とメイン以外に飾る
お義母さんのウェルカムボードは受け入れる、でも自分たちの理想に合ったものも用意したい…という人は、お義母さんの作品をメイン以外に飾るという受け入れ方も。
お義母さんの作品とは別にウェルカムボードを用意する場合は、お義母さんに「あら、せっかく作ったのに別のを飾るの?」と思われないような工夫が大切です。たとえば、自分たちで選んだウェルカムボードをエントランスに飾るなら、作ってもらったウェルカムボードは、会場内や受付テーブルの上などに飾るとよいでしょう。その際「せっかく作っていただいたので、もっと皆さんの目につく場所がいいかと思って」と説明すれば、お義母さんも理解してくれるはずです。その場合も上でご紹介したように、お義母さんの手作りであることをひと言添えると、より喜んでもらえるでしょう。
「こんな感じで~」と希望を伝える
もうひとつお義母さんのウェルカムボードDIYの受け入れ方として、あらかじめデザインの希望を伝えて、先手を打つ方法もあります。お義母さんがすでに内緒で作業を始めている場合は難しいかもしれませんが、そうでないようなら、最初に自分たちの希望を言って、方向性を指定するのです。
ネットで探せば、ウェルカムボードの完成画像などもいろいろと見つかります。そうした画像のなかから理想に近いものを選んで見せつつ、「こんな感じでお願いできますか?」と頼みましょう。そのデザインが、自分たちのお式のテーマにも合っていることを伝えれば、きっと喜んで受け入れてくれるはず。
参考:[即出荷]可憐でおしゃれイニシャル×フラワーウェルカムボード
また、サイトによってはウェルカムボードのDIYキットなどを販売しているところもあるので、そうしたキットの使用をおすすめするのもアリかもしれません。あらかじめ完成像が分かっているのでこちらも安心ですし、お義母さんにも「手作りした」という満足感は感じてもらえます。「このデザイン素敵ですし、これなら材料を揃えるのも楽ですよ~」といった感じで、さり気なくおすすめしてみましょう。
参考:ウエルカムボード手作り用デザインペーパー「associe(アソシエ)」
「せっかくなので!」と一緒に作る
ウェルカムボードの製作は断れない、でもどんなものになるか気が気じゃない…と不安に感じる場合の最終手段として、一緒に手作りしてしまうのもアリ。「せっかくなので、私も一緒に作っていいですか?」と共同制作を申し出てみましょう。
お義母さんが気さくな人なら、一緒に作業するのもきっと楽しいはず。また、もしそうでない場合や、あまり話したことがない場合なども、ウェルカムボード作りを通して、きっと嫁と姑の仲が深まるに違いありません。これから先お世話になることを考えれば、お義母さんとの距離を縮めるいい機会になるでしょう。
ただし1点注意したいのが、ウェルカムボード製作の主導権を完全にお義母さんに握られないようにすることです。デザインや材料などをすべて決められてしまうと、たとえ一緒に作っても、こちらの希望とは違うものになりかねません。デザインを考えて材料を揃える段階から、方向性がズレかけたらさり気なく修正するようにしましょう。
結婚式は一瞬、義母との関係は一生
「『ウェルカムボードを手作りしてあげたい』という義理母の気持ちはうれしいけれど、正直ありがた迷惑…」と感じるプレ花さんも意外といるでしょう。どうしても断りたい場合は、納得してもらえるような理由を添えて、きっぱりお断りするのももちろんアリ。ただし、結婚式はその日限りで終わってしまいますが、義理母との関係はその先もずっと続きます。これからの結婚生活をよりよいものにするためにも、義理母の申し出をなんとか受け入れる工夫を考えてみてもいいかもしれませんよ。
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