結婚式はありがとうを伝える一日!手紙セレモニー<手紙実例付>
結婚式でのお手紙といえば新婦から両親へ送る<花嫁の手紙>が印象的ですが、ありがとうを伝えたいのは新婦だけじゃないはず。
せっかくなら結婚式の日を“手紙セレモニーday”とし、たくさんのありがとうを伝えあいませんか?
実際の手紙の内容とともに、ありがとうを伝えるおススメのシーンもご紹介します。
CASE1:新郎から両親へ贈る手紙
オススメシーン:挙式前
手紙の内容:
ご出席の皆様
本日はご多用のところ、私たちの結婚式に御列席いただき、誠にありがとうございます。こんな機会でもないと、なかなか面と向かって両親への感謝の気持ちを伝えられないと思い、大変恐縮ですが、少しお時間をいただきたく思います。
お父さん、お母さんへ
今日は、いつも照れくさくて素直に言えない感謝の気持ちを手紙で伝えたいと思います。これまで〇年間、僕を育ててくれてありがとう。今日を迎えられたのも、二人のおかげです。
思春期のときは反抗ばかりして、ロクに口も利かず、挨拶すらまともにしていませんでした。学校に呼び出されたことが何度もあったし、本当に迷惑をかけてしまいました。今思うと胸が苦しいです。そんな僕を見捨てず、ふたりには根気強く、温かく見守り続けてくれましたね。心の中では申し訳なく思っていたのに、口に出して言えずにいました。本当にごめんなさい。そして、ありがとう。
今日僕は〇〇(新婦の名前)さんと結婚します。○○さんのお父さん、お母さん。私たちの結婚を快く認めていただきありがとうございました。まだ頼りなく感じる部分もあるかと思いますが、ふたりで励ましあって幸せな家庭を築いていきます。 これからどうぞよろしくお願いします。
お父さん、お母さん。これからも健康に気をつけて、いつまでも仲の良い二人でいてください。迷惑をかけた分、親孝行するからね。今まで本当にありがとう。そして、これからもよろしくお願いします。
CASE2:新郎から(妻)新婦へ贈る手紙
オススメシーン:披露宴中盤サプライズ演出
手紙の内容:
〇〇(新婦の名前)へ
今日この場で、改めて〇〇への気持ちを伝えたくて、手紙を書きました。〇〇と初めて出会ったのは、友達が開いた飲み会でしたね。初めて〇〇を見た瞬間、笑顔がとってもかわいくて、僕はあなたに一目ぼれしてしまいました。
僕の告白に頷いてくれた時は本当に嬉しくて嬉しくて、忘れられません。今でもあなたの笑顔は僕の最高の癒しです。
優しくて明るい〇〇と一緒にいると、僕はいつも幸せな気持ちになります。
いつしかそんな〇〇と、これからもずっと一緒にいたいと思うようになりました。今日まで喧嘩もたくさんしたけれど、この日を迎えることができて本当によかったです。
〇〇、僕と結婚してくれて本当にありがとう。二人であったかい家庭を築きましょう。これからもよろしくね。
CASE3:祖母から孫(新郎)へ贈る手紙
オススメシーン:披露宴中盤サプライズ演出
手紙の内容:
〇〇(新郎のお名前)くんへ
今日は結婚おめでとう。初孫の〇〇くんが元気に生まれ、初めて抱っこしたときの喜びを思い出しています。この前までよちよち歩きであんなに小さかった〇〇くんが素敵な花嫁さんをもらうなんて、とても信じられない気持ちです。
いつも心優しい〇〇くんが立派に成長し、結婚式を迎えることができておばあちゃんはとても嬉しくて、今とっても幸せです。天国のおじいちゃんもきっと喜んでいると思います。
今日の日の感謝をいつまでも忘れずにふたりで明るい家庭を築いてください。今度お嫁さんと一緒に遊びに来てね。末永くお幸せに。
CASE4:新郎から兄へ贈る手紙
オススメシーン:中座の際に
手紙の内容:
お兄ちゃんへ
今日は、仕事が忙しい中、家族で出席してくれてありがとう。
小さい頃はどこへ行くにも一緒でした。いつも後をついてまわっていたので、うっとうしく感じることがあったと思います。兄の優しさに甘えてわがままな弟だったと思います。
昔はしょうもない喧嘩もたくさんしたけど、相談ごとには親身になってアドバイスをくれていたよね。アドバイスのおかげで、希望していた学校へ進学でき、やりたい仕事に就くことができました。
お兄ちゃんが、兄で本当に良かったです。今までもこれからも、ずっと頼りにしています。 お兄ちゃんたちみたいに笑顔がたえない家庭を作っていきます。
今まで本当にありがとう。
CASE5:両親から娘(新婦)へ贈る(兄代読ver)
オススメシーン:二次会
手紙の内容:
〇〇(新婦の名前)へ
今日のこの日を迎え、まずはおめでとうの言葉を贈ります。〇〇(新婦の名前)、〇〇(新郎の名前)さん。おめでとう。
〇〇(新婦の名前)が無事に産まれてくれたあの日のことを今でも思い出します。
兄みたいになりたいと始めた陸上競技。責任感が強く、負けず嫌いなあなたは朝晩部活に明け暮れていましたね。そんな努力が実り、全国で活躍するあなたの姿を嬉しく見守っていた日を思い出します。
あなたが私たち夫婦の娘で良かったです。あなたがいてくれたからどんな嫌な事があっても乗り越える事が出来ました。あなたの存在に助けられていました。
社会人となり、気配りのできる優しい女性に成長したと思います。そんなあなただからこそ、優しい〇〇(新郎のお名前)さんと出会えたのだと思います。
今日は素敵な花嫁姿を見せてくれてありがとう。これからは〇〇(新郎のお名前)さん素敵な家庭を作ってください。
〇〇(新婦の名前)、本当におめでとう。幸せになってね。
CASE6:妹から姉(新婦)へ贈る手紙
オススメシーン:二次会
手紙の内容:
お姉ちゃんへ
お姉ちゃんとは歳も1つしか離れていなくて、私が勝手にライバル意識を持っていました。たぶんお姉ちゃんは相手にしていなかったと思うけど(笑)たくさん喧嘩もしたけど、いつも一緒にいたね。
成長するにつれ、いつしか姉妹というより友達みたいに仲が良く、周りから羨ましく思われていました。お父さんやお母さんには話しづらいこともお姉ちゃんになら何でも相談できました。本当に自慢のお姉ちゃんです。
これからも今までと変わらず、一緒に買い物したりご飯食べたりしようね。姉妹で本当によかったです。ありがとう。これからもよろしくね。
結婚式で手紙を読むのは新婦だけという決まりはありません。結婚式は感謝の気持ちを伝える場なので、普段はなかなか素直に伝えられない感謝の気持ちを、手紙で表現してみませんか?結婚式の日を“手紙セレモニーday”として、ありがとうが言い合える素敵な1日にしてみてはいかがでしょうか♡