オンライン結婚式するなら、招待状もデジタルにしない?
新型コロナウイルスの影響で、劇的な変化を余儀なくされた日常生活。ウェディング業界もしかり。しかし、そんな中、新型コロナと向き合いながら、どうやって結婚式をしていくか…をウェディング業界や新郎新婦さん達が前向きに考える流れになっており、結婚式自体も、実施するにあたり新たなスタイルで工夫を凝らして行うという動きになってきています。
今話題の「オンライン結婚式」もそのひとつ。新郎新婦とゲストをオンラインでつなぎ、結婚式の様子を配信&参加するというもの。これなら人と人との接触がなく、ゲストの方々の移動の不安などもないため、安心して結婚式を行うことができる!と、オンライン結婚式という選択肢を選ぶカップルも増えているそう!そんなオンライン結婚式だからこそ、招待状もデジタル化してみてもいいかも♡そのメリット・デメリットも考えつつ、オンライン結婚式の招待状について考えていきましょう。
オンライン結婚式に招待状は必要なのか?
答えは「YES」です。なぜなら、オンライン結婚式を開催するにあたり、招待するゲストにお知らせする必要があるため。メールやSNSで開催する旨を送るにしても、日時やスケジュールなど、ある程度「結婚式の招待状」と分かる内容にする必要があるからです。あとは、やっぱり結婚式なので、招待状を送るという特別感も演出したいですよね♡きっとワクワク感が違うと思いますよ。
紙以外、デジタル招待状ってどういうイメージ?
オンライン結婚式でペーパータイプの招待状がNGという意味ではないので、もちろんペーパータイプの招待状を準備してもOK。もし、デジタル招待状を送るなら、そのイメージとしては、
✓Web招待状を利用する
✓メールでテキストベースで送信
✓招待状を画像にして送信
✓動画にして送信
などがあるでしょうか。
会場で行う結婚式の場合でも、友人へはWeb招待状で送ったという方もいるようなので、紙以外の招待状を受け取ったことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。Web招待状とは、招待状でお知らせする日時や場所などの内容をスマホやPC上でひとまとめに確認することができるもの。自分達の招待状が、専用のWebサイトみたいになっているようなイメージです。
Web招待状だと、ゲストが出欠席をWeb上で返信できる手軽さもあるし、新郎新婦さん側もその管理がしやすいのがメリットかもしれません。デザインも豊富に揃っていて、無料でつくれるものもたくさんあるので、オンライン結婚式の招待状としてはベストかもしれません。延期する前に紙で招待状を一度作ってしまっていた…という方にとっては、改めて紙の招待状を準備するのは、費用的にも気持ち的にもかなりしんどいですよね…。そんな方にもオススメです。ネットで検索すれば、色々なWeb招待状サービスを見つけることができるので、是非チェックしてみてください♡
そこまでしなくても良い…という方は、紙の招待状で送るような内容をテキストベースでメール送信したり、あとは招待状と一緒に同封されることも多い「タイムライン」をアレンジして画像データにして、添付して送るアイデアも。お二人の挨拶を動画にして送るという方法もありますね。動画を色々な目的にアレンジして作ってくれるサービスもあるみたいなので、そういうものを活用するのも良いですね。
まずは手始めに、「Save the Date」を作って送ってみるのがオススメです。特に今回の新型コロナで結婚式が延期になってしまった方は、ゲストも結婚式開催について気にして下さっている方が多いかもしれないので、新たな開催日が決まったことをいち早くお知らせしてあげて欲しいから。Save the Dateを送ることで、ゲストも早めに開催日が分かって、都合をつけやすいというメリットもあります。
今こそ!Save The Date(セーブザデート)を活用しよう!!
デジタル招待状にするメリット
費用を節約できる
ペーパーアイテムとして招待状を準備する場合、それなりに費用がかかります。そこにこだわりがあればあるほど、実際かかる費用は増えていきます。さらに、一人ひとりに郵送する必要もあるので、その切手代もかかってきますよね。デジタル招待状なら、メールやSNSで送信するだけなので、PCやスマホさえあればデータを作って送るだけ。手軽な上に費用面でかなり節約できます。
準備時間を節約できる
オンライン結婚式の場合、結婚準備にかかる日にちも本人たちしだいでかなり短縮することも可能になるところも人気のよう。本来開催予定だった日から延期になった場合、できるだけ間をあけずに開催できたらいいな…と思う新郎新婦さんもいらっしゃると思いますので、オンライン結婚式はそのあたりのニーズにも合っているのかも。
実際に紙で作成すると時間がかかってしまう招待状作りも、デジタルなら、作成時間・筆耕・郵送手配などの時間を大きく削減することが可能に!ゲストからの出席・欠席の返事もWeb上で管理できたり、メールで返事が来たりするので、郵送で返事が送られてくるのを待つ時間もありません。
ゲストの住所などを確認する手間が省ける
メールアドレスを知っていたり、SNSでつながっていれば、簡単に送ることができるので、手渡ししたり住所を確認したりする手間が省けます。
デジタル招待状にするデメリット
マナーとしてどうなのか気になる
結婚式の招待状なので、デジタルなのがマナー的に考えてちょっと抵抗がある…という人がいらっしゃるのも確か。オンライン結婚式なので、上司などを招待しないという方も多いかもしれませんが、Web招待状はややカジュアルな印象が強いと感じる人も多いので、そのあたりが気になる方も…。
スマホなどを持っていないゲストへの連絡が難しい
おじいちゃんおばあちゃん世代の方の中には、スマホを持っていない、電子機器の取り扱いが苦手…という方もいらっしゃいます。そういう方には、デジタル招待状というのは難しいかもしれないので、別で紙で準備したりと手間が増えてしまうこともあるかもしれません。
紙とデジタル、使い分ける方法も◎
友人や同僚などデジタル世代にとっては、「Web招待状やSNSで連絡が来る方が便利でありがたい」と好評な場合もあります。逆に、デジタル招待状を受け取るのが難しい方や、デジタル招待状だとマナー的に失礼になるかも?と気になる方へは、紙の招待状を準備する方が無難かもしれません。少し手間がかかりますが、両方をゲストによって使い分けるスタイルもGOODです!
デジタル招待状を上手に活用してみよう!
オンライン結婚式の場合、呼ぶゲストを仲の良いメンバーにある程度絞る可能性もありますし、服装も普段着でOKとする場合もあるかもしれません。気軽に参加して欲しい♡との思いも込めて、カジュアルな雰囲気を演出するために、デジタルタイプの招待状を選んでみてもいいかもしれませんね。ゲストも身構えて準備する必要がなくて、参加しやすいかも。デジタル招待状のメリット・デメリットを踏まえ、招待するゲストの人数や関係性を考えながら、最終的にどんなスタイルの招待状を送るか決めると良さそうです。