ケーキ入刀&ファーストバイトはもう飽きた…他にどんな演出したらいい?
結婚式の定番演出のひとつに、「ウェディングケーキ入刀」や新郎新婦による「ファーストバイト」がありますよね。けれどずっと続く定番の演出ゆえ、「その演出もう見飽きちゃったな…」と感じている新郎新婦さんも多いかも。ゲストとして参加する立場から考えても、絶好のシャッターチャンスではあるけれど、ちょっと新鮮さが欲しいと思われる場合もあるかもしれません。さて、それなら代わりにどんな演出を考えたらいいでしょうか。実際に卒花さんが取り入れられた演出も交えて、ご紹介していきたいと思います。
まずはおさらい!ファーストバイトって?
ご存知の方も多いと思いますが、「ファーストバイト」とは、ケーキカットの演出の後、新郎新婦がお互いにケーキを食べさせ合う演出のこと。新郎から新婦へは「一生食べるものに困らせない」、新婦から新郎へは「一生美味しいごはんを作るね」という意味が込められていると言われています。
ファーストバイトに飽きたら…新しい演出アイデアって何かある?
定番演出ももちろん良いけど、ちょっと違う演出も検討してみたい!そんな方にオススメのファーストバイトに代わる新しい演出アイデアを少しご紹介してみます。
特大アイテムを使ってファーストバイト
まずご紹介するのは、「特大アイテム」を使ったファーストバイトの演出です。定番のファーストバイトをしてみたい!けど何か仕掛けをしてみたい!という方が手軽に取り入れられる演出方法です。新婦から新郎へのファーストバイトの際によく用いられる演出方法で、当日まで新郎には秘密にしていて、新郎へのちょっとしたサプライズ演出としても人気です。
「ファーストバイトは、秘密にしていた大きいしゃもじで」と特大サイズのしゃもじでファーストバイトをされた卒花Nさん。和装でのケーキセレモニーには特大しゃもじの演出がぴったりですよね!
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こちらも特大しゃもじをファーストバイトに使われた卒花Mさん。ウエディングケーキは新郎さんが大好きなワンピースのサニー号ケーキのデザインにされていて、遊びココロを感じますよね♪
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おもちゃのスコップを使ったファーストバイトも。お子さんと一緒にパパママ婚をする方にもオススメです!
セルフバイト
「セルフバイト」とは、その名の通り「セルフ=自分自身」で食べる演出のこと。新郎新婦で食べさせ合うと見せかけて、お互い自分で食べる!という意表を突く演出が楽しい雰囲気になりそうですよね。
お手本バイト
「お手本バイト」とは、ファーストバイトをする前に、新郎新婦のご両親がお手本になってケーキを食べさせあってもらう演出のこと。恥ずかしがるご両親もいらっしゃるかもしれませんが、案外ノリノリで楽しんでくれる方も多いみたいで、結婚式のような特別なシーンでご両親の仲睦まじい姿を目にすることができるのは、新郎新婦にとっても嬉しいですよね。
サンクスバイト
「サンクスバイト」とは、ウェディングケーキを新郎新婦からお世話になった誰かに、感謝の気持ちを込めて食べさせてあげる演出のこと。
「どうしても披露宴演出に組み込みたかった」と“サンクスバイト”を取り入れた卒花Yさん。
「サンクスバイトを取り入れたかった理由は、私たち2人はお互いに、”結婚式”という1日を誰よりも両親や家族へ感謝を伝える日にしたい、そう想っていたから。なので、サンクスバイトの相手は2人それぞれの両親に♡実は、結婚式当日は、私の母の誕生日でした。この演出が母にとって忘れられない誕生日プレゼントとなっていたら良いなぁと思います♡そして、列席くださったゲストの皆様が、母の誕生日を一緒にお祝いしてくれたことが最高に嬉しかったです!」と取り入れた理由を教えてくださいました。
なんて素敵なエピソード♡♡♡ウェディングケーキの演出としてはファーストバイトが定番ですが、こんな風に感謝の気持ちを伝えるために“サンクスバイト”を取り入れる演出は新鮮です。是非真似してみたい演出ですよね。
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上記の卒花さんはご両親への「サンクスバイト」でしたが、普段お世話になっている会社の先輩やご友人を指名してサンクスバイトを行う方もいらっしゃいます。
ラストバイト
「ラストバイト」とは、両家のお母さんから、新郎新婦にケーキを食べさせる演出のこと。これから新しい家族を作って独立していく子供への最後のひとくちを演出しています。お母さんの立場からすると、嬉しいようなちょっぴり寂しいような、感動してしまうシーンかもしれませんね。
その他にも…色々ある「バイト」演出
他にも「二人「お誕生日の方にケーキを食べさせる“お誕生日バイト”」や、「くじ引きで当たったゲストに前に出てきてもらって一緒にファーストバイトをしてもらう“サプライズバイト”」などもあるようで、ケーキセレモニーの演出、他にも色々考えられそうですね。
カラードリップ
「カラードリップ」とは、ゲストの目の前でケーキにソースをかけ流してウエディングケーキを完成させる演出のことです。新しいセレモニーとして、今人気のある演出のひとつです。
「ケーキ入刀のかわりにカラードリップでオレンジソースを。ファーストバイトではなく、色々迷った結果、セルフバイトでちょっと変わった風にしました。」と教えてくださった卒花Aさん。
二人の初めての共同作業…という意味では、ケーキ入刀と同じですよね。見る側も新鮮です!この「カラードリップ」、かけるソースはピンクやブルーなど、色々種類があるようで、テーマカラーや季節、ケーキに合わせて決める方が多いようです。色鮮やかな演出なので、写真映えも良さそうですね!
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ケーキ以外の食べものでも!
定番のウェディングケーキの代わりに、
おにぎり
ちらし寿司
パンケーキ
カップケーキ
お肉
まぐろなどの鮮魚
などなど、違う食べもので演出するカップルもいらっしゃるみたい。お二人やゲストにまつわる品物や、地元の名産品などを使えば、会場が盛り上がりそうですよね!
鏡開き
ウェディングケーキの代わりに、日本酒の鏡開きを行った卒花Yさん。和装の雰囲気にもぴったり合っているし、ご両親も参加されてとっても和気あいあいとした雰囲気に。お酒好きのゲストが多い場合など、ケーキよりお酒をふるまう方が喜ばれるかもしれませんね。
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工夫次第で定番演出も新鮮になる!
定番演出だから見飽きたな…という演出でも、ケーキセレモニーとしての演出は残しつつ、個性的なアレンジやゲスト参加型の演出にすることで、新鮮な演出に生まれ変わるようです。これまでは主役である新郎新婦さんメインで行う演出だったものが、ご両親やご友人などのゲストが参加されるシーンも増えている印象。ゲスト一緒にみんなで楽しい一日を過ごしたい!という新郎新婦さんが多くいらっしゃるのが良く分かる結果だと思います。
卒花さんからのレポートを受け取る時、毎回「ゲストに楽しんでもらいたい」「ゲストに感謝を伝えたい」「ゲストを一番に考えて」ということを書かれている方がほとんどで、とてもほっこりした気持ちになります(*^_^*)自分達の結婚式ではあるのですが、ゲストのことを考えて結婚式をされている方が多いんだなと思いました。
みなさんも素敵な結婚式の日を迎えられますように♡