コロナで両家顔合わせ食事会ができないかも・・・両家家族を配慮した開催方法や事前に準備できることってある?
感染者が拡大しつつあるコロナウィルス。第三波の襲来とも言われています。感染が拡大する中、結婚式を控えている新郎新婦さんは結婚式を決行するか、延期するか、延期するならいつにするのか・・・落ち着かない日々を過ごしてらっしゃることと思います。
結婚式を控えている新郎新婦さんだけでなく、二人の中で結婚の気持ちが決まったカップルも同じように、両家への挨拶はどうしたらいいか、また、顔合わせ会はできるのか・・・悩んでいるはず。それぞれのカップルが抱える事情に加え、コロナウィルスという問題があるため、解決しなくてはいけないことがたくさん出てきて、気持ちが落ち込んでしまうこともあるでしょう。
コロナウィルスにより、両家顔合わせ食事会ができないかも・・・と不安を抱えているカップルの方へ、両家家族を配慮した方法や事前に準備しておけることなどをご紹介させていただきます。少しでも参考になれば嬉しいです。
新郎新婦から両家親への挨拶はどうしたらいい?
二人の中で結婚に対しての話が決まったら、まずは、それぞれの親への挨拶です。通常は、新婦側の親に先に挨拶に行き、許しをもらってから、新郎側の親への挨拶となります。ただ、コロナ禍ではお互いが住んでいる地域や距離なども考慮する必要があります。まずは電話でご両親へ報告をし、挨拶に行くことについて相談をしましょう。直接会って挨拶するのが基本ですが、感染拡大地域からの移動の場合は、オンラインでの挨拶というのも一つの手。事情が事情なだけに、オンラインでの会話を理解してくれる親世代の方々は意外と多いようですよ。
ただ、結婚は親御様にとっても一大事。自分の子供の人生を決める特別なことです。直接挨拶に行ったほうが良いとなった場合は、感染が落ち着くまで少し辛抱した方がよいでしょう。
両家顔合わせ前に入籍はしても大丈夫?
一般的には両家顔合わせをしてから入籍をしますが、いつ収束するかも分からない状況なので、先に入籍を済ませるカップルも多いようです。ただし、こちらも両家親の承諾を得てから。入籍に関しても、これが正しい、これが間違っているということはありません。お二人の気持ち+両家の家族が納得する形で進めることが一番です。顔合わせ前に入籍する場合は、二人の気持ちをしっかりと親御様へ相談し、許しを得てから進めましょう。
コロナ禍での顔合わせ会、両家家族を配慮した開催方法はある?
親への挨拶、入籍と同じく、顔合わせ会に関しても双方の親と良く相談して、どのようにするのかを判断しましょう。両家家族と相談した上で、顔合わせをすることを決めた場合、コロナウィルスの感染防止を考慮しながら開催する必要がありますよね。では、どんな方法があるのでしょうか?
少人数&短時間で開催する
新郎新婦と両家ご両親が車で移動できるくらいの距離に住んでいる場合は、顔合わせ食事会を行うカップルも多いようです。本来であれば、親だけでなく、兄弟や祖父母も参加することが多いですが、コロナ禍では兄弟姉妹、祖父母は呼ばず、新郎新婦と親同士のみで顔合わせ食事会を開催するのが安心です。また、少人数開催に加え、短時間で食事会が終わるように段取りしましょう。
開催する場合は、事前に感染対策についてホテルやレストランへの確認をしっかりしましょう。また、少人数の会食でも距離を保つのが大切とのこと。部屋は個室なのか、新郎新婦家の距離がある程度取れるのか、換気や消毒などの対策はしっかりしているのか、など重要事項の確認をしておきましょう。
自宅で開催する方法も!
外食が不安な場合は、自宅で開催する方法も。自宅なら人と接触する外での開催より安心できますよね。自宅での開催の場合、一番悩むのが食事をどうするかですが、今は宅配サービスやテイクアウトも充実しています。有名料亭やレストランの食事を自宅で楽しむことができる場合もあるので、利用するのもアリですよ。
オンラインで顔合わせをする
コロナが流行りだしてからは、オンラインでの顔合わせをしたというカップルも結構いらっしゃるようです。特にお互い遠方に住んでいる場合は、中々直接集まる機会を設けるのが難しいですよね。きちんと事情を説明すれば、親御様も納得してくれるはず。オンラインでの顔合わせの場合は、食事はせずに、簡単な挨拶程度で済ませる方が、オンライン通話に慣れていない親御様も受け入れやすいでしょう。
またオンラインで顔合わせをする際は、事前に顔合わせしおりを郵送しておくのがオススメです。通話する前に、予めお互いの両親のことを知ることができて、スムーズに顔合わせ挨拶ができます。しおりの中に「今後の情勢を見ながら、両家家族が集う場を改めて設けさせていただきます」と一言付け加えたら良いでしょう。
参加できなかった家族にしおりを渡す
あいにくコロナの影響で顔合わせに参加できなかった兄弟姉妹、祖父母などには、用意した顔合わせしおりを渡すと良いですよ。相手方の家族紹介にもなるので、お互いの家族のことを少し知ることができますよね。手渡しできない場合は、郵送してあげるときっと喜んでくれます。
参考:顔合わせ会しおりDIY手作りキット〈表紙名入付〉「ホワイトローズ」(6部入)
顔合わせ会いつ開催できるか分からない・・・事前に準備できることは?
場所や食事メニューの下調べをしておく
いつ開催できるか分からない場合は、開催場所の下調べをしておきましょう。感染対策はできているか、料理はどんな物があるか、お祝いメニューはあるか、アクセスは便利か等を考慮しながら、開催場所のリサーチをゆっくりしてみましょう。また、手土産を何にするか調べておくのも良いですよ。
いつ開催することになっても良いように、顔合わせしおりを準備しておく
当日配布する顔合わせしおり。主に二人と両家の紹介や今後のスケジュールなどを案内するしおりなので、日付や場所の記載が無くても、何も問題ありません。今後のスケジュールも、結婚式の予定が決まっていない場合は、入籍や新居などの大まかな予定、結婚式については「コロナの状況を見ながら日取りと場所を決めさせていただきます」と一言載せれば、親御様も安心できます。
参考:【全部お任せ!印刷付】顔合わせ食事会しおり「チューリップ」(6部入)
入籍後の顔合わせ会になるのであれば、しおりの中の挨拶文で、「両家両親の承諾を得て●月●日に入籍を済ませることができました」と許しをもらえたことに対するお礼の一言を載せるのも大事です。
顔合わせがキャンセルになってしまった場合は、しおりだけ渡すこともできるので、顔合わせしおりは事前に用意しておくと安心です。
マスクケースなど当日渡す感染防止対策アイテムを準備しておく
当日、顔合わせ食事会の間にマスクをしまっておけるマスクケースがあると便利です。マスクをすぐに出したり入れたりすることができるので、気の利いたおもてなしになります。マスクケースに新しいマスクを入れておいて、食後は新しいマスクを使ってくださいというのも、さりげない気遣いです。マスクケースも事前に準備しておけますね。
また、オシャレなフェイスシールドなどの感染対策グッズを用意しておくのも。当日も安心しながら、明るく食事や歓談を楽しむことができそうです。
参考:【感染防止対策アイテム】結婚式専用ウェディングシールド「花束」
マスクケースもフェイスシールドも、顔合わせ食事会が延期になった場合でも使用できます。また、もし中止になってしまった場合も、顔合わせしおりと一緒に「使ってください」と渡せば、お二人の気持ちが伝わりますよ。
お二人と両家の気持ちを大切に
前代未聞の状況の中での結婚。お二人はもちろん、親御様の気持ちも複雑だと思います。新郎新婦・ご両家間で意見が分かれてしまうこともあるかもしれません。不安なことはそれぞれの親へ相談し、意見を尊重しながら、最善の方法を探ってみてくださいね。