【例文あり】コロナで結婚式が延期や中止に…ゲストへ送るお詫び状の書き方とは？

コロナウィルスにより結婚式の延期や中止が決まったら、真っ先にしなくてはいけないのが、ゲストへの連絡。ゲストは二人の結婚式に出席するために予定を空けてくれているので、結婚式の日取りが変わったり、中止になった場合は、すぐに招待しているゲスト全員へ知らせる必要があります。

新郎新婦と同じく、招待されたゲストも結婚式がどうなるのか、不安に感じています。やるべきことは色々ありますが、ゲストへの連絡を優先しましょう。式まで差し迫っている場合は、急いで電話やLINE等で状況や断りの連絡を入れますが、その後は「お詫び状」という形で、お詫びの連絡を郵送するのがマナーです。今回はコロナによる延期や中止のお詫び状の書き方と例文を紹介します。お詫び状作成の参考にしてくださいね。

お詫び状とは？

結婚式においてお詫び状は、予定していた結婚式が延期やキャンセルになった際に送ります。コロナ禍での延期やキャンセルのお詫び状の場合は、予定を空けてくれていたお礼と、延期やキャンセルになったことに対するお詫び、延期になった場合は新たな日程などを入れ込み作成します。

参考：【延期・中止のご案内】お詫び状（入力・印刷込み）

電話やメールでの連絡はNG？

コロナによる延期や中止は、決断が直前になる場合も多いため、まずは早急に、電話やメール、LINE等などで連絡を入れる方が多いと思いますが、その後正式に、お詫び状を郵送で送る方が良いです。招待状と同じように、正式に文書として送られてくるだけで、受け取る側の気持ちも違います。特に来賓や上司など目上の方には文書として送るのがマナー。また、式直前に中止や延期が決まることは仕方のないことですが、「急に中止になったのに電話やメールだけ？」と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。ゲストもコロナの影響で神経質になっていますので、やはりお詫び状という形で正式に送るのが安心です。

どうやって書けばいいの？お詫び状の書き方

頭語と結語、時候の挨拶を入れる

招待状と同じように、文章のはじめと末尾に頭語と結語を入れます。頭語は「謹啓」、結語は「謹白」が丁寧です。また、時候の挨拶も忘れずに。発送する月に応じた季節の挨拶（●●の候）を入れます。

差出人名は？

最後の差出人名は、新郎新婦のお名前を連名で記載します。ただ、親御様が主導の結婚式の場合など、招待状の差出人を親御様の名前で出した場合は、お詫び状の差出人名をどうするか、ご両親や式場プランナーなどに相談して決めましょう。

封書で送る

お詫び状は封書で送るのが一般的。ハガキの場合は、届いた側の家族などが見てしまう可能性があるため、封筒に入れて送るのがマナーとされています。

送るタイミングは？

お詫び状は中止や延期が決まったら、すぐに準備して送りましょう。早ければ早いほど良いです。どんなに遅くても挙式予定日の１週間前までには相手に届くように手配しましょう。仮に挙式予定日の１週間前など直前に延期が決まり郵送が間に合わない場合は、電話やLINEなどの口頭での連絡とは別に、後日お詫び状を改めて送る方がより丁寧な印象になります。

お詫び状の文例

お詫び状の文例をケース別に紹介していきます。作成の参考にしてくださいね。
※頭語・結語・季語などは省略しています。

結婚式が延期の場合（延期日が未定）

結婚式が延期の場合（延期日が確定）

中止の場合

予定通り結婚式を行う場合はゲストへの配慮を

延期や中止をせずに予定通り結婚式を行うことにした場合も、ゲストへご案内する方が丁寧です。ゲストは本当に結婚式があるのかな？と不安に思っています。出席辞退を考えているゲストへの配慮や、当日どのような感染対策をするかもお伝えしましょう。

結婚式を行う場合の例文

お詫び状どうやって作成する？

前述の通り封書で送るため、印刷したお詫び状とそれを入れる封筒が必要となります。招待状のようにデザインやリボンなどの装飾に特別こだわる必要はありません。入れる文章も多くはないため、A5サイズを二つ折りしたくらいの大きさが丁度良いでしょう。また、お詫び状は用意する数も多く急いで発送する必要があるため、印刷でかまいません。

参考：【延期・中止のご案内】お詫び状（入力・印刷込み）

お詫び状を印刷してもらえる業者もあります。結婚式の延期や中止で何かとバタバタするので、思い切って業者に頼む方が心にゆとりができるかもしれませんね。印刷を失敗する心配も無いので、安心ですよ。

参考：【延期・中止のご案内】お詫び状（入力・印刷込み）

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誠意を持ってしっかり対応しよう

今まで準備をしてきた結婚式の延期や中止。誰よりも新郎新婦が一番つらい思いをしています。やらなくてはいけないことが山ほどあっても、気持ちの整理が中々付かないかもしれません。一人一人ゲストへ連絡を入れるたびに、つらい気持ちになってしまうかもしれませんが、これからの二人の将来のためにも、ひとつずつ丁寧に誠意を持って対応していきましょう。二人が新しい人生をスタートするという事実は変わりません。大変な時を乗り越えた二人だからこそ、これから何があっても乗り越えられるはずですよ！