結婚式出席のゲストが気になる点とは?先回りして不安を解消しよう
一生に一度の結婚式。せっかく来てもらうのだから、ゲストには気持ちよく過ごしもらいたいですよね。さらにコロナ禍の今だからこそ、より一層ゲストの不安も気になるところでしょう。そこで今回は、ゲストが結婚式に出席する際に気になるポイントを挙げてみました。併せて、解決策や不安を解消できるアイテムなどもご紹介します。
お車代って出るの?
遠方からのゲストは、飛行機や新幹線を利用して結婚式に参加することが多く、中には前泊・後泊が必要になる場合もあるでしょう。お祝いごととはいえ、費用面を不安に思うゲストも多いはず。
出欠の返事をもらう前、招待する時点で、新郎新婦側でお車代を負担できるかどうか、負担する場合には金額も伝えておくのがマナーです。
また、結婚式会場がホテルの場合には、ゲストが宿泊するための部屋を押さえておくことも可能でしょう。中には、宿泊込みのプランやゲストの宿泊割引があるケースも。手配できるのであれば、「宿泊のご用意もあるので」と伝えておきましょう。
着付けやヘアメイクってどうしたらいい?
結婚式に参加するために、女性は着物を着たりドレスアップしたりしますよね。さらに、それに合わせてヘアセットも必要。
式場の近くの美容室やセット専門店で準備してそのまま参加するケースも多いので、事前にお店の情報をリサーチしておき、必要に応じて伝えると良いでしょう。
またヘアメイクや着付けをしてもらえる式場もあるので、そちらも前もって確認しておき、対応可能なら、案内状に一言添えておくと親切かもしれません。
当日の移動はどうすればいい?
式場の周辺が地元であれば、ある程度の行き方や移動手段はわかるかもしれませんが、すべてのゲストがそうとは限りませんよね。
招待状の中に、最寄り駅からの行き方(バスやタクシーなどの手段)、シャトルバスがある場合は時刻表の案内も入れておくと安心でしょう。
式場によっては、交通手段の案内やシャトルバスの時刻表のみを提供してもらえることもあるので、招待状を自分たちで作る場合は式場へ相談してみましょう。
二次会まではどこで過ごせばいい?
特に遠方から来場した場合など、式終了から二次会までの合間時間をどこで過ごせばいいか分からず困る人も意外と多いもの。
近くのカフェなどを調べて、情報を提供しておくと喜ばれるでしょう。招待状などにお店のURL、QRコードを記載しておくか、仲の良い友人であれば、SNSで共有すれば手間もかからないですよ。もしくは可能であれば、二次会の会場を早めに開放できるよう手配するのも◎
二次会も披露宴と同じところで開催する場合には、二次会開始までの間に待機できる部屋を借りられないか相談してみてもいいでしょう。控室がそのまま使える場合もあるようです。
子ども連れでも参加していい?
小さな子どものいるゲストの中には、実家等に預けるのが難しく、一緒に連れていく必要がある場合も。式には参列したいけれど、新郎新婦に迷惑をかけてしまうかも…と出席を悩む人もいるかもしれません。
まずは、授乳室やおむつ替えのスペースがあるか、食事の調整ができるかなど、式場が小さなお子さんへの対応が可能かどうかを確認しましょう。
対応が十分にできそうな場合は、そのことをゲストに伝えるのと同時に、「気にせずに連れてきてね」「子どもにも会えるのを楽しみにしてるよ」など招待状に一言添えたり、招待状を送ったあとに個別に連絡をしたりすると、安心してもらえるでしょう。
withコロナの結婚式でゲストが不安なこととは?
世界的に流行しているコロナウイルスにより、新郎新婦も、感染対策やゲストへの配慮に頭を悩ませているはず。ゲストが不安に感じるポイントをおさえて、解決策を考えていきましょう。
式場ではちゃんと感染対策がされている?
式場には、ある程度の人数が集まると想定されるため、参加すること自体を不安だと感じるゲストもいるでしょう。
2020年5月には、公益社団法人日本ブライダル文化振興協会より「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」が発表されており、各式場ではさまざまな対策がとられています。定期的に消毒を行う、ゲストへの引き出物等は手袋着用で対応など、予約した式場で実施されている感染対策を、あらかじめ共有しておくと良いでしょう。
参考:【感染拡大防止】コロナウイルス対策ご案内カード(入力・印刷込み)
招待状の中に、「コロナウイルス対策ご案内カード」を同封するのもおすすめ。感染症対策をしていることが伝わりやすく、ゲストの不安も和らぐでしょう。
会場の広さ、テーブル数と配置を伝えておくのも、安心材料のひとつとなりそうです。
その他、自分たちでできる対策として、感染対策アイテムを用意するのも◎
参考:ゲスト一人ひとりに受付で配るフラワーペン/50本アソート
たとえば、受付での使い回しを避けるために、みんなに配れるペンのセットを用意してみてはいかがでしょうか。
参考:ゲストカード・芳名カード「Bride and Groom ドレス(10枚入)」
また一般的に、受付ではご祝儀を渡して芳名帳に記入するという作業が必要となるため、密な状況ができてしまいがち。そこで、芳名帳ではなく芳名カードにして、各自席に座ってから記入してもらうスタイルにしてもいいでしょう。
マスクはしていくの?
コロナ対策に必須のマスク。とはいっても、「結婚式ではしていかない方がいいのかな…?」と迷うゲストもいるかもしれません。マスク着用のお願いを、あらかじめ招待状に記載しておくと親切ですよ。
さらに当日の心遣いとして、おしゃれなフェイスシールドやマスクケースを準備するのもいいでしょう。
参考:【感染防止対策アイテム】結婚式専用ウェディングシールド「サクラ」
当日は、写真撮影や食事など、どうしてもマスクを外す場面もありますよね。そんなときは、口周りをカバーできるウェディングシールドが便利。コロナ対策とはいえ、華やかなデザインなので結婚式にもぴったりです♡油性ペンでメッセージも書けるので、席札にそっと添えてみてもいいかもしれませんね。
マスクを外したあと、テーブルにそのまま置いてしまうのは衛生的にあまり良くないもの。マスクケースを事前に配っておくと、ゲストも安心でしょう。
抗菌加工がしてあるもの、結婚式らしい可愛いデザインのものなら、お祝いの場にふさわしく明るい気持ちになれそうですよね。
移動での感染が心配…
結婚式に参加する前に、移動での感染が心配なゲストもいるはず。土地勘がない場合は、混雑時を避けるなどの対策はしにくいですよね。事前に交通機関が混みそうな時間帯や路線などの情報を伝えて、できるだけ密な状況を避けられるように配慮しましょう。
参考:コロナ感染症対策取組宣言に使える!メッセージカード「Bride マスク」(10枚)
自分で自由にメッセージを記入できるカードを活用して情報共有をしてみてはいかがでしょうか。一目でコロナに関する内容だと伝わるデザインでありながら、イラストがとってもおしゃれ!
不安点を解消しゲストが気兼ねなく楽しめる1日に
事前にちょっとした心配りをしておくだけで、ゲストの結婚式への印象は大きく変わります。ゲストに楽しんで参加してもらえると、新郎新婦にとってもすてきな思い出になるはず。不安を事前に解消できるよう、できる限りの対策を練っておきましょう。ぜひ結婚式準備の参考にしてみてくださいね。