コロナ禍の結婚式、不安がないと言ったら嘘になる…ゲスト目線で考える結婚式の感染対策と心遣い
コロナ禍の結婚式、開催すると決めた新郎新婦さんにとって不安なことが多いですよね。その中でも、ご招待するゲストのことが気がかりなのではないでしょうか。実際のところ、招待されたゲストの方々は、お祝いしたい気持ちがある反面、参加することに不安がゼロという方はいらっしゃらないかもしれません。それなら、ゲストが少しでも不安にならないようなおもてなしってどうしたらいいのでしょうか。ゲスト目線で考えてみましょう。
ゲストが結婚式出席する際、気になっているのはココ!
コロナ禍で結婚式に参加するゲストが気になっているのってどんな部分なのでしょうか。一緒に探っていきましょう!
結婚式会場での感染対策ってどうなってるの?
感染対策はしてるとは思うけど、具体的にどんなことしているのが、前もって知っておきたい。もし自分が気になる部分の対策がされていなかったら、、、と思うとちょっと心配です。アルコール消毒とか持って行った方が安心かなぁ…とか考えちゃいます。
前もってどんな感染対策をしているのか知らせてくれたら嬉しいです。何も連絡がないと当日が不安だし、「どんな感染対策してるの?」ってこちらから聞くのは失礼かなって遠慮してしまうので。感染対策の温度差があると気になるので、ゲスト側にも「マスク着用」などのルールを示してくれると助かります。
現在、スーパーや商業施設など、どこに行っても感染対策が行われているのが当たり前に。結婚式場でも新様式での対応に取り組まれているところがほとんどなので、基本的な感染対策はバッチリ!そこに+αで独自の対策や工夫をされているという印象です。
けれど、「感染対策しているから大丈夫」と特に連絡しない or 軽く伝えるだけではなく、「こんなことしているから安心してお越しください」と具体的な内容をゲストにお知らせすることが、安心して来て頂くための心遣いやおもてなしのひとつになると思います。
それいいかも!卒花さんから学ぶ解決方法
ゲストに少しでも安心して当日参加していただけるように、招待状を郵送する際、会場での感染対策の内容を記載したご案内を別で準備して同封しました。別紙に記載しきれない詳細は、感染対策の詳細が紹介されている会場のWebサイトにリンクするQRコードを載せて誘導するようにしました。
最近は、招待状の文章内や別カードで「感染対策についてのお知らせ」を入れる花嫁さんが増えているよう。あわせて、ゲストの方への「マスク着用」「出入口でのアルコール消毒のご協力依頼」などもお願いされる場合もあるようです。
招待状を送ってしまった後なら、
①別途お手紙でお知らせ
②メールやLINEなどでお知らせ
③当日受付で感染対策について記載した用紙を配布や掲示
などの方法で対応されている方が多いようです。
感染対策のご案内は、会場で準備されている場合もあるようなので、是非確認してみて。用意がない場合は、PCで文章を作り、ハガキサイズくらいのカードに印刷して作るか、ネットでオーダーすることもできるようなので、それを利用するのも良さそう。
参考:【感染拡大防止】コロナウイルス対策ご案内カード(入力・印刷込み)
それいいかも!卒花さんから学ぶ解決方法
ソーシャルディスタンスや換気のことが気になる方も多いかなと思って、会場のレイアウト図やガーデンでの演出も考えていることをLINEでお知らせしました。披露宴の演出は当日のお楽しみという気持ちもありましたが、ゲストの安心が一番と思って。会場内が密にならないか…など、気になっていた方もいたようなので、「教えてくれてよかった」とお返事をくれた方もいました!
会場内のソーシャルディスタンスがどうなっているのか、気になるゲストもいらっしゃるかも。屋外での演出も考えていることなど、三密を回避する工夫をしていることを、事前にお知らせしておくと安心して頂けるかもしれませんね。「自分がゲストの立場だったら、ここがどうなっているか知りたいかも」ということを考えて、ゲストに情報開示すると良いかもしれません。
それいいかも!卒花さんから学ぶ解決方法
予備のマスクや携帯用アルコールジェル、フェイスシールドなどを準備して、まとめて当日配布したところ、とても喜んでもらえました。前もって「感染対策グッズをお配りする予定です」とお知らせしていたので、ゲストに少しでも安心感を与えることができたかなと思います。
当日、ゲストそれぞれに感染対策グッズを準備される方も多いです。
✓感染対策グッズをまとめて受付で配布する
✓飛沫対策用のフェイスシールドを準備する
✓予備のマスクやマスクケースを用意する
など、方法はいろいろ。卒花さん達のアイデアが参考になるので、是非チェックしてみて!
『ウェルカムギフト』として感染予防グッズを準備された卒花さんのレポートはコチラから
マスクを外した際の飛沫対策としてフェイスシールドを準備された卒花さんのレポートはコチラから
結婚式が近づいてきたら状況が変わるかも…
招待状の返信「参加」で出したけど、結婚式が行われる時期になったらまた状況が変わっているかも…。やっぱり「参加」で出してるから、後になって「欠席したい」というのは失礼ですよね(>_<)
新型コロナの影響で、世の中の状況は日に日に変化しているため、先の予定を判断するのはなかなか難しいですよね。新郎新婦さんだって、大丈夫かな…と心配している状況だと思いますので、ゲストの中には迷いがある方もいらっしゃるかも。
仕事や他の予定と重なったなど、どうしても出席できない理由がない限り、「欠席します」という返事をするのは、ゲスト側からするとかなり抵抗があるもの。お祝いしたい気持ちも大きい分、コロナを理由に欠席という返事をするのは勇気がいるかもしれません。こんな状況なので、「出席が難しい場合は、遠慮なくお知らせください」とゲストへ配慮のある一言を添えておくと良さそうです。
それいいかも!卒花さんから学ぶ解決方法
日々変化する状況の中、やっぱり参加に不安がある方もいらっしゃるかも…と思ったので、出席でお返事くださったゲストへ再度最終確認のご連絡を入れました。自分から申し出にくかったので、声をかけてもらって良かったという方もいたので、そういう気遣いって改めて大切だなと感じました。
招待状の返信ハガキは、結婚式の1~2ヶ月前をめどに回収する場合が多いですが、一旦出席のお返事をいただいた後でも、結婚式の日にちが近づいてきたころ、改めてゲストにメールなどで最終確認するなどの気遣いをしてあげられるといいですね。いまさらもうキャンセルできないよね…と、気をもんでいるゲストも中にはいらっしゃるかもしれません。
コロナ禍の状況で、会場側もゲストの参加不参加の回答が変化することを理解してくれていると思いますので、プランナーさんとも人数の変更がいつまで大丈夫か確認しておくと良いでしょう。
それいいかも!卒花さんから学ぶ解決方法
参加を迷っているゲストには、オンラインでの中継をするので、リモートでの参加も可能であることを伝えました。職業柄、結婚式への参加NGとお達しがでる場合もあるようなので、こちら側も柔軟に対応できるように、プランナーさんとも前もって相談しておきました。結果、リモートで参加してくれたゲストもいて、参加できたことをとても喜んでくれました!
コロナ禍の結婚式では、リモートの活用をされている方をよく拝見します。来場するのが難しい遠方の方やご高齢ゲスト、妊婦さんなど、ZOOM中継などで披露宴の様子を配信されているよう。本当は行きたかった…という方も多いので、オンラインでつながることができるので喜ばれるよう。
当日会場にはいらっしゃっているけど、披露宴会場には入らず、別会場を借りてそこで中継参加するという方法を取られる方も。直接新郎新婦とも触れ合う機会を設けることができるので、自分達でリモート中継を繋ぐのが難しいおじいちゃんおばあちゃんなどは、この方法で参加される方もいるようですよ。
ゲストの立場になって、思いやりのある対応をしよう
コロナ禍のウェディング、新郎新婦さんにとってもたくさん迷うことや悩むことが多くて、大変なことが多いと思います。けれど、せっかくならゲストに安心して心おきなく当日を楽しんでもらいたいですよね。自分が招待される側だったらどう思うだろう、どんな対応をしてくれていたら嬉しいだろう、そんな風に立場を置き換えて想像してみるといいかもしれません。
できること、できないこと、やりたいこと、やりたいけど難しいこと、色々とあると思いますが、そんな状況下の中でも感染対策をとりながら、素敵な結婚式を開催された卒花さん達も大勢いらっしゃいます。卒花さん達のアイデアを参考にしながら、お二人らしい結婚式を実現してください!
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