オンラインでの両家顔合わせ、何を準備したらいい?注意すべき点は?
コロナ感染者数が減らない状況が続き、感染者数が多い都道府県では緊急事態宣言も発令されました。そんな厳しい状況の中、結婚式はもとより両家顔合わせ食事会が中々開催できないという話も・・・。お互いの実家が離れている、医療関係の仕事をしている、などの理由により、両家が集うのが難しいというケースもあるようです。両家の顔合わせ会ができないと、次の段階に進むこともできず、もどかしい思いをしてしまいますよね。
そんな中、最近はオンラインでの両家顔合わせも増加傾向に。大事な行事だからもちろん直接会って挨拶したいけど、ひとまず初対面の挨拶をオンラインで行い、状況が落ち着いたら食事会を開きましょう、と切り替えるカップルが増えてきています。今日は、オンラインでの両家顔合わせ、どのように準備を進めればいいのか、どんな事に注意すればいいのかについて、見ていきたいと思います!
オンラインでの両家顔合わせ、最初にすべきことは?
オンラインでの顔合わせを検討する際、まず初めにすべきことは、事前に両家の親に、オンラインで顔合わせをしたいことをきちんと相談をして了承を得るということです。大事なことだから直接顔を合わせたい、というご両親の気持ちは当たり前。現在の状況と二人の思いを説明し、必ず両家の承諾を得てから準備を進めましょう。また、リモート通話をしたことないご両親の場合は、オンラインの顔合わせは未知の世界。どんな感じで当日通話するかを詳しく説明してあげると、ご両親も理解しやすいでしょう。
オンラインでの両家顔合わせ、準備することは?
両家両親に承諾をもらったら、当日に向けての準備です。では、どんなことを準備したらいいかを見ていきましょう。
日程を決める
まずは開催日と時間を決めます。これは通常の顔合わせ会と同じですね。新郎新婦・お互いの家族が落ち着いて時間を取れる日にちと時間で日程を決めましょう。オンラインの場合は場所の確保が必要ないので、比較的スムーズに日程を決めることができますよ。
飲食をするのかしないかを決める
飲食をするのかしないのかで準備することも変わってきます。食事をした方が和むかも・・・という場合は、リモート食事会にしてもいいですよね!食事をする場合は、料理の手配も必要。コロナ禍になってからは、宅配サービスも充実しています。お祝い膳を宅配してくれるお店もあるので、予め新郎新婦が料理を手配しておきましょう。
食事をしない場合も、飲み物は用意するカップルが多いようです。おめでたい会なので、乾杯の儀式はあったら和やかな雰囲気になります。お互いの両親が好きなお酒を事前に手配しておくといいですよ。
環境の確認をしておく
オンラインの顔合わせで必ず必要なのが、パソコンやタブレット、スマートフォンなどの対応機器。また、Wi-Fiなどのネット通信環境も必須です。通話方法はZOOMやLINE通話を利用する方が多いよう。ZOOMの場合、ホスト側がURLを発行し通話に参加してもらう形ですが、無料版は40分の制限があります。LINEの場合、まずはグループを作成し、グループ通話でつながります。使い易いやり方を試して当日を迎えるのがベストですね。
リハーサルをしておく
オンラインの場合は、通信環境によって通話が途切れたりすることも。事前にご両親へ使い方を説明し、環境が大丈夫か、当日問題なく通話できるかを確かめるためにも、リハーサルをしておく方が安心です。
両家顔合わせしおりを事前に渡しておく
今や顔合わせ食事会の定番となっている顔合わせしおり。オンラインの場合は、作成したしおりを事前に両親へ渡しておきましょう。遠方に住んでいる場合は、飲み物や手土産などと一緒に送っておけばOK。通常の顔合わせ食事会の場合は、あまり文字が多いと読むことに集中してしまいがちですが、事前に渡す場合は、内容を充実させて作りましょう。両家家族紹介も情報を少し多めに入れてもいいですし、二人の出会いやヒストリー、記念品についてなど、盛り沢山の内容で作れば、事前にご両親が情報を頭に入れておくことができますよ。
参考:顔合わせ会しおりDIY手作りキット〈表紙名入付〉「毬紅葉」(6部入)
手土産を事前に送っておく
飲み物やしおりだけでなく、顔合わせ食事会で渡したいと思っていた手土産も送っておけば、二人の気持ちが伝わります。二人から記念となる品を送ったり、お互いの実家の名産を送り合っても当日の会話が弾みそうですね。
参考:【結ギフト】顔合わせ会で贈る記念ギフト「熊野筆チークブラシ」
ガーランドやお花などを用意する
新郎新婦二人は新居から通話する場合は、お部屋を顔合わせ会仕様に飾り付けても!「両家顔合わせ」と書いたガーランドを作成して飾ったり、少し華やかなお花を生けて飾るだけでも、明るい雰囲気になりますよ。
オンラインでの両家顔合わせ、当日の流れは?
オンラインでの顔合わせの場合も、通常の顔合わせと基本的には同じ。始まりの挨拶 ~ 両家家族紹介 ~ 乾杯・歓談 ~ 結びの挨拶に加え、婚姻届の記入や婚約指輪の披露などもオンラインですることができます。始まりの挨拶では、新郎がオンライン顔合わせについての説明を合わせて行いましょう。また、オンライン通話の画面をスクリーンショットすれば、記念撮影もできます。工夫をすれば、通常の顔合わせ会と同じプログラムで進めることができますよ。
オンラインでの顔合わせ、注意点は?
では、次にオンラインでの顔合わせで注意すべき点を見てみましょう。
身だしなみに気をつけよう
オンラインでの顔合わせでも、身だしなみには気をつけましょう。あまり堅苦しくなる必要もありませんが、ラフすぎるのもNG。事前に服装について、ご両親と相談しあっておいたら安心です。
新郎新婦が進行役をしっかりと務めよう
オンライン通話に慣れていないご両親の場合は、緊張して中々話さなかった・・・という声も耳にします。そこは新郎新婦がしっかりとリードしてあげましょう。沈黙が長くならないよう、事前にプログラムを準備して、新郎がしっかりと進行役を務めましょう。新郎新婦が実家に住んでいたり、実家に行ける場合は、ご両親の側について参加すれば、ご両親も安心して話ができますよ。
結納はできない
オンラインでの顔合わせは比較的できることが多いですが、金品を交換する結納の儀式はできません。結納を予定している場合は、簡単な挨拶で済ませ、後日改めて日程を調整する必要があります。
今できる方法の一つとして、オンライン顔合わせも選択肢に
いかがでしたでしょうか?オンラインでの顔合わせは、両家両親の快諾がもちろん必要ですが、実際に行ったカップルからは、「やって良かった」「何とかできた」という声がたくさんあがっています。コロナの感染状況がよくなるのを待ち続けて、中々前に進むことができない状況ですが、今できる一つの方法として、オンラインでの顔合わせも考えてみるのもいいかもしれませんね。
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