みんなどう思う?家族婚や少人数婚で司会者って必要 or 不要?
コロナ禍の影響で、結婚式の規模を縮小して開催されるという新郎新婦さんも増えてきました。そこでふと湧いてきたのが「ゲストの人数が少ない場合、司会者って必要なの?」という疑問。たしかに、大人数で開催するわけではないから、司会者って必要ないのかも?でも、司会者なしで結婚式って進められるもの?とどっちが正解かよくわからないですよね。今回は、家族婚や少人数婚での司会者問題について考えてみましょう。
結婚式での司会者の役割って?
結婚式の司会者さんの役割は、予定されたスケジュール通り、披露宴を進行していくことですよね。限られた時間内で予定している演出などを進めつつ、時にはちょっとしたトラブルにも臨機応変にアドリブで対応される、そんな披露宴進行のプロフェッショナルなイメージがあります。
実際に私の経験として、これまで出席したことがある結婚式を思い返してみると、毎回司会者の方がいらっしゃって、披露宴を進行されていました。みなさん、プロの司会者の方だったと思います。
自分自身の結婚式でも、プロの司会者の方に披露宴を進行して頂きました。その時思ったことは「あぁ、やっぱりプロの司会者さんはすごいなぁ…」ということ。機材などのトラブルがあっても、時間通りうまく進行しなくても、その間を埋める話術や対応力などが素晴らしく、やっぱりプロの方って違うなぁと感じました。
結論として、大人数が集まる結婚式には、スムーズな進行とその会をとりまとめる役割として「司会者は必要」ということに落ち着きます。
家族婚や少人数婚での司会者必要 or 不要問題
では、家族婚や少人数婚ではどうでしょう。両親と新郎新婦だけ、両親兄弟姉妹と新郎新婦だけなど、ゲストとして身内以外を呼ばない場合などは、司会者は必要なのでしょうか。メンバーも気心が知れた人ばかりなので、司会者がいなくても良さそうな気もしますよね。司会者がいないメリット、デメリットをあげて考えてみましょう。
司会者がいないメリット
費用を節約できる
司会者をつけない場合はその料金を節約することができます。結婚式の司会者は式場で手配してもらう場合が多いですが、自分達で司会者を手配したり、友人や親戚の方へ依頼するという方もいらっしゃいます。プロの方であっても、友人親戚の場合であって、司会をお願いする場合はきちんと報酬を支払う必要があります。プロの方に担当して頂く司会者の方のキャリアなどによって料金にはひらきがあるようで、相場は3万~15万くらい。友人に依頼する場合は、2~3万円を包むのが相場のようです。
気兼ねがない、アットホームな雰囲気になる
司会者がいないと、自由な雰囲気で会を進行することができるので、よりアットホームな雰囲気で結婚式を楽しむことができます。ある程度予定は決めていたとしても、その場の雰囲気で自由に過ごしたいというカップルには司会者なしもオススメ。
司会者がいないデメリット
会の進行役がいない
進行役がいないということは、新郎新婦がタイムスケジュールを考えながら対応していく必要があるということ。自分達主導で色々やりたい!という新郎新婦さんにはオススメですが、主役であるお二人はかなり負担がかかるかも。
何か起きた時の対応力が不安…
進行役の方はタイムスケジュールをしっかり管理しながら会の進行をしています。プロの方の場合、なにかトラブルが起きた時の場繋ぎや、会場の空気を読んだ臨機応変な対応にも長けているため、ハプニングが起きた時にも安心です。司会者なしの場合、そういう部分をフォローしてくれる人がいないのが少し不安かもしれません。当日のそういうハプニングも全部ひっくるめて楽みたい♪と思うなら、それはそれでお二人らしい楽しいお式になっていいかもしれませんね。
ゲストの人数に関係なく、司会者がいた方が安心!
以上のメリット、デメリットを踏まえ思うところは、「ゲストの人数に関係なく、披露宴の司会者はいた方が安心!」ということ。人それぞれ思うことは違うと思いますが、主役であるお二人がしっかり結婚式を楽しむためには、会の進行について色々気を配りながら過ごすより、プロの力を借りて、その場をしっかりと楽しむ方がきっと得策です!
新様式の結婚式の方法として、オンライン結婚式を選ぶ方もいらっしゃいますが、その場合、会場に新郎新婦おふたりだけの場合も、あえて司会者をつけるという方も多いようです。オンラインは慣れていないと意外とやり取りや会話のタイミングが難しかったりするので、司会者の方がうまく進行やゲストとの会話の橋渡しをしてくださると安心ですよね!
司会者がいるとココが安心!
先ほどは司会者がいないメリットについて考えましたが、逆に「司会者がいるメリット」について考えてみましょう。
新郎新婦の紹介
新郎新婦がどんな人なのかというプロフィールや、どんな風に出会って結婚に至ったのか、今日どういう気持ちで結婚式を開催したのかなど、お二人のことを上手にまとめて紹介してくれます。結婚式までに新郎新婦としっかりと話をして、エピソードを引き出しまとめてくれるのは、やっぱりプロならではの技!
ゲストの紹介
家族婚や少人数婚なら、ゲストのちょっとした紹介も司会者さんへ頼むの良いかもしれません。お互いの家族のことが分かりますし、新郎新婦がどういう風にその人を思っているかを司会者さんが上手に代弁してくれるので、ゲストも喜んでくれるはず。結婚準備にあたり、お手伝いをしてくれたゲストの紹介と感謝の気持ちを伝えたい旨も、併せてお願いしておくと良いです。
プロならではの進行の上手さ
場慣れしているプロの司会者は、臨機応変の対応の上手さが際立ちます。予定通り進まなかったり、トラブルが起きたりしても、落ち着いて対応してくれるので安心感があります。こちらが時間を気にしていなくても、タイムスケジュール通り進行してくれるので、指示を待つだけで済みますね。
シーンによって使い分けられるトーク力
結婚式は楽しい雰囲気だったり、感動のシーンだったり、その場面場面に寄り添った司会者の声のトーンやボリュームの使い分けが、より雰囲気を盛り上げてくれることもあります。プロの司会者には、空気を読んだ対応も期待できますね。
以上のように、披露宴に司会者のいるメリットって結構大きいかもしれません。ただ、他人同士なので、自分達と合う合わない問題がある場合も…。自分達の結婚式を素敵に盛り上げてくれる人がどうか、しっかりとコミニケーションをとって確認し、当日安心して任せられる司会者さんを探せるといいですよね!
新郎新婦もゲストも満足できる結婚式にするために
結婚式は、他のイベントのように一生のうちに何度も経験することがないものだから、その当日失敗しても次成功すればいい…というものではありません。一生に一度の一大イベントだからこそ、後悔のないように過ごしたい!そのためには、自分達に心の余裕がないと難しいですよね。
家族婚や少人数婚でゲストが少ないから、司会者なくても大丈夫かな…と思っても、当日はやっぱり予期せぬことが起きたり、思うように進められなかったりするもの。司会者をいれることで、その部分の不安が解消するなら、迷う必要はないかも!最終的にお二人が理想とする結婚式、ゲストが楽しんで満足して帰っていただけるような結婚式を実現するために、司会者が必要かどうかを判断してみてくださいね。