現役司会者が教えてくれた♡結婚式での演出のポイントとは?
結婚式をする際にチェックしておきたいポイントとなる項目を、現役ブライダル司会者としてご活躍中の山形さんにお伺いしました♡司会者が思うステキ演出やぐっとくるスピーチ方法など、結婚式を控えたプレ花嫁さんは要チェック♡です。
ウェルカムスピーチって行った方がいい?
祝辞の方よりも先に行うウェルカムスピーチ。新郎のみが話す事も多いけれど、新郎新婦二人で話すスピーチもアリです!一番初めに話すので、緊張もあると思いますが、スラスラ話すと「しっかりしているなぁ~」と、尊敬の空気になるし、スピーチを噛んだりしても「緊張しているな!」と、和やかな空気にもなるので、どちらでも成功です!「皆さん!飲んで食べて笑って楽しんで下さい!」と、思いを伝えられるのもいいですね。スピーチ時間は30秒~1分以内がオススメです。
ゲストへの思いを司会者にも伝えておくと◎
祝辞や友人スピーチ、お色直しエスコートや余興の方との間柄や、その方との思い出などを司会者に伝えておくといいですよ。司会者も知っておくと、コメントできるので嬉しいはずです。ただ、スピーチされる前に「○○様は、いつも職場で大きな力を下さり、プライベートでも食事に行った思い出や、結婚の報告をさせて頂いた後にお花をプレゼントしてくださいました。」など、先に司会者が紹介してしまうと、スピーチの方が話そうと思った内容を、先に言われてしまった…なんてことにもなるので、あくまでも情報の一つとして伝えておくぐらいがいいかな。
人気演出<フォトラウンドサービス>のメリットとデメリット
テーブルで撮るフォトサービスを選ばれる新郎新婦さんがとても多いです。
メリットとしては
- ゲスト全員と写真を撮ることができる
- 自分達からゲストの元へと行き、感謝の気持ちを伝えられる。
デメリットとしては
- 時間がかかる
- ゲストに着席してもらわないといけない
など、良さもあれば悩む所もあります。ゲストが100名ならば、かかる時間として約25分。テーブル毎にゲスト個人のカメラでも写真を!となると、特に時間もかかります。写真は大切な思い出なので、披露宴の進行を考えながらフォトサービスを入れてみて下さいね!
新婦手紙の内容はどうしたらいいの?
新婦手紙は、恥ずかしいから読みたくない。と話される新婦さんもいらっしゃいます。私個人の思いですが、絶対に読んだ方がいい!今まで一番近くで成長を見守ってくれた親御さんは、披露宴では新郎新婦から一番遠い席から見守ってくれています。今までの感謝と新たな出発の思いを、ぜひ伝えてほしいです。ある新婦さんのお手紙の一文に「私が産まれた時、どんな思いでしたか?」とありました。結婚と出産は新たなスタートと同じ一歩の踏み出しです。この言葉を聞いた時、親御様は出産の日の喜びを思い出されたことでしょう。
新郎謝辞ではこのことを伝えたい
数年前の新郎謝辞では、ゲストの皆様に感謝の気持ちを伝え、これから頑張っていく決意を宣言するのが主流でした。最近は、ゲストへのお礼の後、新婦の親御様への感謝と決意、ご自身の親御様へ感謝と頑張る気持ちを伝え、ゲストの皆様にこれからの思いを伝える謝辞が多くなってきました。どれも素敵な謝辞でぐっときます。言ってはいけない言葉や言うべき事を聞かれることもありますが、私が伝えるのは披露宴での時間で感じたことを、そのまま伝えてみたらいいですよ!と言います。祝福に包まれたそのままの言葉が何より素晴らしい謝辞です!
出典:http://speechesforwedding.info
いかがだったでしょうか?現役司会者としてポイントをご紹介しました。色々書かせて頂きましたが、いつも思う一番素敵な披露宴は、新郎新婦が幸せいっぱいの笑顔で過ごす披露宴です。ゲストの皆さんは、新郎新婦を祝福したいと思い集まってくれ、新郎新婦も今までの人生で支えて下さった大切な皆さんに集まってもらっています!だからこそ、何より主役のお2人が笑顔で過ごす披露宴が一番大切な事だと思うのです。読んで頂いた皆さんの披露宴が大切な思い出となりますように、心から願っています(*^_^*)
広島市内を中心に約700組のブライダル司会を担当。
新郎新婦に安心感を持ってもらい、お2人もゲストの皆様も笑顔の大切な時間となるように、マイクを握っている。