義理両親との仲が深まるサプライズ!手紙に思いを込めて感謝の気持ちを伝えよう
花嫁が朗読する両親に向けての手紙は、結婚式でも感動のクライマックスを迎えるシーンです。しかし「義理両親に向けても気持ちを伝えたい」「新郎も両親・義理両親に向けて気持ちを伝えたい」と考える人も多く、今は新たなサプライズの形も増えています。
そこで今回は、新郎新婦それぞれが義理両親に向けて気持ちを伝えられる手紙のアイデアをご紹介。“手紙”に思いを込めて、義理両親との仲を深めてみませんか?
結婚式で義理両親の席に手紙を置くアイデアが素敵♡
義理両親に気持ちを伝えられる機会はなかなかありません。しかし、最近では結婚式の席札や席札の横に手紙を置いて、感謝の気持ちを伝える新郎新婦も多いようです。サプライズにもなる、素敵な演出ですよね。
義理両親に気持ちを伝えられる絶好の機会
結婚式は、2人にとってはもちろん新郎新婦の両親や兄弟、親せき、友人たちにとっても特別な1日です。人生でも1・2のハレの日である結婚式は、実の両親へはもちろん義理両親にも気持ちを伝えられる絶好の機会。感謝の気持ちを手紙にし、これから家族となる義理両親にサプライズで伝えてみましょう。
席札メッセージを活用して気持ちを伝えても
席札の裏にメッセージを書きこんでゲストへ気持ちを伝えるのは、今や結婚式の定番サプライズとなっています。実はこの席札メッセージ、義理両親に気持ちを伝える手段としてもおすすめなんです。特別な席札にしたい人は、義理両親への感謝の気持ちを書き込んでみましょう。
花嫁の手紙の朗読文章は実の両親だけにしたいという場合にもおすすめ
披露宴の最後に、花嫁が両親へ向けて手紙を読むというシーンは多くあります。実の両親への手紙の最後に、義理両親へ向けて一言添えるというケースもありますが、手紙を読み上げたあとは実の両親にその手紙を渡すという人も少なくありません。しかし、実の両親に渡す手紙に義理両親への言葉があると少し違和感があるため、できれば実両親に向けた内容だけにとどめたい、と考える新婦も。
義理両親にも言葉だけでなく残る形で気持ちを伝えたいという場合は、義理両親の席に手紙を置いてみてはいかがでしょうか。
義理両親へ手紙を書くときのポイントとは
では、どのようなところに気をつけて義理両親へ手紙を書けばよいのでしょうか。ポイントをみていきます。
その場ですぐに読みきれる長さを意識する
義理両親に精一杯の気持ちを伝えようと手紙を書き始めたものの、意外と長くなってしまった…。実は、こんなケースも珍しくありません。
想いがあふれることは悪いことではないのですが、読む側には負担になってしまうことも。800文字ほどでとどめて、サッと読んでもらえる程度の長さを意識するといいでしょう。
手紙は2人で1枚ではなく新郎新婦それぞれ1枚ずつがベスト
新郎新婦からそれぞれの義両親に向けての手紙は、2人の気持ちを1枚にまとめるのではなく、それぞれ1枚ずつ用意するのがベスト。1枚にまとめようとすると新郎新婦それぞれの気持ちが表現しにくくなるため、あまりおすすめできません。
2枚の手紙をひとつの封筒に入れるとバラバラにならないので、できるだけ1枚ずつ書くようにしましょう。
【文例】新郎新婦から新郎の両親へ向けての手紙
ここからは、実際に手紙を書くときに活用できる、文例をご紹介します。
新郎新婦から新郎の両親へ向けて手紙を書くときは、
- 感謝の気持ちを伝える内容
- 両親の長所を褒める内容
などのポイントを盛り込むと、新郎の両親に気持ちが伝わりやすくなるでしょう。
感謝の気持ちを伝える文例<新婦→義理両親>
「家族の一員として迎えてくださりありがとうございます」
「今日こうして〇〇家の一員として迎えてくださったこと 本当にうれしく思っていますありがとうございます」
新婦にとって新郎の両親は、新郎の長所も短所もよく知る心強い味方となってくれる存在です。結婚生活のスタートラインである結婚式のときに感謝の気持ちを伝えておくと、その後の円満な関係が築きやすくなります。
感謝の気持ちを伝える文例<新郎→実両親>
「これまで〇〇年間 愛情一杯育ててくれてありがとう 今日の日を迎えられたのも2人のおかげです」
「今までなかなか素直に感謝の気持ちを伝えたことってなかったよね 今日こうして晴れ姿を見せられるのも 2人が大切に育ててくれたおかげです 本当にありがとう」
実の両親に感謝を伝える機会は、男性にとってそう多くないはず。今の自分があるのは両親のおかげであるという事実に対して、感謝を述べられるとベストです。
新郎の両親の長所を褒める文例<新郎・新婦→新郎の両親>
「お父さんお母さんのようなおしどり夫婦になれるよう 2人で力を合わせていきます」
「僕たちの目標は 2人のような尊敬しあえる夫婦になることです これからも僕たちのお手本でいてください」
新郎の両親夫婦の良いところを褒めながら、自分たちも見習いたいという方向に持って行くと、両親への尊敬の気持ちとこれからの決意が同時に表現できます。
【文例】新郎新婦から新婦の両親へ向けての手紙
次は、新郎新婦から新婦の両親へ向けての手紙を書くときに活用できる、文例をご紹介します。
新郎新婦から新婦の両親へ向けて手紙を書くときは、
- 感謝の気持ちを伝える内容
- 決意を伝える内容
などを盛り込むと、新婦の両親に気持ちが伝わりやすくなるでしょう。
感謝の気持ちを伝える文例<新郎→新婦の両親>
新郎が義理両親へ感謝の気持ちを表すには、新婦の存在を意識した文章にするのがおすすめ。新婦と結婚できる喜びを、義理両親の子育てへの感謝とともに伝えられるとベストです。
感謝の気持ちと決意を伝える文例<新郎・新婦→新婦の両親>
「僕たちの結婚を認めてくださり、改めてありがとうございます お父さんお母さんを見習いながら 幸せな家庭を築いていきます」
「初めてお父さんお母さんとお会いしたとき 〇〇さんと楽しく過ごされている姿を見てこんなに素敵な家庭の一員になれるなんてと とてもうれしく思いました。これからどうぞよろしくお願い致します」
新郎目線で2人の気持ちを伝える場合は、結婚を認めてもらったことへの感謝と、これから2人で歩んでいくことに対しての決意を合わせて文章にしましょう。
感謝の気持ちを伝える文例<新婦→実両親>
「今まで大切に育ててくれてありがとう 結婚しても私はいつまでも2人の娘です これからもよろしくお願いします」
「お父さんお母さんが一生懸命大切に私のことを育ててくれたから 今日この日を迎えることができました」
結婚を機に、自分たちの手から離れていく娘。新婦の両親は、うれしい気持ちよりも寂しい気持ちが優っているケースも少なくありません。感謝の気持ちを伝える手紙には、今までの感謝とともにこれからも娘であることに変わりないということを添えて、両親を安心させてあげましょう。
感謝とこれからの決意を手紙にして義理両親に伝えよう
両親はもちろん、義理両親に手紙を渡す機会はそうあるものではありません。結婚式は普段伝えられない気持ちを伝えられる特別な日。「あのとき伝えておけばよかった」と後悔しないためにも、感謝の気持ちを手紙にしてみてください。義理両親もきっと喜んでくれるはずですよ。