どんなことに注意したらいい?席次表の疑問アレコレと事前準備のポイント
結婚式に欠かせないペーパーアイテムと言えば、招待状・席次表・席札。その中でも席次表は、ゲストが当日自分の席を確認するとっても大事なアイテムです。また、席次表に、メニューやプロフィールを入れれば、当日ゲストに読んでもらえるおもてなしアイテムとしても活用できます。招待状を発送したら、次は席次表の準備。人の結婚式に参加したことがあればもらったことがあるかもしれない席次表ですが、実際いざ自分が作るとなると、疑問点も出てくるみたい。結婚式の席次表、どんなことに注意したらいいか、またどんなスケジュールで進めれば良いのか等、席次表の疑問アレコレについて見ていきます!
席次表準備のスケジュール
まず、いつから準備を進めたら良いかが気になるところ。大体式の4ヶ月前くらいから徐々に下調べや準備を進める花嫁さんが多いようです。具体的に見てみましょう。
挙式2~3ヶ月前
手作りするか OR 印刷を頼むか、デザインをどうするかを決める
まずポイントは手作りするのか、印刷を式場や業者に頼むか。予算を抑えたい、材料にもこだわって自分で作りたい!という場合は、手作りがオススメ。ただ、手作りするにはデータ作成や印刷をするパソコンやプリンタなどが必要になってきます。
手作りする余裕や時間がなく、また印刷のクオリティを求めたい場合は、式場や印刷業者に注文する方が◎。オシャレな印刷込みの席次表はネットでも注文できます。色々検索してお気に入りの席次表を見つけましょう。式場で発注する場合は、プランナーさんと連絡を取りながら、スケジュールなどを確認しましょう。
参考:「ボタニカルmono」おまかせ完成品席次表(入力・印刷込)
また、招待状とお揃いにしたい、統一感を出したいといった場合は、招待状を決めるタイミングで席次表のリサーチが必要です。
挙式1ヶ月前
配席やレイアウトの決定 → 手作りなら材料とデータ準備、印刷付きなら業者に発注する
ゲストからの出欠の返信が来るのがこのタイミング。返信が来たら、出欠を確認しながら配席を決めます。配席に困った場合は、式場や両親へ相談しながら決めて行くことをオススメします。
ゲストの出欠返信が来たら、必要部数も決まります。手作りの場合は、材料の調達とデータの作成に取りかかっておくと安心。印刷業者に頼む場合は、このタイミングで注文しておきましょう。直前まで欠席や変更がでるかもしれないので、まだ印刷は行わないようにします。また、この時期にメニューやプロフィールなど、席次表に一緒に印刷する内容も決めておきます。
挙式2週間前
ゲストや席も確定するこの頃に、大体印刷をかけます。印刷する前に、誤字・脱字・肩書きに間違いが無いかなど、入念にチェックしましょう。特に名前の誤字や上司の肩書き間違いはタブー。新郎新婦それぞれが自分側のゲストのチェックをすることを忘れずに。また、必ず式場のプランナーさんにもチェックをしてもらってから印刷しましょう。
こんな時どうする?席次表の疑問アレコレ
席次表の準備を進める上で、「こんなときどうすればいいの?」と疑問が出てくることもあります。良く耳にする疑問アレコレを見ていきます。
必要部数は?
大人のゲスト数分を作成するのが一般的ですが、ご夫婦には1部でも大丈夫です。しかし、プロフィールやメニュー等の読み物を入れた場合は、1人1部お渡しする方が良いです。また、お子様ゲストには不要です。
メニュー表・プロフィールは入れた方がいい?
プロフィールは当日ゲストが読んで楽しめるので入れた方がオススメです。新郎新婦それぞれのゲストはどんな相手と結婚するのか知らないことが多いので、席次表のプロフィールで自分たちを簡単に紹介することができますよ。メニュー表に関しては、別で用意するのもあり。オシャレなメニュー表はテーブルコーディネートにもなるので、別で用意してもいいですね。
参考:ペーパーランチョンマット席札デザインBメニュー付【黒板風】
また、プロフィール部分に入れる写真は、幼少期の写真を入れるのもオススメ。「かわいい~」とゲストが思わず笑い合うきっかけにもなりますよ。
参考:【完全お任せ】〈おしゃれ〉クラフト席次表(入力印刷込・両面印刷)
プロフィールブックやムービーなどに活用!昔のプリント写真をデータ化する方法
ゲスト数の違いがある場合はどうする?
席次表を作る際に困ることの中で多いのが、新郎新婦ゲストの人数差。席次表には肩書きで新郎側新婦側が分かってしまうため、特に新婦側のゲストの方が多い場合は、悩まれる方が結構多いんです。新郎新婦側のゲスト数の差が気になる場合は、肩書きに敢えて「新郎(新婦)」を入れずに、一言コメントで作成する方法もあります。また、友人のテーブルは新郎新婦混合にするなどの工夫で、対応することもできます。
彼より私の方が多いけどいいの?結婚式の席次、ゲスト差の解決法はコレ!
少人数婚だけど必要?
次に良く聞く席次表の悩みは、親族だけなどの少人数婚でも必要?という点。席の配置を確かめるという名目であれば、席札だけあれば少人数の場合は大丈夫です。ただ、席次表は、どんな関係性なのか、また相手方の親族の名前を覚えるという役割もあります。少人数でも用意する方が、より親切と言えます。
少人数の場合、余白が気になる、大げさな席次表は用意したくない、という方が多いのでは?そんなときは、コンパクトサイズで作成したり、プロフィールや家族の紹介で内容を充実させるのがオススメです。
参考:<少人数専用>コンパクト席次表「春日」10部セット(入力・印刷込)
テーブルレイアウトが複雑・・・どうすればいい?
逆に人数が多い場合や、テーブルが横に8テーブルある・・・等、テーブルの配置が多かったり特殊な場合は、手作りでは難しいことも。自宅のプリンタだとA4サイズが多いため、入力できても文字が小さすぎる、窮屈すぎるといったことになりかねません。そういう場合は、印刷業者に頼む方がオススメ。特にデータ作成から行ってくれる業者なら、自分達の結婚式にあったレイアウトでデータを作成してくれるので、安心して任せることができます。
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ここだけは抑えておこう!基本的な注意ポイント
ゲストの肩書きや名前が入る席次表は細心の注意を払う必要があります。次は、これだけは抑えてほしい基本的な注意ポイントを紹介します。
名前や肩書きの誤字、席次表への載せ忘れはNG
一番してはいけないのが、名前の誤字や肩書きの間違い。また、席次表へ名前を入れ忘れた!なんてミスもたまに有るようです。一番のポイントは、思い込みで入力せず、返信ハガキの名前を見てから確認すること。また、入力後は、肩書きも一字一字しっかりとチェックしましょう。
席の配置(上座・下座)を間違えないようにしよう
席の配置特に会社関係など主賓に関しては、並びに気をつけましょう。高砂に近い場所が上座になります。席次表を印刷する前に、式場担当者に確認し、上座と下座を間違えないように注意しましょう。
「両親への敬称は無し」敬称に注意
席次表には一般的に全員に「様」を付けますが、両親には基本付けません。兄弟姉妹に関しては、未婚の場合は付けないことも多いです。また、小さいお子様は、「くん・ちゃん」を使えばより親近感が湧きます。注意するポイントは、新郎新婦側ゲストで敬称を揃えることです。
参考:写真で魅せるプロフィールブック(席次表付)スタンダードMONO
忌み言葉に注意
結婚式のアイテムには忌み言葉といって、不幸を連想させるワードは使用しないのが一般的。席次表の中でも、挨拶やプロフィールなどで使用しないよう注意しましょう。また、句読点も使いません。
忌み言葉って知ってる?新郎新婦が結婚式で避けたいNGワードまとめ
予備知識を備えて、スムーズに準備を進めよう
ゲストの手に渡る席次表は気をつけなくてはいけない点がいっぱいあります。でも、事前知識やポイントを抑えておけば、式直前に焦ることなく、スムーズに作成することができます。また、お気に入りのデザインを見つけ、クオリティ高い席次表に仕上げることも。ミスなく、満足のいく席次表を作成し、余裕を持って当日ゲストをお迎えしてくださいね!!!