和装花嫁さん必見!和装ヘアメイクのあれこれ
仏式・神前式・お色直し・前撮りで和装をお召しになる花嫁さん必見です!!!お着物を滅多に着ることがない現代。和装のことを聞かれても『何のこと?全くわからない…お任せで!』とおっしゃる花嫁さんは多いもの。実際、なかなか何がいいかもわかりませんよね。知っておくとスムーズにヘアメイクさんと相談できますので、なかなかわからない和装ヘアメイクのあれこれをご紹介します♡和装を着るか悩んでいる方も着たくなるかも!?
和装の髪型はどうしよう…
意外に花嫁さんが悩んでいるのは髪型です。※自髪にするか、おカツラにするか迷いますよね。特におカツラなんて実際に見たこともない方が多いのではないでしょうか。『TVでなら見たことあります〜!』『意外に大きいんですね』『面白い〜!』『生え際すごーい!何?この網みたいなやつ』『真っ黒じゃないんですね』と様々な感想を聞きます。実際にご覧になった方は、色んな意味でビックリされます。でも大丈夫!絶対に似合うおカツラはありますから安心してくださいね♡『抵抗があって初めからカツラは考えていません!』とおっしゃる花嫁さんでも被ってみると『やっぱりカツラにする♡決定!』という方も中にはいます。ぜひ、迷っている場合は被ってみてください。ブラウンのおカツラもありますからね♡
※自髮…自分の髪
カツラを被ってみたい場合はどうするの?
事前にカツラを被ってみたい方はヘアメイクさんに相談しましょう。実はおカツラには、サイズ・色・大きさ・形・メーカーなどさまざまな種類があるんです。だから、予約なしで被るのは美容室によっては難しいかもしれません。常に全種類のおカツラが揃っているとは限らないからです。どうしても、かんざしを挿したりすると定期的に結い直し(メンテナンス)が必要になります。また、頭の大きさ・髪の毛の量など人によってはさまざまなので、事前に予約して花嫁さんに合ったおカツラを用意してもらっておくのがベストです。その後、※おカツラ合わせをするといいでしょう。おカツラ合わせ前に、実際にヘアメイクさんとお会いできる機会があれば尚いいですね。洋装リハーサルの時に合わせてもらえると時間短縮になりますよ。
※カツラ合わせ…実際に被って試す。サイズ等の確認のための事前リハーサル。
角隠し・綿帽子はどっちにしよう?
※角隠し…白無垢・色打掛のどちらにも合わせれる。おカツラ・かんざしが見えて華やか。出典:http://hanayomewakon.jp
※綿帽子…基本的には白無垢に合わせる。お顔しか見えない分、初々しさ・奥ゆかしさがある。中にはオーガンジー素材でおカツラが透けで見えるものもある。
どちらも自髪でもおカツラでも使用可能ですが、自髪の場合はおカツラのように高さとハリを出さないとつけれません。髪の毛の量や長さによっては、自髪スタイルでつけることは不可能な場合もありますので、つけたい方が決まっている花嫁さんはしっかりとヘアメイクさんに相談してくださいね♡無理につけてしまうと、思っていたシルエットにならないことがありますよ。そうすると不自然さが出てくるので気をつけてくださいね。
メイクは白塗りされるの?
多くの花嫁さんが心配なのは『メイクは白くするの?』ということです。最近は、お色直しでドレスになることも多いので、以前のように白くせず、なるべく自然に仕上げるのが主流です。ただおカツラが黒く重みがある分、普段よりしっかり目にメイクしないと違和感があり、品がなく見えてしまうことがあります。また、日焼けしたお肌だと気持ち白くした方がいいでしょう。特に白無垢の場合は、全身が白になるのでお肌が強調されてしまいます。お顔だけでなく、手・首・うなじも見られますよ。ヘアメイクさんよって、お化粧道具やメイクのやり方が違うので不安な方は、確認しながらお支度をすることをオススメします。
口紅はやっぱり真っ赤なの?
白無垢の場合は、正直『真っ赤』が映えます!口紅が薄いと、どこか寂しそう・顔色が悪い・華やかさに欠けるなどマイナスなイメージを与えがち。赤と言っても、ピンクより・オレンジより・ワインレッド・つやあり・マットなど種類があるので似合うものを選んでもらいましょう。お写真に映えるよう、しっかり塗っている方が素敵♡トータルで美しいのが一番です。心配な方は、徐々に濃くしてもらってくださいね。
このように、実は知らなかった和装ヘアメイクのあれこれ。細かいことはわからなくても、少しでも知っていると安心ですね♡日本人として、ぜひ素敵に和装をお召しになっていただきたいです!アルバムに和装姿が残っていると、歳を重ねた時にきっと『やって良かった!』と思えますよ♡伝統的な“白塗り和装”を希望の方は、ぜひ相談してみましょう。